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これがベネズエラ国家破綻のきっかけか・・特別リポート:飢えと腐敗、ベネズエラ中国事業の「負の遺産」  ・・ロイター
http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/729.html
投稿者 怪傑 日時 2019 年 7 月 01 日 00:16:05: QV2XFHL13RGcs ifaMhg
 

これがベネズエラ国家破綻のきっかけか・・特別リポート:飢えと腐敗、ベネズエラ中国事業の「負の遺産」  ・・ロイター
https://gansokaiketu-jp.com/kaiw-forum2/tian--hanzai--jiken---kokugai/Goutou-Settou-Sagi-kukugai/Diego-sazararu/wforum.cgi?mode=read&no=1&reno=no&oya=1&page=0#1

参照先 : https://jp.reuters.com/article/venezuela-china-food-idJPKCN1SK08F
ワールド2019年5月14日 / 11:50 /

Angus Berwick


[トゥクピタ(ベネズエラ) 7日 ロイター] - その中国プロジェクトで、数百万人の生活を支えられるようになるはずだった。

カリブ海に面したベネズエラのデルタアマクロ州で、中国の建設会社が、故チャベス大統領との間で大胆な合意を交わした。この国有企業が、新たな橋や道路、食品工場のほか、ラテンアメリカで最大の精米工場を建設する、というものだった。

ロイターが確認した契約文書のコピーによると、中工国際工程(CAMC)(002051.SZ)が2010年に交した合意は、ニューヨークのマンハッタン島の倍の広さの水田を開発し、地元に11万人の雇用を創出するという計画だった。

ベネズエラの社会主義政府が、貧困層支援という公約への取り組みを示すのに、この未開発の州は格好の場所だった。また、チャベス前大統領と、彼に後継者として指名されたマドゥロ現大統領が、豊富な石油資源を持たない地域の開発のために中国や他の同盟国から協力を得られることを示せる機会となるはずだった。

「コメの力!農業の力だ!」と、当時チャベス氏はツイートした。

9年後の今、地元住民は空腹を抱えている。

実現した雇用はわずかで、精米工場は半分しか建設されておらず、計画の1%未満しか生産していない。地元産のコメは1粒も生産されていないと、同計画に詳しい10人以上の人物が語る。

それでも、CAMCや、ひと握りのベネズエラ側パートナー企業は潤った。

頓挫したこの開発計画を巡って、ベネズエラがCAMCに少なくとも1億ドル(約1100億円)を支払ったことが、契約書や、欧州検察当局が裁判所に提出した捜査書類から分かった。

ロイターが確認したこの書類は数千ページに及ぶもので、アンドラ公国の裁判所に提出された。スペインとフランスの国境地帯にあるアンドラが、計画にかかわったベネズエラ人が契約締結の見返りとして受け取ったキックバックを洗浄する舞台になったと検察は主張している。

アンドラ上級審の裁判官は昨年9月の起訴状で、精米工場建設計画のほか少なくとも4件の農業関連の契約を確実にするため、CAMCがベネズエラの複数の仲介者に1億ドル以上の賄賂を支払った容疑を指摘した。

この時、ベネズエラ人12人がマネーロンダリングやそれを共謀した罪で起訴された。その中には、契約締結を可能にしたと検察側が指摘する元ベネズエラ石油相のいとこのディエゴ・サラザル氏や、当時のベネズエラ国営石油会社(PDVSA)の中国代表が含まれていた。

関連書類によると、このほかに他国籍の16人が起訴され、当時ベネズエラの駐中国大使で、現在は駐英大使として務める人物を含めたベネズエラ人少なくとも4人が捜査対象となっている。

起訴の事実や、起訴された人物の名前、中国企業との関連は、スペイン紙エルパイスが昨年報じた。ロイターは、アンドラ当局が現在も公表していない捜査書類を検証。CAMCや他の中国企業が、起訴された人物の多くに接近し、契約を勝ち取るために多額の賄賂を渡しながら事業の多くを完成させなかった実態が明らかになった。

