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2019年02月24日 「ジャーナリスト同盟」通信
<広島中央警察署が今頃犯人特定の卑怯>
世の中は乱れている。トップが悪いことをしている。発覚すると、まず嘘をつく。暴かれると、スケープゴートを立てて逃げてしまう。いまのアベノミクス隠しの統計法違反も、その前の国有地払下げの森友事件がそうである。加計・山口強姦魔事件の追及も、まだ残っている。野党も善良な与党議員も、予算を人質にして、あらゆる手段で、官邸の極悪人を退治しなければならない。これは言論と検察の仕事である。
かくして、世の中の乱れも、比例してひどいものだが、それも警察がしっかりすれば、なくなって安定する。世の中は警察次第とは、一面の真実を語っている。官僚機構の中での警察の地位を、一般の省並みに格上げるのも一つだろう。
警察がしゃんとしていれば、広島事件は起きなかった。署内に管理していた証拠品の現金・8572万円が盗難した事件のことであるが、思うにこれの根っこは深く、深刻である。世の中の乱れの象徴でもあろう。軽視することは出来ない。
<8572万円を盗んだ警察員を1年9か月後に送検>
警察署内から、会計課が証拠品として管理していた8000万円以上の現金が盗難にあった。犯人は署内の警察員である。これに触れる者は特定している。5人いるのかどうか。簡単に犯人を特定できる事件を広島県警は1年以上も放置してきた。
広島中央署は、犯人特定に1年9か月かかった。事件は2017年5月のことである。犯人は事件4か月後に自殺した30代の警部補である。
なぜ放置してきたのか。ここに今の警察組織全体の腐敗を露呈して余りある。
血税を食んでいる国民の警察のやることではない。やくざを放任する日本警察の正体を、自ら暴いているではないか。気味が悪い。
強姦された女性が駆け込む場所ではないだろう。犯罪はなくならない。
<警察組織の腐敗を露呈した重大事件>
警察の腐敗は、国民が想像する以上に進行している。間違いないであろう。
警察の腐敗は、検察の腐敗であり、裁判所の腐敗へと進行する。それは国会議員の腐敗となり、首相官邸の腐敗を誘引する。いまがその時である。「違う」と信じる野党議員は、国会を中断して、官邸犯罪に相違ない統計法違反を暴いて、国民の信頼を手にしてもらいたい。
広島事件を軽視してはならない。1年9か月も犯人を放置してきたこと、それよりも、犯罪捜査員が、なぜ証拠品に手を付ける犯罪を犯したのか。犯人は30代の警部補、警察のエリートである。
警察の腐敗は、間違いなく、極端に悪化している。目下、自民党清和会OBが千葉県警のいい加減な医療事故捜査に対して、あらゆる手段でその非を暴こうとしているが、理由のあることである。この動きを、引き続き報道しようと思う。
<筆記試験よりも正義・勇気の人を採用条件>
筆者は、以前に元警視総監・法務大臣の秦野章さんに語らせた「日本警察改革論」(エール出版)を書いたことがある。
「とことん、市民を味方にしなければ、犯人を捕まえることは出来ない」が彼の持論の一つだった。現在、警察の味方をする市民がいるだろうか。
筆者はその一人である。「木更津レイプ殺人事件」の犯人であるやくざ浜名を特定、たくさんの証拠を提示、活字にしたりして、犯人を追い詰めている。共犯者も特定、固有名詞を提示している。この事件から逃げる創価学会に対して、きわめて批判的な立場にたたされてしまった。
この機会に警察庁長官・国家公安委員長に提案したい。
警察員採用の条件を、筆記試験重視から、応募者の正義と勇気を判断できる面接に重視して採用するのである。そして、やくざと対決できるノンキャリアを大胆に起用して、本部長や警視総監に起用する大改革を断行するのである。
悪人を退治するまともな警察に変身すれば、安倍のような悪党が官邸に入り込むことなどない。
<市民を味方にすれば犯罪は半減>
市民を味方にする警察は、他方で、正義と勇気のある警察組織にならなければならない。現在だと、犯人の報復を恐れるため、ひるんでしまう市民ばかりである。これでは犯人を捕まえることは出来ない。
「市民を味方にできる警察改革」を叫んでいた秦野さんだった。彼は敗戦直後のやくざ退治には、自らピストルを腰に引っ提げて犯人逮捕に奔走した。これが出来るキャリアが現在いるだろうか。ゼロだ。
警察は、腐敗官僚の厚労省や文科省であってはならない。犯罪者をつかまえる勇気と正義を必要とする、国民の安全確保のための官僚機構であることを、しっかりと認識しなければならない。官房長官秘書官になったとたん、犯罪者を救済するような中村を、二度と輩出してはならない。かりそめにも、官邸の仲間という理由で、殺人に相当する強姦魔をチャラにしていいものか。
市民を味方にする警察に変身すれば、犯罪は即半減するだろう。
日本は憲法で軍事力を否定している。警察力の重要性を見直すべきだ。
<署長・本部長・警視総監・警察庁長官はやくざ退治の勇者起用>
署長・本部長・警視総監・警察庁長官になる有能な人材は、正義と勇気の塊のような人でなければならない。切にそう思う。
一番危険な勢力は、入れ墨やくざである。彼らは銃刀で武装している。彼らと対峙する警察の幹部は、同様に銃を腰に刺し込んで、引き金を引く勇者であるべきだ。背後の政治屋・金貸し悪人も、退治する標的でもある。
こうすれば、第一線の警察員もやくざに屈することはない。現在、福岡県警本部長一人では、あまりにも心もとない。
<やくざ強姦魔を逮捕する日本警察へ>
「木更津レイプ殺人事件」の犯人のやくざ浜名は、共犯者の話では臆病者という。おそらく、小心者ゆえにやくざになったものが多いのであろう。
目下、関心を集めている山口強姦魔と田畑毅という強姦魔の動向である。それ以上に、事件の警察対応に注目が集まっている。前者は国際的に知られている。反省の色がない。雲隠れしているのが不可解だ。
覚せい剤と盗撮というと、やくざの手口そのものである。周囲にやくざがいないのであろうか。人権論からすれば、強姦・盗撮は殺人に相当する。「木更津レイプ殺人事件」では、それゆえに、美人栄養士は逃げられずに殺害されてしまった。
強姦魔・やくざ強姦魔を撲滅する日本警察になるには、自らの腐敗体質から卒業することであろう。広島事件を軽視すべきではない。
2019年2月24日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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