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2019-01-30 05:01
あの細野豪志氏が、何と・・・というか、ついにというか、自民党の二階派の「特別会員」になるという。(・o・)
細野氏は、17年8月に民進党を離党して希望の党の結成に参加したものの、10月の衆院選に惨敗。希望の党が18年4月に民進党と合流して国民民主党を作った時には加わらず。今日まで無所属のままでいる。_(。。)_
細野氏に関しては、昨年4月に『Dベイダー細野、過去の言動で民進から嫌われ、2党合流のネックに。ついに新党への参加を否定』という記事をアップ。その際に、『行き場失う細野元環境相「オレ、嫌われているから…」 民進も希望も「拒否」』という産経新聞の記事をアップしたのだが・・・。
そのタイトルにもあるように、昨年4月以来、ずっと(嫌われたまま?)行き場を失っていて。このままでは、まともに政治活動もできないし、選挙もアブナイと思ったのか、ついにというか、結局というか、将来的に自民党にお世話になりたいと考えた様子。(~_~;)
とりあえず、無所属のまま、来るものは拒まずの二階派に「特別会員」として参加することになったのだが。自民党にスンナリと入党できるかは、ビミョ〜なところで。ここでも嫌われて、行き場を失う可能性がある。(@@)
というのも、細野氏の選挙区(静岡5区)には、これまでも同氏と戦って来た自民党の元職議員・吉川赳氏がおり、次の衆院選も出馬準備を進めているからだ。
しかも、この吉田氏というのは、岸田派の人。当ブログにも記していたように(あとの記事にも出て来る)、岸田派は、山梨でも二階派とずっとやり合っていただけに、今度は簡単に譲るまい。(**)
* * * * *
ちょっと話が飛ぶが・・・実は、細野氏は、今年1月、AbemaTimesのインタビューにこたえていたのだが。そこには、野党系に参考になる話も載っていた。(前略部分は*1に)
『(前略)民進党を離れ、希望の党の創設メンバーとして結党に参加した細野議員。当時の心境について、「私の中では結構思い入れがあったけど、この政党では政権がとれないと思った。例えば安保法制を考えた時に、賛成反対じゃなくお互いに歩み寄って、外交・安全保障はどの政党が政権をとっても大丈夫だという状況を示した方がいいと思っていたけど、やっぱり反対に振ってしまった。自民党・安倍政権をきちんと批判して、違う選択肢があった方がいいという国民が多かった」と明かした。
現在無所属で活動する細野議員は、次の展望をどのように描いているのか。新たな党の設立には「本当に大変。目が飛び出る思い」としつつ、「無所属で活動してどうするかというと、なかなか難しい。ただスタンスは変えていなくて、一言でいうと弱い者の味方でありたいということ。例えば、災害で困っている人とか虐待などの問題にちゃんと寄り添っていく政治家でありたい。一方で、外交・安全保障は自民党と一緒でいい。そんな大きい差がない方が、むしろ外交・安全保障にとってはいいという現実的な立場に立ちたい。この政策をどこでやるのか、どういう手段でやるのかは考えないと。ちょうど私も曲がり角かもしれない」と語った。(AbemaTV/『議員GO』より19年1月19日)』
<<ちなみに前略部分には、細野氏の執務室には「アメリカ国防省の正式文書」が飾られているとのこと。『それまで個々に取られていた日米の連絡系統をわかりやすく一元化したこの文書は、陣頭指揮を執った細野議員にちなみ「ホソノ・プロセス」と名付けられた』んだって。(>_<)>
以前から、しつこく書いているように、日本の保守系政治家の多くは、今、自民党に所属している人も野党に属している人も、日本を「保守二大政党制」の国にしたいと考えているのである。(・・)
彼らは、自民党と政権を争う第2党に関して、まさに細野氏が言っているように、安保外交政策は自民党と同じでいいいと考えている。また、日米同盟重視でより積極的な軍事関与を行なうために、憲法改正も必要だと考えている人が多い。(ーー)
<民進党を希望の党に合流させようとした前原誠司氏も、自由党を国民党に合流させようとしている小沢一郎氏も、同じような考え方だ。>
