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官房長官が異例の外遊で「ポスト安倍」の声も上がるが… 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/253389
2019/05/09 日刊ゲンダイ まさに異例中の異例の訪米(菅官房長官)/(C)日刊ゲンダイ 菅義偉官房長官が9日から訪米してペンス米副大統領はじめ要人と会談する。 首相が内外を飛び回っていても、常に官邸にあって不測の事態に備えるのが官房長官の大事な仕事であって、官房長官の外遊そのものが前例が少ない上に、ホワイトハウスを訪れて副大統領と会うなどまさに異例中の異例。さっそく政界雀の間では「ポスト安倍の有力候補に浮上か」などとはやし立てる声も聞こえるが、本当のところはどうなのか、自民党ベテラン秘書氏に聞いた。 「菅首相? ないね。二階俊博幹事長が3月に『安倍4選は大いにあり得る』と言ったのは、『4選はない』という意味だ。ないどころか、安倍が3期目の残された任期2年4カ月を全うする可能性もきわめて少ないということだ。次にやはり二階が『菅はポスト安倍の有力候補』と言ったのは、『有力候補ではない』という意味だ」と彼は言う。 判じ物のようだが? 「早すぎるアドバルーンは先に落ちるのが必定だろう。すでに安倍政権は、改憲も北方領土も拉致もアベノミクスも出口が見えず、八方塞がりの状態。これでは夏の参院選は『どれだけ負けを少なくできるか』の戦いとなり、その結果次第でポスト安倍の政局展開のスピードが決まってくるのだが、それがどうであれ、安倍が任期途上で不本意な形で政権を投げ出すことになる可能性が高い。そうすると、この内閣の変わることなき主柱だった菅も共同正犯であって、安倍に取って代わる資格など生じるわけがない」とのことだ。 もう1人、自民党中堅議員にも「菅政権」の可能性について尋ねた。 「私の仲間たちの間では『それだけはごめんこうむりたい』ということです」と言う。 なぜ? 「陰湿なんです、表情も声音も、やることのすべてが。人事とか候補者選びとかでも、人の弱みを押さえて有無を言わさず引き回し、その裏ではちゃんと自分の得につながるような打算を仕込んでおくといった、巧妙と言えばそうなんですが、まあ小ざかしいというか、姑息なやり方をする。睨まれると怖いから文句を言う者はいないけれども、心から支持して従っていく者は絶無でしょう。器が小さいと言うか、人の上に立つ人ではないです」と辛辣である。 そういった悪評を吹き飛ばすだけの大成果をワシントンから打ち上げることができるのか。菅訪米に注目したい。 ジャーナリスト 高野孟 1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。
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