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3月 26, 2019 日々雑感(My impressions daily)
<安倍晋三首相は25日の参院予算委員会で、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に日本が協力するには、適正融資による対象国の財政健全性やプロジェクトの開放性、透明性、経済性の4条件を満たす必要があるとの認識を示した。「(4条件を)取り入れているのであれば、協力していこうということだ。全面的に賛成ではない」と述べた。
一帯一路では、対象国に対する中国の過剰融資が国際的に問題視されている。首相は「(対象国に)経済力以上に貸し込むと、その国の経済の健全性が失われてしまう」と指摘。
首相は「アジアのインフラ需要に日本と中国が協力して応えていくことは両国の経済発展にとどまらず、アジアの人々の反映に大きく貢献をしていくことになる。(4条件)をやっていくことで、お互いより良い地域を作っていこうということだ」と語った>(以上「産経新聞」より引用)
安倍氏は中国の習近平氏が推進する「一帯一路」に対して適正融資、開放性、透明性、経済性の4条件を満たすものなら協力するとの認識を示したという。また、一帯一路では、対象国に対する中国の過剰融資が国際的に問題視されている。首相は「(対象国に)経済力以上に貸し込むと、その国の経済の健全性が失われてしまう」と指摘というが、「一帯一路」は中国が世界戦略の一環として軍事基地を世界各地に展開する「方便」として開発を持ち掛けているに過ぎないことは明白だ。
そうした「一帯一路」に条件付きながら協力することもあり得る、との安倍氏の態度は問題ではないだろうか。日本の国益を考えるなら、中国の支配地域が広がることは日本の安全保障にとってマイナスにこそなれ、決してプラスに働かない。
それとも安倍氏は米国を見限って、中国の「陣営」に参加することにしたのだろうか。条件を付けたということは、つまり国際基準の考え方ではそういうことを意味する。
もとより、タイで日本政府は既に中国と52ヶ所もの共同開発事業を展開している。それも経済界の要請に従って、安倍氏がタイへ出向いた可能性が高いが、タイでの事業は4条件を満たしているのだろうか。
安倍氏はは「アジアのインフラ需要に日本と中国が協力して応えていくことは両国の経済発展にとどまらず、アジアの人々の反映に大きく貢献をしていくことになる。(4条件)をやっていくことで、お互いより良い地域を作っていこうということだ」と語った、というが、インドネシア高速鉄道での受注合戦で中国に敗れたものの、結局中国はインドネシアの高速鉄道を完成していない。
マレーシアのマハティール氏は中国の「一帯一路」政策を徹底批判している。経済的に見合えば中国と協力する、という姿勢が中国の軍拡を招いたとの反省を安倍氏はしていないようだ。
中国のGDPの拡大は日本の安全にとって危険だと、安倍氏は充分に学習してないのだろうか。それとも中国の軍事的脅威は安倍氏の進める自衛隊の空母構想にとって必要だとでも考えているのだろうか。
米国と軍事同盟を強化するのに、中国はもっと軍事増強し支配地域を拡大すべきだと考えているのだろうか。彼の売国的思考はそこまで到っている、ということなのだろうか。
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