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丸山に辞職を促す糾弾決議が与野党一致で可決。but丸山は辞職しないと宣言&進次郎は棄権(日本がアブナイ!)
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/641.html
投稿者 笑坊 日時 2019 年 6 月 07 日 20:06:26: EaaOcpw/cGfrA j86WVg
 

https://mewrun7.exblog.jp/28370424/
2019年 06月 07日

6日、衆院本会議で、北方領土へのビザなし交流ツアーに参加中、「戦争発言」「オンナ発言」など問題のある言動を行なった丸山穂高衆院議員(35)に対する糾弾決議案を、(形式的に)全会一致で可決した。(**)<糾弾決議案の全文は*1に>

<尚、自民党の小泉進次郎氏は「腑に落ちない」として、決議を棄権した。^^;>

 丸山氏に対しては、同氏が所属していた維新の会の呼びかけに応じて、野党6党会派が「辞職勧告決議案」を提出していたのだが。

 自公与党は当初、「出所進退は自ら決めるべき」と主張。まだ「戦争発言」がメインで伝えられていたこともあってか、「けん責決議案」を提出して済ませようとしていた。^^;

 しかし、その後、戦争発言に関して、北方領土の元島民はもちろん、様々な関係者、関連する市町村などからの批判が強まった上、ロシア政府からも批判の声を受けることに。

 さらに、丸山氏が泥酔して、卑猥な言葉をわめき続けたり、強引に外出しようとしたりしていたことが発覚し、TVなどにも大きく取り上げられたため、自公与党も「けん責」では済まないと判断。「国会議員としての資格はない」と、自発的な辞職を求める内容の「糾弾決議案」に切り替え、野党に協力を要請したのである。(・・) <何か「糾弾決議」という表現もどうかと思うけどね。^^;>

 ちなみに、安倍首相も参院本会議で野党の質問に答える形で、丸山氏の発言を批判していたのだが。自民党の対応は、安倍官邸の意向に沿ったものではないかと思う。

<維新の松井代表がロシア大使館やビザなしツアーの団長などに謝罪に出向いたのも、安倍官邸の意向を忖度してのことかも。>

『参議院の本会議で野党側から丸山議員の言動についての認識を問われた安倍総理は、丸山氏の言動は外交交渉によって問題解決を目指す政府の方針とは全く異なるとした上で、次のように非難しました。

 「相互理解の増進を図るという四島交流事業の趣旨に反し、元島民の方々のお気持ちを深く傷つける遺憾極まりないものであったと考えます」(安倍首相)

 しかし、丸山氏が議員辞職すべきかどうかについては、自らの発言は自らが責任を持つべきものと発言するにとどめました。(TBS6月6日)』

* * * * *

 当の丸山穂高議員はと言えば、元島民に対しては不適切な発言を行なったとして謝罪していたのだが。それでも「戦争発言」に関しては、いわゆるウヨ保守派系から、丸山氏をサポートする声もあったことから、自分なりの主張や弁明する機会を求める発言もしていた。

 しかし、その後、オンナ発言や外出騒動などが明るみになった途端、急に雲隠れすることに。^^;衆議院運営委員会の理事会の聴取も「障害のため2ヶ月の療養が必要だ」との診断書を提出して、拒否したままだし。6日の本会議も欠席した。(-"-)

 ただ、今回の衆院による「糾弾決議」に対しては、すぐにツイッターで反応を示し、議院辞職をしない意思を明らかにした。

『丸山ほだか@maruyamahodaka 6月6日
 ただちに自ら進退について判断を。仔細は議運への提出文書の通り、行蔵は我に存し毀誉は他人の主張にて。その任期を全うし前に進んでまいります。
衆議院議員 丸山穂高』

<幕末、明治の政治家、勝海舟の「行蔵(こうぞう)は我に存し毀誉(きよ)は他人の主張にて(自分の行いは自分の信念、ほめたりけなすなどの評価は他人の主張)」という言葉も引用。議員辞職しないという主張を、貫く意向を示した。(日刊スポーツ19年6月6日)』

『丸山議員への糾弾決議、全会一致で可決 本人は欠席
 
 衆議院は6日の本会議で、北方領土・国後島へのビザなし訪問の際、酒に酔った上で、戦争による領土奪還論や下品な言動を繰り返した丸山穂高衆院議員(35=日本維新の会を除名)に対する糾弾決議を、全会一致で可決した。

