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2.5共同記者会見で自由党・小沢一郎代表が「政権を取ることが最優先」と断言!橋下徹氏とAbemaTVで意気投合したことについては「ニュースにするほどの話ではない」と一蹴! 小沢氏は本気であの「橋下徹」氏を担ぐのか!? 注目の会見全文!! 2019.2.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/441539
2019.2.7 文:IWJ編集部 IWJ
衆参両院での統一会派結成に踏み切った国民民主党の玉木雄一郎代表と自由党の小沢一郎代表は、1月28日に初めてそろって街頭演説を行ない、1月31日には、橋下徹・前大阪市長がホスト役をつとめるAbemaTVの冠番組『NewsBAR橋下』にゲスト出演した(録画収録。放送日は2月7日)。その後の囲み取材で、橋下徹氏と手を組む可能性について、玉木雄一郎代表は、饒舌に答えている。 ・【特別寄稿】スクープ!国民民主・自由両党は「ポスト安倍」にあの「橋下徹」氏を担ぐ!? 小沢氏が橋下氏に政界復帰を熱望!? 玉木雄一郎・国民民主党代表の「ぶっちゃけ」本音トーク全1時間を全部書く! 2019.2.5 その、玉木氏の「ぶっちゃけ」囲み取材の中で、玉木氏の秘書は「(小沢氏は)橋下さんに秋波以上に、(政界復帰への要請を)明確に送っていました」と証言している。橋下氏に対する小沢代表の「評価」は、果たしていかなるものなのか? ▲小沢一郎・自由党代表(2018年11月13日、IWJ撮影) 2月5日、自由党の小沢代表は、山本太郎共同代表と共に共同記者会見に臨んだ。 「野党のさらなる結集に向けて動いていかれるということですが、理念に開きがある勢力と組織を一つにする時に、どういったことを念頭においてまとめていかれるのか」との質問を受けた小沢代表は、「政党、政治家個人もそうですが、自分自身の主張を現実化していくためには、政権を取らなくては、単なる意見に過ぎなくなってしまう。多くのみんなで力を合わせて政府与党と対峙することが大事です」と、答えた。続けて小沢氏は「政策的に細かい議論をするということをしていけば、十人十色、各党いろいろあるわけですから、まとまるはずがないんです」と、政権奪取への明確な意思を表明した。 日仏共同テレビ局フランス10の及川健二記者に、玉木代表、橋下氏と3人でAbemaTVに出演して話した感想を聞かれた小沢代表は、前日に急に出演が決まった経緯を語った後、話の中身については「具体的な話に及んだわけではありません」とかわし、「『野党がしっかりせい』という結論になったかな」と述べた。そして「諸君がニュースにするほどの話ではありません」と、会見に臨んだ記者たちを牽制するかのように答えた。 その上で及川氏からのもう一つの質問である、橋下氏への評価について、小沢代表は「彼自身も言葉で言ってるでしょう。まずは、政権を取ることが最優先だと。それから、ポピュリズムを(人は)馬鹿にするけれども、民主主義の政治にはそれが必要だ」と述べ、その2点において橋下氏を「大きな要素を備えた人だ」と高く評価した。 戦後史上最悪の政権である安倍政権を打倒するという「大義」のためにならば、多少の「小異」は目をつぶるべきだ、という小沢氏の主張は、わからなくもない。しかし、橋下氏の政治理念や政治手法の「異質性」は、民主主義にとって「小異」といえるレベルのものだろうか? 橋下氏は、既存の権力に威勢よく楯突く姿を演じつつ、現状に不満を持つ人々の心を巧みにすくいとり、野党のふりをしながらその実、与党補完勢力「ゆ」党として、維新の舵取りをしてきた。維新の「ゆ」党路線を築いた張本人でありながら、最近は国政政党維新のそうした姿勢をバッシングしている。 また、「独裁」をたびたび肯定し、自らに異議を唱える者に対しては容赦ない攻撃を加える攻撃性についても、これまで、多くの方が問題として指摘している。 ・「橋下氏自身がメディア。大衆の欲望を鋭敏に感知し、上手に支持を得る」 〜『誰が「橋下徹」をつくったか』著者・松本創氏と元大阪市長の平松邦夫氏が対談 2015.11.17 ・維新の党の「圧力文書」で言論封殺に晒された藤井聡京大教授 それでも「都構想は『人災』だ」と断言!岩上安身によるインタビューで大阪都構想の「ウソ」を暴く! 2015.5.15 IWJはこれまで、橋下徹氏と、彼が率いてきた与党の補完勢力「ゆ」党としての維新の会に関して、取材を重ねてきた。