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有識者も“軟禁”…安倍官邸「新元号」発表へ秘密保持の異様
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/250984
2019/04/02 日刊ゲンダイ トイレも職員随行(元号に関する懇親会)/(C)共同通信社 異様なピリピリムードだった。安倍官邸は1日の新元号発表まで、候補も含めて事前に情報が漏れないよう、秘密保持に全力を挙げた。有識者懇談会メンバーや衆参両院正副議長らのスマホなどを没収。有識者には官邸に入る際に所持品検査を受けさせ、元号案提示後も部屋にとどめ、“軟禁状態”に。有識者がトイレに行く時も職員を随行させる徹底ぶりだった。 その上、官邸建物内に置かれている植木全部に盗聴器などが仕掛けられていないかも総点検。会議が行われた部屋には盗聴防止の妨害電波を流すほどの念の入れようで、官邸に詰めた記者たちの携帯電話までつながりにくい状況に陥った。 官邸は新元号が事前に報じられれば差し替える方針だったが、徹底した秘密管理もあって杞憂に終わった。とはいえ、数時間後には日本中に知れ渡る新元号をまるで最高レベルの国家機密扱いとは、何から何まで異様な対応である。 首相官邸に妨害電波について問い合わせると、「われわれ事務方は承知しておらず、何も答えようがない」(報道室)とのこと。誰の発案、指示かも不明なまま、盗聴防止の妨害電波が発信されるなんて、スパイ映画も真っ青。今の官邸は戦時下の秘密警察さながらではないか。 ■選考過程は一切国民に知らせず 新元号発表会見の菅長官も、首相談話発表時の安倍首相も「令和」の考案者や新元号案の数、意見聴取の場でどのような意見が出たのか――など、国民が知りたいであろう疑問を記者から投げかけられてもノーコメント。元号に込めた思いだけを一方的に押しつけ、選考過程はベールに閉ざしたまま。令和は国民に一切、決定プロセスを伏せた“密室”元号なのだ。 「国民主権と象徴天皇制を定めた現行憲法の施行から間もなく72年。いまだ元号制定の経緯すら国民に知らせない安倍政権の姿勢には違和感しかない。後世の検証に耐えられないだけでなく、『由らしむべし、知らしむべからず』という封建時代の発想すら感じます。驚いたのは発表直後から、NHKの女性解説委員が新元号の由来について、スラスラと答えていたこと。仮に政権側が距離の近い一部記者を選別し、事前に新元号に関する情報を漏らしていたとしたら、由々しきメディアコントロールです。特ダネを求め、特オチを恐れる他の記者たちも『彼女のようになりたい』と政権への忖度をさらに強めかねません」(聖学院大教授・石川裕一郎氏=憲法) 元号制度は為政者が時間さえも支配するという考えに由来する。 安倍首相は近代民主主義の原則に相反する“全能感”に酔いしれていそうで怖い。
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