そこで、小池氏や細野氏らの希望の党の結党メンバーは、本当はもっとしっかりと民進党の議員を選別して(&思想の合わない人は排除して)、もっと保守的な政党を作るつもりでいたのだが。<この辺は、また機会があったら書きたいけど、自民党の一部も巻き込んで政権をとることまで考えていたようだし。>
でも、例の小池氏の排除発言がかなり批判されたことから、思うようにコトが進められず。改憲、安保に消極的な人も入党してしまったし。選挙中も選挙後も思い切って、保守的な政策がとれずに終わってしまったのであるが・・・。^^;
このような経験を経て、細野氏が実感したことは、今後、自民党に対抗し得る野党を形成して行く上で重要だろう。
『外交・安全保障はどの政党が政権をとっても大丈夫だという状況を示した方がいいと思っていたけど、やっぱり反対に振ってしまった。自民党・安倍政権をきちんと批判して、違う選択肢があった方がいいという国民が多かった。』
そう。結局、国民の多くは、安保防衛でも、自民党・安倍政権をきちんと批判して、違う選択肢があった方がいいと考えているのである。(**)
だからこそ立憲民主党は衆院選で躍進したのだし。<とりあえず野党の中では10%前後と突出した支持率があるし。>今もその方向性は間違っていないと言っていいのではないかと思うのである。^^;
〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜
話を戻すと・・・細野氏は、00年に民主党(静岡7区、後に5区に)から出馬し、衆院選に初当選。06年にTBSキャスターとの不倫が報じられ評判を落とすも、ここまで7回連続で当選を果たしている。
民主党時代には、前原誠司氏のグループにはいったり、小沢一郎氏とくっついたり(ちょっと菅直人氏にも擦り寄ったり?)・・・コロコロ言動が変わる人なので、mewはほとんど信用していなかったのだが。菅、野田政権下で、環境大臣などを務めていた。
民主党の下野後は保守二大政党制の一翼を担うべく維新との合流を目指すも、うまく行かず。また自分のグループを立ち上げ、15年に代表選に出馬するも、岡田克也氏に敗れて落選。16年に維新の一部と合流した民進党結成後も、蓮舫代表の下で代表代行を務めるもぱっとせず。
17年4月に雑誌に憲法改正案を発表した後、8月に「新たな政権政党をつくる決意で立ち上がりたい」「自民党に代わる受け皿となる新党結成を目指す」として民進党を離党。小池百合子都知事とタッグを組んでいた若狭勝氏と新党作り(後の希望の党)の準備を行なった。(・・)
希望の党では、前原誠司代表の策略により民進党から合流して来た議員の選別に当たるなど、(エラそ〜に?)幹部のような言動を行なうことも。ただでさえ、早めに民進党を離党して裏切り者扱いを受けていた上、選別行為によってさらに嫌われ度が増すことになって。希望の党が惨敗した時には、もう立つ瀬なしの状況だったわけで。
勝負を賭けた小池氏も国政から完全撤退した今、もはや野党側で浮上するのは難しいと思ったのかも知れない。^^;
『細野氏、自民党二階派入りへ 「特別会員」で
無所属の細野豪志元環境相(47)=衆院静岡5区、当選7回=が自民党二階派に「特別会員」として所属することが固まった。31日の同派会合で了承される見通し。細野氏は将来の自民党会派入りや入党も検討している。
ただ、静岡5区には支部長を務める岸田派の元職がいるため、岸田、二階両派の関係がぎくしゃくする可能性がある。党静岡県連は反発しており、二階派幹部は「細野氏の入党にはハードルが多い」と語る。
二階俊博幹事長は29日午前の記者会見で細野氏の処遇について「本人の希望、県連、地域の情勢を判断して党が決める」と述べた。(毎日新聞19年1月29日)』
『この一連の動きは、行き場のない細野議員と拡大路線を取る二階派の「利害」の一致が背景にあります。細野議員はかつて、小池都知事と希望の党を結成。しかし、その党もなくなりました。「与党にいないと仕事ができない」と周辺に漏らし、行き場を探していました。
一方、二階派の方針は「来る者拒まず」です。これまでも自民党議員ではない人を「特別会員」として入会させてきました。次の選挙で当選すれば、晴れて自民党議員になるという手法です。結果として、二階氏が会長に就任した際には二階派は28人でしたが、今は44人にまで拡大しました。