 決議を読み上げた高市早苗・衆院議院運営委員長は、「憲法の平和主義に反する発言をはじめ、議員としてあるまじき数々の暴言を繰り返した」とした上で、「国益を大きく損ない、衆院の権威と品位を著しく失墜させた」と厳しく非難。「国会議員の資格はないと断ぜざるを得ない。直ちに、自ら進退について判断するよう促す」とした。事実上の「辞職勧告」のような内容だった。

 ビザなし訪問の際の言動だけに、今後のビザなし交流への影響を念頭に「威力業務妨害ともいえる(行動)」と、強い表現も盛り込まれた。

 衆参両院事務局によると、国会議員への糾弾決議は初めてだが、法的拘束力はない。(日刊スポーツ19年6月6日)』

『丸山穂高議員に全会一致の糾弾決議 背景に悪質な言動の数々

 北方領土を戦争で奪還する趣旨の発言をした丸山穂高衆院議員に関し、当初対応が分かれていた与野党が6日の衆院本会議で「糾弾決議」を全会一致で可決した背景には、「戦争」発言に匹敵する丸山氏の悪質な言動の数々があった。

 議員辞職勧告決議案を出した野党に対し、自民党は「発言だけで議員の身分を問うべきではない」と慎重で、辞職までは求めない「けん責決議案」にとどめた。だが5月23日発売の週刊誌報道で、国後島滞在中の泥酔状態の丸山氏が「女を買いたい」と言って夜間に宿舎を出ようとし、止める政府職員に「国会議員には不逮捕特権がある」と言い放っていたと判明した。

 丸山氏が外出を果たした後にロシア官憲に拘束されれば、ロシアの主権に基づく法執行を認めるかどうかの外交問題に発展する。自民党の対応は一変した。大島理森衆院議長も、自民党に丸山氏本人の聴取を衆院議院運営委員会の理事会で行うよう助言。23日の理事会では、自民から丸山氏の聴取を提案した。野党からは「急展開だ。与党が呼ぼうと言い出すとは思わなかった」との声が漏れた。

 しかし丸山氏は翌日の理事会を欠席。2カ月の休養が必要だとする医師の診断書を提出した。6月3日には与野党の動きを「人民裁判的」と批判する弁明書を提出。「反省よりも反論が強く出ている感じで、なおさら心証を悪くした」(野田佳彦前首相)だけで、自民党は糾弾決議案提出に動き出した。野党も「事実上、辞職勧告決議案と変わらない」と受け入れた。

 可決後、与野党からは「重く受け止めてほしい」(自民・森山裕国対委員長)、「決議の趣旨を本人が自覚すべきだ」(公明・斉藤鉄夫幹事長)、「重みを受け止め、出処進退は自身で判断することを期待したい」(国民民主・玉木雄一郎代表)との声が出た。

 一方、自民党の小泉進次郎厚生労働部会長は「かばえるものは何もないが、出処進退は議員一人一人が判断すべきだ」として採決に出席しなかったことを明かした。

 丸山氏は弁明書では「出処進退は最終的には選挙での有権者の判断による」と記し、次期衆院選立候補も示唆。丸山氏を除名した日本維新の会からは「意地でも対抗馬を立てる」との声も漏れる。【立野将弘、野間口陽】(毎日新聞19年6月6日)』

 実は自民党の議員、とりわけ超保守派の議員の中には、丸山氏の戦争発言に理解を示している人が少なからずいたし。強く辞職を迫ることにも抵抗を示す議員がそれなりにいたはずなのであるが。

 丸山氏のオンナ発言や外出の問題がTVで取りざたされるようになったことや、早くこの件で幕引きをはかりたいという安倍官邸や自民党幹部などの意向も働いてか、急に自公与党が「糾弾決議案」を出すことに方針を変更。これにとまどいを覚えた議員もいたのではないかと思われる。^^;
 
 そんな中、自民党の小泉進次郎氏がこの「糾弾決議」を棄権して、注目を浴びることになった。(・・)

『進次郎氏が採決退席 丸山氏の糾弾決議「腑に落ちない」

 自民党の小泉進次郎衆院議員は6日、衆院本会議で全会一致で可決された丸山穂高衆院議員に対する「糾弾決議」の採決時に退席した。「みんなで糾弾するということに自分の中では腑(ふ)に落ちなかった」と記者団に述べ、国会の対応を批判した。

