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2019年 06月 10日
【全仏テニス・・・男子の決勝は、昨年同様、第2シードのナダル(西)と第4シードのティーム(墺)の対戦に。ナダルが6−3、5−7、6−1、6−1で勝利し、全仏3連覇、驚異とも言うべき12回めの優勝を果たした。(*^^)v祝
昨年、決勝で負けたティームは、強風が吹き荒れる準決勝でジョコを3−2で破り、雪辱に燃えていたのだけど。クレーではパワーも巧さも際立つナダルには、まだ力が及ばす。後半は、タフだった準決勝の疲れも出てか脚や腕が思うように動かず、ナダルのペースで試合を運ばれてしまった。(~_~;)
女子は早くからシード選手が負けて、ベスト4に残ったTOP10選手は、第8シードのバーティ(豪)だけということに。<あとは第26シードのコンタ(英)、そしてノーシードから勝ち上がった19歳のボンドロウソバ(チェコ・38位)、17歳のアニシモバ(米・51位)>
結局、バーティが決勝でボンドロウソバを6−1,6−3で下し、四大大会の初優勝を飾った。(*^^)v祝
尚、車いすテニスの部門、男子が国枝慎吾が単では2連覇ならずベスト4で終わったものの、複で3年ぶりの優勝。(*^^)v祝 女子は、昨年2冠だった上地結衣が、今年は単複とも準優勝だった。また今年初めて行なわれた男子上下肢障害でスは、菅野浩二(リクルート)が3位になった。"^_^"で、7月初めの全英に向けて、ここからは芝のシーズンにはいるですぅ〜。 o(^-^)o】
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ところで、安倍内閣&防衛省は、イージス・アショア(陸上型の迎撃ミサイル)の配備を秋田市と萩市(山口県)に行なうことを勝手に計画。自治体や住民を説得するために、様々な資料や報告書を作って、自治体に提出したり、説明会を開いたりしている。^^;
そんな中、先週の記事に書いたように、秋田市の基地周辺の地形に関して、誤ったデータを提供していたことが発覚し、住民の怒りを買うことに。<『安倍、米と「密約」ではなく「紳士協定」?+防衛省、イージスで誤データを提供、住民だます』>https://mewrun7.exblog.jp/28368084/
しかも、防衛省が誤ったデータを作ったのは、実際の現場できちんと調査をせずに、安易にグーグル・アースの地図を利用していた上、その使い方が誤っていたからであることが判明。<地図の専門家が、防衛省の作った資料の図を見て、グーグル・アースのものと酷似しているって気付いたのよね。(・・)>
それも、断面図で高さの縮尺が変えてあるのに気付かず。そのまま地図や断面図を定規や分度器ではかって、仰角を記したというのである。(゚Д゚)
これには、mewもビツクリ&唖然だったのだが。当然にして、地元の自治体や住民はますます反発を買うことに。
おまけに8日に開いた説明会の最中に、防衛省の職員が居眠りをしていたこともあって、住民の怒りと不信感がさらに増している。(**)
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というか、防衛省でこの手の調査を担当している職員は、素人orおXXなのだろうか?(~_~;)
昨年も、辺野古の海底の調査結果に問題があったことが判明したのだが。これじゃあ、このイージス・アショアの件だけでなく、辺野古の件にせよ、他の問題にせよ、彼らが国民や住民に示す調査資料は、簡単に信用できまい。
防衛省だけでなく、他の省庁でも、次々と調査データの不備、誤り、捏造などが見つかっているし。日本全国の国民は、だまされないように注意した方がいい!(**)
『イージス・アショア説明会 防衛省が居眠り謝罪
地上型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画を巡り、防衛省は住民への説明会で職員が居眠りをしていたとして謝罪しました。
防衛省東北防衛局・伊藤茂樹局長 :「住民説明会という非常に重要な場におきまして、このような行為を行ったことにつきまして本人も深く反省しており、私からも深くおわび申し上げます」
秋田市で8日に開かれた陸上自衛隊新屋演習場へのイージス・アショア配備についての住民説明会では、防衛省の職員の一人が居眠りをしていたとして参加者から怒りの声が上がっていました。9日の説明会では配備について住民から疑問の声が相次ぎましたが、防衛省側からは、新屋演習場を選んだ理由について具体的な説明はありませんでした。
参加した住民:「住宅地に近いし、あの説明だけではちょっと納得できないですね」
この問題を巡っては、防衛省が県と秋田市に演習場が配備に適しているとする調査結果を伝えた際、データに誤りがあったことも分かっています。(ANN19年6月9日)』
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『防衛省、実地調査せずグーグルアース使う 幹部が認める
陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の秋田市への配備を巡り、防衛省が作成した調査報告書に誤りがあった問題で、同省幹部は8日、実地調査をせずに、デジタル地球儀「グーグルアース」を使用していたことを明らかにした。陸上自衛隊新屋(あらや)演習場の代替地から周囲の山までの角度を測る際にグーグルアースを使ったが、山の縮尺が縦方向に拡大されていることに気づかず、実際とは異なる角度を記載していたという。