果たして橋下氏が、「ポスト安倍」の総理候補として、野党に担がれるにふさわしい人物かどうか、ぜひとも多くの方々が真剣な関心を寄せ、検討していただきたいと思う。 ・橋下徹氏と維新の会に関連するIWJコンテンツ(動画・記事)の一覧表を公開! 岩上安身をスラップ提訴し、さらには国政進出をもくろみ、野党再編にまで手を突っ込む野心家橋下徹氏の「正体」とは!? 2019.1.6 ・【特集】「ゆ」党再編の要!? 橋下徹と維新の「正体」 また、橋下氏が、「岩上安身のたった一つのリツイートに対して、100万円の損害賠償を求める」という、そのセコさにおいても、言論圧殺の破壊力においても、ギネス級のスラップ訴訟を起こしていることも、もっと広く知られるべきだろう。 ・新たなスラップの予告!? 原告の橋下徹氏から「スラップ訴訟と主張すること自体が新たな名誉毀損」という驚くべき反論が! 2018.6.21 ・ネットにおける言論の自由を守る! 岩上安身が橋下徹氏からのSLAPP訴訟に応訴で立ち向かう! 以下に、2019年2月5日に行われた、小沢一郎代表・山本太郎代表 定例共同記者会見の全文文字起こしを掲載する。 【2019年2月5日】小沢一郎代表・山本太郎代表 定例共同記者会見 質問者(不明)「(聞き取れず)今回、さらに結集に向けて動いていかれるということですが、両代表は理念に開きがある勢力と組織を一つにする時に、どういったことを念頭においてまとめていかれるのか?」 小沢一郎代表「政党、政治家個人個人もそうですが、自分自身の主張を現実化していくためには、政権を取らなくては、ただ単なる意見に過ぎなくなってしまう。できるだけ、多くのみんなで力を合わせて政府与党と対峙することが大事です。 今国民の期待というか要請は野党がひとつになって、反国民的な安倍政権を倒してくれ、と、政権交代をはかってくれ。これが圧倒的な声です。 個別の政策ももちろんあるんですけれども、安倍政権は国民のためにあらずと、我々が国民のため政治をやる、という一点で、共通認識を持たなくてはならない。もちろん、国民の暮らしに直接的に大きな影響を持ついくつかの点については、粗々(あらあら)、合意をしなくてはいけません。しかし政策的に細かい議論をしていくということをしていけば、十人十色、各党いろいろあるわけですから、まとまるはずがないんですね。 なんとしても、国民の暮らしを守る政府を実現する、という共通の意識、志をみんなが持つこと。これがいちばん大事なことだと思っています。それが共有された時に、すべての野党の結集ができる。そして、国民の期待はそこにあると、思っています」 山本太郎共同代表「ありがとうございます。今、小沢代表が言われた通りだと思います。政策は非常に重要です。それをすり合わせられるかという問題はあります。 しかし、まず、このならず者の政権(安倍政権)をいかに引きずりおろすか、その一点に、人々の生活が、この国の未来がかかっているということで、そこでまとまるということが一番大事だということで、その方法論として、永田町の生き字引きである小沢一郎さんが、ずっと唱えてきた『結集』ということに、その一歩を踏み出したところだと理解してます。 それぞれが言いたいことを言い出したら、当然、まとまらないと思いますので。政権を取らなければ、すべて、前に進まない話なんですよね。野党側が言ってる話は。とにかく政権をとろうということに関して、私も、同じ思いです」 ▲山本太郎・自由党共同代表(2018年11月13日、IWJ撮影) NHK「今日、まもなく、補正予算案が衆議院を通過する見通になっております。この間、統計における政府側の(聞き取れず)がどんどん明るみになっており、野党側もそれを追及してるんですけども、国会での審議をご覧になっていて、どのような感想を持っておられるか」 小沢代表「補正予算というのは、字の通りで、今年度の補完的な予算ですから、これをつぶすというか、廃案にするというのはやりにくい性格のものだと思いますけど。 政府統計、すなわちいろいろなものについての、予算についての、数値が改竄されたいいかげんなものであったということですので、いろんな積算にも関わってくる話ですから、それを徹底的に追及すればですね、こんな予算おかしいということになると思います。その一点だけでもね。 