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ブログの主に騙され「泥舟」に乗ってしまった読者たち 齢者はなぜネトウヨにはまるのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/256027
2019/06/14 日刊ゲンダイ (C)日刊ゲンダイ 不当な懲戒請求に対して7人の弁護士がネトウヨブログ「余命三年時事日記」の読者らの提訴に立ち上がった。対抗するかのように、ブログ主側は「懲戒請求者960人の会」を結成し、結束を呼びかけていた。 ブログ主側が反撃に出たのは昨年10月29日のことだった。その日、NHK「クローズアップ現代+」で<なぜ起きた? 弁護士への大量懲戒請求>が放送された。番組ではインターホン越しにブログ主を直撃し、ブログ主の肉声も流された。 その放送が始まる直前、約1カ月ぶりに「余命ブログ」が更新され、日ごろから差別やヘイトと闘っている神原元弁護士らに7億2000万円の損害賠償を求める訴訟を起こしたと“宣戦布告”をしてきたのだ。 ネットはこの話題で騒然となった。裁判所に納める手数料の印紙代だけで軽く200万円を超える訴訟だ。提訴を疑問視する声もあったが、結論をいうと事実だった。 ブログ主側はこうした事態に備えて訴訟費用のカンパを募っていた。一説によると、数千万円単位のお金が集まっていたともいわれている。 原告は「960人の会」会長のT氏ら3人が代表となったブログ読者712人で、神原弁護士が事前に送った慰謝料を求める通知書が“脅迫”に当たるなどと主張していた。これに対して神原弁護士は3億6700万円の支払いを求めて反訴した。6月10日現在、すべての判決で懲戒請求自体は不当だったとされている。 遅れて佐々木亮弁護士らも同額で訴えられたとの情報が流れた。調べると、訴えはいったんは受け付けされたが、ひっそり取り下げられていることがわかった。なぜ取り下げられたのかは謎だ。 そして今年春になると、今度は「裁判を起こされたことで精神的苦痛を受けた」などとして、弁護士らに50万円から100万円の損害賠償を求める「逆提訴」がさみだれ式に始まった。 金竜介弁護士らは「懲戒請求した際に書いた懲戒請求書をもとに記者会見を開かれるなど誹謗中傷された」などとブログ読者8人からそれぞれ100万円の支払いを求める訴訟を起こされた。 これはおかしな話である。そもそも原告は「懲戒請求は匿名でできる」とブログ主に騙されたのだ。実際は、懲戒請求者の住所・氏名は対象弁護士に知らされる。なぜなら、弁護士は懲戒請求に対して弁明書を書かなければならないからだ。相手が誰か知らなければ書けない。それをあたかも「個人情報漏洩」のように言うのは、ブログ主が考えついた奇想天外な言い訳に過ぎないのだ。 一連の大量懲戒請求や“逆提訴”に共通しているのは、ブログ主が直接加わっていないということだ。自らは安全圏に身を置いているようにも見える。一方、泥舟に乗ってしまったブログ読者は、舟が沈むまで気がつかないようである。 三宅雪子 ルポライター 1965年3月5日、米国ワシントン生まれ。玉川学園女子短期大学、共立女子大学を卒業後、民放テレビ局に21年間勤務。元衆議院議員。 父は三宅和助元シンガポール大使、祖父は石田博英元官房長官。著書に「福祉と私 〜『支えあう社会』を国政の場から〜」
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