 小泉氏は「丸山さんの言動はかばえるものは何もない。でも、議員の出処進退は議員一人ひとりが判断すべきことで、辞めなかったとき、その方をどうするかを判断するのは選挙だ。それが有権者に与えられた民主主義という力だ」と指摘。「決議理由には『人間としての品位を疑わせる』とまで書いている。個人の批判は自由で、政治家は甘んじて受けなければならない立場。だけど国会として(批判する)というのは、私は次元が違う話だと思っている」と述べた。

 衆院はこの日、北方領土返還に関し「戦争」に言及した丸山氏に対し、「院として国会議員としての資格はないと断ぜざるを得ない」などとして、事実上の議員辞職を促す「糾弾決議」を全会一致で可決した。事前に全会一致を申し合わせる「異議なし採決」のため、各議員の賛否はわからない。丸山氏は国会に提出した弁明書で議員辞職を否定している。決議に法的拘束力はない。(永田大)(朝日新聞19年6月6日)』

<全会一致って言っても、「異議なし採決」の形式的なものだったわけで。本当は自民党の中に、他にも異論があった人がいたかも知れないのよね。^^;>

* * * * *

 実際のところ、まずは、議員本人が出所進退を判断すべきだと思うのだが。もし憲法に反するような言動を行なったり、国民に迷惑をかけた上、国の利益を損ねるような言動をしたりしても、本人がそれを自覚してまともな判断を下せなければ、ずるずる議員を続けることになる。(-"-)

 また、民主主義の国では、議員の身分は有権者に委ねられているものだと思うし。以前から繰り返し書いているように、問題のある言動を行なう議員は、何より落選させることが、本人にとっても他の議員にとっても、いい薬になると思うのだけど。

 でも、選挙が遠ければ、すぐに落選させることもできないし。<下手すれば、何年も待たなければならない。> 比例単独の候補になっているような議員の場合は、選挙区のように落選させることは難しいのが実情だ。_(。。)_

 そうなった場合、国民や国会は何もできないのか。一度、選挙で選ばれた議員は、重大な刑事犯罪を犯さない限り、何を言おうとやろうと、許容しなければならないのか。それもまた、理不尽であるし。国民の利益を損ねるものだと思うのだ。(**)

 というわけで、今回の決議は「あり!」だと思うのだが。これで幕引きをするのではなく、この丸山氏の「戦争」発言のウラにある超保守タカ派の考え方の問題も、しっかり追及して行かなければならないと思っているmewなのだった。(@@)

 THANKS


 

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コメント
1. 日高見連邦共和国[14140] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年6月08日 07:14:14 : g6UNgo7bGc : Yi5qWFo3UjlHcmM=[7] 報告
辞任しねーなら、国会出てこいよっ!

・・・という正論、自民は言えない。特に甘利。(笑)

2. 2019年6月08日 10:16:09 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[1254] 報告
丸山氏の速やかな辞職求める
.
日本共産党
2019/06/06 に公開
2019.6.6 志位委員長の会見
https://www.youtube.com/watch?v=XaaCKQf_dKA
3. 2019年6月08日 19:02:23 : D0QUl32qUN : OWczZmhIbUhDL3c=[232] 報告
安倍自公 本当にやるの? 尻尾切り
4. 前河[2250] kU@JzQ 2019年6月09日 03:54:25 : eYgQOu0cNU : Y0JoSm9IMXhuMjI=[43] 報告
とっとと辞めろクズ。

こんなクダラナイ事の決議に税金が使われている事自体が許せない。

無駄な経費に無駄な時間に無駄な放送。全てが無駄。

なんのために決議してんの?なに「糾弾決議案」って?丸山救済の特別案としか思えん。

懲罰委員会によるクビでいいだろ。何のために懲罰委員会があるんだ?ここで使わずいつ使う?

5. 前河[2251] kU@JzQ 2019年6月09日 04:00:39 : eYgQOu0cNU : Y0JoSm9IMXhuMjI=[44] 報告
こんなクズが恥をさらしても迷惑を皆に掛けても辞めないのは、国会議員のうまみがあり過ぎるからだろう。

国会議員の特権なり優遇措置があり過ぎるじゃないか?マスコミはタイゾウ(じゃなくてもいいが、元議員などに)にもう一度確かめさせて、場合によっては特権や優遇を減らすべきかもしれない。

楽して暮らせるシステムになっていないか?などチェックする必要がある。

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