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沖縄県民投票の日に天皇在位30年記念式典をぶつけた安倍政権
http://kenpo9.com/archives/5388
2019-01-26 天木直人のブログ
これもきょうの読売新聞の一段の小さな記事で知った。 政府はきのう1月25日の閣議で、「天皇陛下ご在位三十年記念式典」が行われる2月24日に、祝意を表するために各府省で国旗を掲揚する事を決めたと。 全国の自治体や学校、企業などにも掲揚を求めると。 これは、明らかに今上天皇の思いに反するものだ。 最後の最後まで安倍首相は今上天皇を苦しめるつもりだ。 しかし、私が言いたいのはその事ではない。 2月24日が沖縄県民投票の日と重なるという事実だ。 あらためてその事を知った。 偶然か、それとも意図的か、それは分からない。 しかし、この二つが同時に行われる事になった以上、沖縄の県民投票の結果は、何としてでも「反対」が、「賛成」や「どちらでもない」を合わせた数を上回って50%以上にならなくてはいけない。 そうでなければ、「沖縄県民の意思は辺野古反対ではない」と安倍政権に宣言されてしまう。 そして、その同じ日に、国旗を掲揚して天皇ご在位三十年記念式典が開かれる。 昭和天皇によって捨て石にされた沖縄が、今度は辺野古移設強行により、在日米軍基地の固定化の捨て石にされる。 もちろん、平和を願う今上天皇に対する、これ以上ない残酷な仕打ちである。 沖縄県民は何としてでも県民投票で圧倒的な「反対」の意思を示さなければいけない。 平和を願う全国の国民は、そんな沖縄県民を大声で応援しなければいけない(了)
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