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〔汚染土と復興 福島第一原発の今〕TBS報道特集、3月9日
(一部カット)
原発事故の影響は計り知れない。東北から関東にかけて広く放射性物質が拡散した。
福島県だけで除染によって出た汚染土は約1400万立方メートル、東京ドーム11個分の膨大な量になると見られる。各自治体に仮置きされ2021年度までに、すべて福島第一原発近くの中間貯蔵施設に運び込まれることになっているのだが…。
事故から8年、汚染土の現実を負った。
先月、福島県南相馬市で緊急の住民集会が開かれた。議題は汚染土の再生利用計画だ。
住民「絶対ダメです。とんでもない話だ」。
南相馬市小高区の羽倉地域を通る常磐道に汚染土を使うというものだ。降って湧いた計画は、環境省の強い意向によるものだった。
環境省の計画では、南相馬市の仮置き場に保管されている汚染土約1000袋を常磐道拡幅工事の盛り土として使おうという計画である。その表面を汚染されていない土で覆うと。
住民集会では全員一致で計画に反対することが決まった。
汚染土の再利用は、3年前、環境庁が打ち出したもの。汚染土の総量をを減らすためだという。使われるのは放射線物質の濃度が8000ベクレル/1Kg以下の汚染土について道路や防潮堤などの公共工事での再生利用を目指している。
小高区は、2年前ほぼ全域での避難指示が解除されたが、震災前の2割の3000人しか戻っていない。
(中略)
当初、汚染土は3〜5年かけて撤去される予定だった。だが中間貯蔵施設への搬入が遅れ、今なお大量に積み上げられている。
実は汚染土の再生利用計画は、去年、福島県二本松市で頓挫している。予定地は田んぼの脇にある農道、近くには湧き水も湧く。計画では近くの仮置き場いある汚染土500袋を使う予定だった。仮置き場が早くなくなればと、計画に賛成した住民も居たという。
一方で、近くに住む主婦大橋さらさんは、計画を知るとすぐインターネットの署名募集サイトで反対を呼び掛けた。
汚染土は当初の計画どおり中間貯蔵施設へ運ぶべきだと考えている。結局、電子署名は全国から2700人以上集まり、環境省は去年6月、計画を中止した。
大橋「汚染された土を埋めるというのは、故郷を汚すことになるので、それはしてはいけないことと思う」
(飯館村の長泥地区では苦渋の選択として農業を中心とした汚染土の再生利用が始まっている。また、汚染土の問題は茨木県から岩手県にまで及んでいる。ー以下、略)
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