だけど、今言ったように、補正予算という、いわゆる名分が政府にありますんで、徹底した議論というのはやりにくいと思います。いずれにせよ、来週からは本予算の審議に入るんですから、これについては、野党が結束して、徹底して、政府のいいかげんさを、予算そのものについても、徹底して追及することが大事と思いますが。 これでも、やはり野党が、戦略的にも戦術的にも違いが出ると、内閣政府に対する追及の力が弱まってしまう。そこは、よく足並みをそろえて、徹底追及するべきだと思います。 本予算の場合は、地方選挙もありますから、それを、政府は理由にしてくることもありますけれども。本予算が遅れたら大変だ、暫定予算になったら大変だと言って野党を急かすというのが、旧来の財務省、大蔵省の政府の手だったんだけどね。これは、遅れたからって、国民生活の直接的な影響はありませんから。暫定予算でやっていけて、アメリカみたいな話にはなりませんから。そういう意味で、おかしいことはおかしいと、野党が足並みをそろえて、徹底して追及すべきだと思います」 朝日新聞カワイ「朝日新聞のカワイより、両代表にうかがいます。 今の国会の動きについての関連ですが、政府が厚労省の幹部の方を、今回の統計問題について、よくご存知だという政策統括官を、大臣官房付に、実質上の更迭をさせて、国会の招致に事実上呼べないようにしていると。政府与党の方も、招致の要求に応じないということが続いています。 これまでの、モリカケ問題でもそうでしたが、重要な人物を国会に呼ばないという姿勢が続いていますが、こうした姿勢についてどのようにお考えでしょうか?」 小沢代表「今までも、いろんな問題で、とにかく自分たちの疑惑を隠そうという形、あるいはごまかしながら数で押し切っていこうというやり方でした。ですから今のお話のように、降格人事のように見せかけながら、国会での議論に出席しなくてすむように、というのも、これまた、自分たちの失政を隠すためのやり方でね。 上が上だから、下も下ということなんですけどね。やはり、トップの、政治に対する考え方、誰のために政治をやっているのかという根本が、彼(安倍総理)の場合、違うんですよね。国民の暮らしをきちんと守り、向上させていくのが政治の役割だという認識に立てば、今までいろいろ言われてるような、総理みずからのいろんな問題点も、おかしいということになるはずなんですけどね。 そこはどう考えても、野党の結束した追及がちょっと弱い。ということが、安倍内閣を生き延びさせてしまってる、というのが現実だと思います。本当に政権をとろうと思ったら、対決すべきは対決しないといけないんで。 よく、諸君も使うけどね、対案提出がどうのこうのという言い方するけどね、今言ったように、安倍内閣と野党とは基本的政治の認識が違うわけだから、まったく違う観点で、違う法案を、同じ問題について提案するならばそれはそれでいいけども、政府提案の何か修正案だの何だのという話は、所詮、政府の官僚の手の内なんだよ。彼らはちゃんと、のりしろを見て法案出してるから。『もう、野党の先生方のあれで、しょうがなくやった』みたいな顔してね、裏で舌出してんだから。 そういうことを、わかってなくちゃだめなんです。のりしろの中で、お釈迦様の掌で、踊ってる孫悟空じゃダメなんだ。そこをきちっとやっていけばいい。そういう、意味で、国会の機能をもっと充実しないと、野党はね、統一した法律案というのを、作るというのは事実上難しいんだよ。 だから僕は、国会改革で、もっと国会の政策機能、法律策定の機能、それを充実させて、国会の機能として、行政省庁に、資料請求、情報提供をさせる機能を付与していきたい。国政審査権というのは、委員会で決議しないといけないから、与党が多数である限り、『NO』なんだよ。常に、何やってもね。 そうじゃなくて、国会の機能として、一定の情報を行政に命ずることができると、それがないとダメだ。これが充実しないと、本当の対案ね。単なる、政府の法案をいじくりまわすだけじゃなくて、国民生活を基本とした自分たちの考えに立脚した法案を出すというには、なかなか至らないんだよ。それができるようにしなくちゃいけない。 だからマスコミの諸君も、政府が対案出せ、対案出せというのに踊らされてね、そんなことばかり、言ってちゃダメですよ。現実にね、そこを理解した上でやらないと。そうすると、法律の体裁をすっかり整えた、自分たちの法案というものが、現実問題としては作りきれないから。 