防衛省は地元の要望を受け、新屋演習場のほかに候補地がないか代替地を調査。青森、秋田、山形3県の国有地19カ所を調べ、そのうち9地点について、周囲の山がレーダーの障害になるという理由で「不適」と結論づけ、5月に秋田県と市に調査結果を伝えた。ところが、国有地から周囲の山を見上げた際の「仰角」が実際より過大に記載されていたことが発覚し、地元の反発を招いていた。
防衛省によると、報告書の作成者はグーグルアースを使って断面図を作成したという。起伏を強調するために図が縦方向に拡大されていることに気づかないまま、代替地から山までの距離と山の高さを定規で測り、三角関数を使って仰角を割り出した。その後、分度器を当てて確認したが、もともとの断面図が間違っていたため、仰角が本来より大きくなっていた。
8日に住民説明会のため秋田市を訪れた防衛省幹部が、会議終了後の報道陣の取材に対し、こうした作成の経緯を認めた。(曽田幹東、神野勇人)(朝日新聞19年6月9日)』
『報告書には、国有地から周囲の山までの断面図が掲載されている。この断面図に分度器をあてると、報告書で表示された「角度」に合致する。ただ、断面図は縦と横の縮尺が同じではなく、縦方向を強調するように作られていた。
朝日新聞が調べたところ、この断面図は、グーグルが提供する無料の「グーグルアースプロ」(デジタル地球儀)で作成した断面図と酷似していた。
一般財団法人日本地図センター相談役の田代博さん(69)は「グーグルアースプロの断面図作成機能を用いて作成したと判断できる」と述べる。別の専門家も「フォントや断面図の色使いから、グーグルアースプロを使って描いたと考えられる」と話した。
報告書の断面図は垂直方向に約4倍拡大され、垂直方向と水平方向の縮尺は一致していない。
田代さんは「一般的に、断面図は地形の起伏をわかりやすく表示するため、垂直方向を数倍拡大して作成する」と説明する。そのうえで「実際の地形とは違うので、その断面図上で仰角を測る作業は絶対に行ってはならない」と指摘した。(朝日新聞19年6月9日)』
『<地上イージス>調査結果「信用性ない」住民の怒り噴出
住民が反発を強める中で説明を強行した防衛省に対し、批判や怒りの声が相次いだ=8日、秋田市新屋
秋田市の陸上自衛隊新屋演習場を候補地とする地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を巡り、防衛省は8日、5月末に公表した現地調査結果について、同演習場に近接する新屋勝平地区で住民説明会を開いた。新屋以外の配備検討箇所を「不適」としたデータに誤りが発覚したことに対し、「調査結果全体に信用性がない」と批判や怒りが続出した。
冒頭、調査結果報告書に記載された国有地からの山の照射角度(仰角)に誤りがあったことに、住民から「再調査後に改めて説明すべきだ」との声が上がった。怒号が飛び交う中、防衛省側が半ば強行する形で説明を進めた。
同省の五味賢至戦略企画課長は不手際を釈明した上で「他の調査に誤りはない」とし、新屋が配備適地であると言い切った。住民の不安解消に向けた(1)レーダーの住宅地からの隔離(2)警備体制拡充−などの対策を並べ、安全性を強調した。
出席した住民は「電波の人への影響の有無に疑問が残ったままだ」「事故があったら想定外では済まない」とむしろ反発を強めた。
演習場周辺の16町内会でつくる新屋勝平地区振興会の佐々木政志会長(69)は「新屋ありきの結果に興味はない。なぜ新屋なのか。全ての調査をやり直してほしい」と突き放した。
伊藤茂樹東北防衛局長は説明会後の取材に「改めて調査結果を精査し、資料を作り直した上で説明したい」と述べるにとどめた。
同省は9、10日も市内で住民説明会を開く。新屋勝平地区の町内会ごとの説明会も開催する方針だが、同地区振興会は配備反対を理由に拒否することを8日の説明会前に申し入れた。(河北新報19年6月9日)』
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先日も書いたように、防衛省は多くの候補地の中から、秋田市の陸上自衛隊新屋(あらや)演習場を東日本では「唯一の適地」だとして、ここにイージスアショアを配備しようとしているのだが・・・。
候補に上がった19カ所のうち9カ所で「レーダーを遮蔽(しゃへい)する山がある」として山頂までの仰角のデータを示し、他の10カ所は津波の恐れやインフラ不足などを理由に「不適」としていたという。
しかし、グーグル・アースの読み方や使い方を間違えたため、この9カ所全てで山の抑角を実際よりも大きな数字にしていたわけで。秋田市の住民が、防衛省がこの調査に限らず、他にもいい加減な調査や資料提供、説明をしていたのではないかと。最初から「新屋演習場」ありきで、それに合わせて資料を作っているのではないかという疑念を抱いたとしても、致し方あるまい。(-"-)
昔は、官庁の役人は、ともかくデータや数字の正確性にはこだわっているので、その点は信頼できると言われていたものなのだが。
安倍二次政権が始まってから(過去のものも含めて)、次々と調査の不備、数字の誤り、書類の捏造などが発覚しており、どんどん行政府が示す数字が信用ができなくなっている。(-"-)
これは国民にとっては大きな問題&損失だし。国にだまされる危険性も大きいと言えるわけで。国民自身もそうだが、専門家やメディアにも、しっかりと行政府が出して来る資料や数字をチェックして欲しいと願うmewなのだった。(@@)
THANKS
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