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トランプのノーベル賞や国賓のおべんちゃらが裏目に出たら 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/248854
2019/03/07 日刊ゲンダイ
ますますトランプ米大統領との親密さに…(C)ロイター=共同
参院選前に何とか外交面で成果らしきものを上げて選挙戦の“目玉”にしたいと苦心している安倍晋三首相だが、「事態は悪い方へ、悪い方へと傾いている」と自民党中堅議員が嘆く。週末に選挙区に帰っても、毎度、安倍の新しい嘘の弁解に忙しくて、後援会の幹部からも「もう少し明るい前向きの話はないのかね」と言われてしまい、二の句が継げないありさまだという。
農村部出身のこの議員が特に懸念しているのは、4月から本格化しそうな日米貿易交渉である。というのも、米トランプ政権の通商外交もまた八方ふさがりで、メインの中国との交渉では3月1日と期限を決めていた追加関税の発動を無期延期して米中首脳会談での調整に委ねるという腰砕けに陥り、また、カナダ、メキシコとの北米自由貿易協定の改定案も議会審議の見通しが立っていない。勢い、「最も低い所にぶら下がる果実」と米シンクタンクが呼ぶ日本にターゲットを絞ってくるのではないかと推測される。
ところがまずいことに、安倍は、北方領土も拉致問題も口先で「やっているフリ」をしているだけで何のめども立たず、その分だけ、ますますトランプとの親密さに頼ろうとする。同議員が言う。
「トランプをノーベル平和賞に推薦するなんて、究極のおべんちゃらでしょう。加えて5月には、新天皇が最初に迎える国賓をトランプに割り当てて、最大限のおもてなしをしてご機嫌をとる。ところがこれが裏目に出る危険があって、トランプが短期決戦で対日貿易交渉の成果を得るための格好の舞台になってしまうのではないか」と。
実際、米通商代表部のライトハイザー代表は「3月にも訪日したい」と前のめりで、慌てた日本側は「交渉開始を何とか4月に延ばしてくれないか」と打診しているところである。交渉が始まると、まず問題となるのは、日本側がこの交渉を「TAG(物品貿易協定)」と呼んで、モノの貿易だけがテーマだと国民に虚偽の説明をしてきたことである。米側は当初からこの言葉を使っておらず、これがサービスや為替操作の問題を含むTPPと同等か、それ以上に包括的な内容のものとなることを表明している。
ノーベル賞だ国賓だというお祭り騒ぎでは、トランプも国民も欺くことはできない。
高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。
自民党中堅議員「週末に選挙区に帰っても、毎度、安倍の新しい嘘の弁解に忙しくて」
— toripy (Evil to LDP) (@t_toripy) 2019年3月6日
おいおい、嘘の弁解って何言っているんだよ。
トランプのノーベル賞や国賓のおべんちゃらが裏目に出たら https://t.co/EMuy2v74vT #日刊ゲンダイDIGITAL
#自民党 中堅議員が嘆く。週末に選挙区に帰っても、毎度、安倍の新しい嘘の弁解に忙しくて、後援会の幹部からも「もう少し明るい前向きの話はないのかね」と言われてしまい、二の句が継げないありさま。 https://t.co/HdAP5ktY8N
— VOTUNE【アンチ前原誠司】 (@Votune) 2019年3月6日
ノーベル賞や国賓のおべんちゃらが裏目に出る危険性
— KK (@Trapelus) 2019年3月6日
参院選前に何とか外交面で成果らしきものを上げて選挙戦の目玉≠ノしたいと苦心している安倍晋三首相だが、「事態は悪い方へ、悪い方へと傾いている」と自民党中堅議員が嘆く...
永田町の裏を読む 高野孟(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/GZkhgXZkFH
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