考え方を表明して、この法案には反対だ。絶対これは国民のためにならず。という結論で、対決する以外にないんだよ。現実にはね。 そこをもう、よくわかってもらわないとね。『ただ反対反対か』、という論調や、それに惑わされる野党議員が多いけどね。そこはしっかりとね、反対の主張はやるし、国会における野党折衝のね、しっかりと対決するならする、という形でやっていくべき。 そうでないと、また、多数多数で、ずるずる消化試合みたいになっちゃう。これじゃね。選挙を控えた今年、とても勝てない。勝てないということは、国民の期待通りじゃない、野党の対応ということになっちゃうから。 国民の期待はどの辺にあるのかということを考えて、野党は結束して行動すべきだと、そう思います。 フランス10 及川「フランス10の及川と申します。 明後日番組が流れると思いますが、こないだ、小沢代表と玉木さん、橋下徹さん、3人で番組に出られましたが、3人で話した感想と、小沢代表は、橋下徹さんのことをどう評価するか、以上、2点を」 ▲AbemaTVホームページより 小沢代表「あの会合というか、あれはテレビか、インターネットか? 橋下さんと玉木さんがやる番組だったようだ。 で、たまたま、前の日かな、どうですか?という話になって、橋下さんと玉木さんが話したら『ぜひぜひ』ということだったので、『じゃ、しょうがない』ということで、眠かったけども参加させてもらいました。 中身はね、具体的な話に、別に及んだわけではありません。忘れちゃったけども、野党がしっかりせい、ということの結論になったかな。まぁわれわれも、そうだそうだ、ということで、がんばりますという話なんだけども。まぁそれほど、諸君がニュースにするほどの話ではありません。 それから、橋下さんは政治家として、ひとつの大きな要素を備えた人だと思います。彼自身の、言葉でも言ってるでしょう。まずは、政権を取ることが最優先だという話が一つ。それから、ポピュリズム、ポピュリストを馬鹿にするけども、政治、民主主義の政治にはそれが必要だと。その2点かな。彼が強調しているのは。 私も同感です。どうしても民主主義にはね、選挙が前提になりますから。ポピュリズム的な要素が入ってくることは間違いがない。それにかなり影響を受けて、国民も投票することになりますから。その要素をまったく否定して、民主主義というのはありえないんでね。 その意味で、その二つの橋下氏の言ってることに関しては、私も同感です。橋下さんは、その二つを持っている人物だろうと思います」 司会「そろそろ時間となりますが、あと1名、2名とさせていただきます」 記者(聞き取れず)「(聞き取れず)新聞の(聞き取れず)と申します。 先ほど小沢さんが、野党が大きな塊になるには、国民生活に関わるところについては、粗々、合意が必要だというお話でした。原発政策については、国民民主党は限定的な再稼動を容認しています。あと、電力総連の支援も受けております。国民民主党と、原発政策で、どのようにすり合わせていかれるんでしょうか? 山本太郎代表が、現在、再稼動についてどのように思われているのかについて、教えていただけますか?」 小沢代表「国民民主党の政策パンフレットには、そのことは、そのように書いてないよ。原発ゼロに向けて何とかかんとか、ということが書いてあるんで。 そういう意味では、表現の仕方や切り口は違うけども、原発が賛成だというんじゃ、これは仕方がないよ。これは、結集も何もできない。 そうじゃないんだから。原発ゼロと、ちゃんと文字で書いてある。政策集に。だから、そのことについては、まったく基本は変わりないと思っております。 それから、電力総連の云々なんて、問題になんないよ。問題外だよ。というのは、経団連の会長、日立の会長だよ、あれ。メーカーだよ、原子炉つくってる。彼も、国民が反対するんだったら原発無理だって言ってるじゃない。 だから、その意味で、みんな、体制側も企業も、無理だと認識してんです。ただ、電力会社という立場に立つと、総連じゃなくて、電力会社だよ。それを、原発を廃棄するにしても何するにしても、今までの設備投資もかかってるでしょう。いずれにしてもその処理を、全部、電力会社に負わされたらたまらないという話なんですよ。 国が、きちんと、その点に関しては主体的にやりますよ、ということが担保されたら、電力も何も反対しないよ。ただ、国が担保するにしても、この原発の処理ってのはものすごく難しいんだ。 