ただ、こうしたやり方に党内から反発もあります。特に、細野議員の選挙区には岸田派の元衆議院議員がいて、選挙となれば党の公認を巡ってもめることは明白です。岸田派の幹部は「これでは党内政局になる」と怒り心頭です。二階派からは「数は力だ」と強気の声も聞こえるなか、自民党としては新たな火種を抱えることになります。(ANN19年1月29日)』
* * * * *
『「山梨でせっかくうまくいっているのに…」
岸田派の国会議員は細野氏が自民党入りを模索していることについて、こうため息を漏らす。
細野氏は旧民主党政権で環境相などを歴任した。二階俊博幹事長(79)が自民党入りに前向きで、細野氏も水面下で二階派(志帥会、44人)の関係者らと接触しているという。
ただ、細野氏は岸田派に所属する吉川赳元衆院議員(36)と衆院静岡5区で議席を争い、勝利してきた経緯がある。仮に選挙区を変わらずに細野氏が自民党入りし、吉川氏と競合する事態となれば、岸田氏の派閥会長としての求心力にも関わる。
27日に投開票された山梨県知事選では、自民党が推薦した新人で元衆院議員の長崎幸太郎氏(50)が当選した。長崎氏は二階派の特別会員であり、岸田派にとっては、堀内詔子衆院議員(53)や義父の光雄元通産相と衆院山梨2区で激しく議席を争った因縁の相手だった。
しかし、党が知事選での推薦を決めたことを受け、岸田派も告示前から秘書を常駐させるなど、長崎氏を全面的にバックアップ。岸田氏自身、4度も応援のために山梨入りし、党の結束に尽力した。派閥に所属する森屋宏参院議員(61)が山梨選挙区で出馬を予定する参院選につなげる狙いもあった。
長崎氏の当選が決まった27日夜、二階氏は記者団に「分裂では良い結果は出ない。一丸となって戦うと、この結果が出たから、大変内心喜んでいる」と満足げに語った。
岸田氏が次期首相を目指すうえで、他派との連携は欠かせない。山梨県知事選で二階派との対立も解消されたかにみえるだけに、細野氏の入党が新たな火種になる恐れがある。
別の岸田派の議員は「党所属議員が足りないわけでも(細野氏が)自民党に貢献したわけでもない。なぜ今、入党させる必要があるのか」と恨み節を漏らす。(産経新聞19年1月29日)』
正直なところ、細野氏が自民党にはいろうとはいるまいと、どうでもいいことなのだけど。どうせなら、細野氏には派閥対立の材料になって自民党を引っ掻き回して欲しいと、ついそんなことを期待してしまうmewなのだった。(@@)
THANKS
*1
希望の党に「思い入れはあった」、無所属・細野豪志議員が描く次の展望
1/19(土) 11:04配信 AbemaTIMES
2000年に民主党公認候補として衆議院選挙で初当選し、民主党政権時には内閣府特命担当大臣や環境大臣を務めた、細野豪志衆議院議員。現在は無所属として、「子どもの貧困対策」「LGBTの権利拡大」「外国人労働者問題」などの政策に取り組んでいる。
そんな細野議員を、国会議員を若者目線から取材するAbemaTV『議員GO』は直撃。政治家とのトークライブ経験もあるモデルの紗蘭が、議員会館を訪れ話を聞いた。
執務室には環境省職員からの寄書きとアメリカ国防省の文書
2011年の東日本大震災で福島第一原発の事故が発生した際、環境大臣として福島の除染に取り組んだ細野議員。その際、昼夜を問わず共に働いた環境省の職員からの寄書きを執務室に飾っている。その隣にはアメリカ国防省の正式文書。それまで個々に取られていた日米の連絡系統をわかりやすく一元化したこの文書は、陣頭指揮を執った細野議員にちなみ「ホソノ・プロセス」と名付けられた。
そんな細野議員が愛してやまないのは、意外にも“コンビニスイーツ”。新商品が出ればすぐわかるほどだというが、コンビニを訪れる理由はそれだけではない。「いま東京のコンビニに行くと日本人はほとんどいなくて、外国人の方がアルバイトしている。だいたいが留学生で、去年一昨年あたりから徐々にベトナムやネパール、ウズベキスタンの人に移り変わっている。日本人がなかなか夜中に働かなくなってきていて、外国の人抜きにはコンビニはもちろん日本の社会は成り立たない」。
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