http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/912.html
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年金資産の10%を損しても、誰も責任を取らないいい加減さ。
https://31634308.at.webry.info/201902/article_1.html
退職後の収入である年金は、年金だけに頼る人にとっては生活費の全収入である。そのなけなしの年金積立金が安倍政権になってから、大規模に株式に投入されている。
その年金運用において、昨年10月〜12月の4半期に過去最大の14.8兆円の赤字を発生させたという。総資産150兆円の10%に相当する。巨額な損失である。この結果を受けて、記者会見で西村副官房長官は、長期的に見れば問題ないと述べた。
ただ、運用としては大変な事態である。機関投資家がこんな損失を出したら、その運用をしている会社は損害賠償ものである。世界の投資機関は、世界の情報条件と連動させて株の買い売りを方程式で管理して、秒単位でコンピューターで管理している。したがって、株式に不利な条件が出たら損を最小限にするために株を売りに出す。
これを踏まえれば、日本のGPIFは投資の大部分は世界の投資機関の行っているようなことはしていないと思われる。あまりに巨額な投資なので、そんなことをやれば株式が乱高下するので、基本は株価維持のため株式を保持しているから、これだけの損失を出していると思われる。
リーマン・ショックのような不況が襲えば、保有株式はただの紙になってしまう。年金に頼っている国民は、株などは買うことが出来ない。株が上がって儲かるのは高所得者である。なけなしの年金積立金を博打的な株式に投資することは好ましくない。最小限にすべきである。
個人が株式を買っての損得は個人の責任である。GPIFは大損しても誰も責任を取らない。だから、これだけの大損でも他人事なのだ。
年金運用、14・8兆円の赤字 過去最大、世界的株安や円高で
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019020101002137.html
2019年2月1日
国民年金や厚生年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は1日、昨年10〜12月期の運用実績が14兆8039億円の赤字だったと発表した。四半期ベースでの赤字幅としては過去最大となった。米中の貿易摩擦などによる世界的な株安で、国内外の株価が大幅に下落したことが要因。急速に円高が進み、外貨で運用している資産が目減りしたことも影響した。
利回りはマイナス9・06%。12月末時点の資産総額は150兆6630億円。ただ、2001年に市場運用を開始して以降の利回りはプラス2・73%、累積収益額は56兆6745億円のプラスとなっている。
(共同)
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