今、低レベルは別として、高レベルの廃棄物の処理施設作ってるのは、フィンランドだけだ。これは実用的な廃棄物処理場。フィンランドは、国中、ひとつの岩みたいになってるそうだね。だからその中をくりぬいてやってるけど。 あとは、ドイツ、原発廃棄を決めたドイツも、処理場がなくて困ってるんだ。住民はみんな反対なの。英仏も研究してるけど、みんな結論出てないんだよ。 だから、原発廃棄っていったって、すぐぱっとできる話じゃない。まして日本のような小さな国で、しかも地下水が縦横に走ってる国で、高レベル廃棄物を、どうやって、暮らしに影響ないように廃棄するかっていうのは、技術的にもあらゆる面で、大変な事業なんだよ。 だからこれは、電力会社ではできない。民間の一社では。国が、根本的な解決策を、最終処理場をきっちり作って。そこに高レベルの廃棄物を置くということができなきゃ。 だからぼくは、事故して以来、どんなにお金かかっても、アベノミクスに変な金使うよりも、まずはこれをやらなくちゃいけない、と言ってきました。学者の方々とも2〜3、話をしまして、だいたいの、腹案は頭の中に持ってますけども、それは、政権を取ってから申し上げます。 だから、その意味で、原発ゼロ、再生エネルギーとかいろんな言葉で言うけど、その開発に全力を注ぐ。その一方で処理を国が徹底的にやる。それが大事なんで。 自公与党以外の野党は、みな、共通した認識を持ってると思います」 山本代表「まず再稼動についてですけど、ありえないですね。というのは、南海トラフとか首都圏直下が来ると言ってるなかで、これから、そのような大地震に耐えられるような原発があるかどうかということは、その大地震が来た後じゃないと答え合わせできないんですよ。 国民の生命と財産守るっていうんであれば、それは稼動しちゃいけないものであり、一刻も早く燃料を抜きださなきゃならない。それは当然なんですね。 その一方で今小沢代表が言われたような、原発を廃炉にしていく、その工程を考えるならば、長期的な目線というものが必要になります。その、10年20年でできる話じゃない、という部分だと思うんですね。 一方で、これ、おそらく国民民主党は限定的な再稼動容認ということは方針の中には盛り込んでないですよね。2030年代の原発ゼロという言い方についての、おそらく解釈をそれぞれ、されての言い方だと思うんですけど。おそらく、より厳格なというか、真面目に脱原発をしていく上で、どのような施策が必要か、ということを考えた上で、そのような年限を切っていると私は解釈します。 例えば、原発立地自治体に対して、どのようなインセンティブを受け取っていただくか、要は、これまで受けとってこられたに等しいようなもの、例えば、石炭に関しても振興策であったり、補助金というものがあったわけですよね。でも、以前それで失敗してます。はっきり言ったら。そのような失敗を繰り返さないために、どのようなインセンティブが、一番、ウイン・ウインで原発をやめていけるのか、ということまで、考えていくと、かなり長期的な話になるだろうと。 先ほど、電力の支援を受けている議員がいらっしゃると。確かにそうだと思います。その中でも、電力の中でも、ガスもあるだろうし、いろいろと思うんですけども、その中でも原発の方々もいらっしゃると思います。 じゃあ、そこに限定して支援を受けてる議員さん、何人いるんだろうということになると思うんです。10人いますか? おそらく、2人とかっていう話ですよね。ですから、2人の方々がこれから、原発をやめていくという方向性の中で、代弁をされていくという立場、要は、一番の利害関係に近いところと、こういうことであれば、原発を止めていけるという、直接的な窓口になっていただける方なんだろうな、と私は思っています。 だから、本当の意味での脱原発、言葉だけでなく、を目指すのだったら、私は、電力の原発から支援を受けてらっしゃる方というのは、どのような条件になれば、皆さんはそれを引き受けられるのか、核のゴミを、資産計上しなくても、借金を背負わないような形にしていける、ということを、話し合えるための窓口になる方だと、私は思ってます。 再稼動に関しては、絶対にありえないと思ってますけども、一定の人たちから支援を受ける人たちがいるから、脱原発をする気がない、ということにはならないと思ってます。 以上です」 |
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