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トルコ大統領が、国際体制と安保理の構造転換の必要性を強調
2019年12月19日20時14分
トルコのエルドアン大統領が、国際体制の転換と国連安保理の構造改革の必要性を強調し、「我々は、5つの国連安保理常任理事国だけがほかの諸国民の運命を決定することを許さない」と語りました。
イルナー通信によりますと、エルドアン大統領は19日木曜、マレーシア・クアラルンプールで開催中のイスラム諸国首脳会議・2019クアラルンプールサミットにおいて、「5つの安保理常任理事国が、17億人にのぼるイスラム教徒やその他の諸国民の運命を決めることを、われわれが許すことはありえない」と述べています。
また、「もはや国連組織の正当性は尽きており、安保理や国際体制は現状に適した構造改革が必要になっている」としました。
さらに、「西側諸国は、テロを合法化しようとしているが、我々はこれまでテロ組織ISISと戦ってきたのと同様、今後ともテロに対抗していく」と語っています。
2019クラルンプールサミットは19日午前、イランのローハーニー大統領やマレーシア、トルコ、カタールの首脳のほか、イスラム諸国の要人や専門家ら数百人が出席し、クアラルンプール・コンベンションセンターにて開幕しました。
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