その結果、オフショア口座を経由したキックバックの風習がまん延し、人脈を持つベネズエラ人仲介者が私腹を肥やした一方で、立ち遅れた地域の開発プロジェクトが最終的に頓挫することになったと検察は主張している。

今回、以下の事実が初めて明らかになった。

●CAMCは、少なくとも5つの農業プロジェクト、総事業費30億ドルを建設すると約束したが、完成させなかった。

●ロイターが確認した契約書類や事業計画書によると、同社は、問題となった2億ドルのコメプロジェクト契約のうち、少なくとも半分の額を受け取ったほか、その他の4つのプロジェクトについても契約額の少なくとも4割を受け取った。受領総額は少なくとも計14億ドルだが、事業は完成しなかった。

●CAMCは、仲介者に1億ドル以上を支払った。検察側は、これがベネズエラとの契約を進めるためのキックバックだったとしている。

CAMCやその幹部は、起訴されていない。

北京に本社があるCAMCはロイターに対し、起訴された内容には「多数の不正確な点」が含まれるとしたが、詳細な説明は避けた。

中国外務省はロイターに宛てた声明で、ベネズエラにおける中国企業による贈賄容疑についての「報道」は、「明らかに事実を捻じ曲げて誇張したもので、隠れた動機に基づいている」と述べた。

ベネズエラ政府の広報を担当する通信情報省、そして問題となった契約の多くに絡むPDVSAは、コメントの求めに応じなかった。

チャベス氏が築き、マドゥロ氏が現在率いる左派政権は、最大の脅威に直面している。西側民主国家の多くの支援を受ける野党側は、マドゥロ氏が再選を果たした昨年の選挙は非合法だったと主張し、野党指導者のフアン・グアイド氏が正当な指導者だとしている。

ベネズエラの政治危機は、ハイパーインフレーションや大量の失業、そして失望した市民の国外脱出による経済崩壊が引き金となった。ベネズエラ人は、慢性的な食糧や電力、水の不足に悩まされている。これらは、デルタアマクロ州で描かれたようなプロジェクトによって改善されるべき基本的ニーズだ。

深刻な物資不足とプロジェクトの失敗は、かつて豊かだったこの国と3000万の国民が、腐敗と縁故資本主義によって、いかに貧困に突き落とされたかを浮き彫りにしていると野党側は主張する。

マドゥロ大統領は2017年の演説で、石油から、住宅、電気通信部門まで、中国企業との間で790件のプロジェクトが契約されたと述べた。このうち、495件が完成済みという。プロジェクトの事情に詳しい複数の人物によると、一部の事業は賄賂が原因で頓挫し、その他は監視や能力の不足で計画が狂ったと話す。

デルタアマクロ州では、政府の当局者までもが、両方の原因が相まってコメプロジェクトがだめになったと話す。

「政府がこの計画を放棄した」と、CAMCと連携した政府の地方開発担当部門で州コーディネーターを務めるビクトル・メサ氏は言う。 「全てが失われた。全てが盗まれた」

機密性の高い銀行関連法により長年租税回避地となってきたアンドラの検察当局は、国内の金融セクターを浄化する一環としてベネズエラがらみのマネーロンダリング疑惑捜査を始めた。

起訴状によると、ベネズエラ関係者は、アンゴラの銀行バンカ・プリバダ・ダンドラ(BPA)を通じて資金を受け取っていた。

アンドラ政府は、米国がBPAがマネーロンダリングに関わっていると指摘したことを受け、同行を2015年に管理下に置いた。同国裁判所はその後、BPAの元従業員25人を、ベネズエラ関連も含めたマネーロンダリングで有罪としている。

アンドラ当局は、CAMC絡みの農業プロジェクトのほか、同社の水力発電事業計画や、別の中国国有企業である中国水利水電建設集団(シノハイドロ)[SINOH.UL]が建設した発電所4件についても捜査。これらの発電所がフル稼働したことはなく、近隣の町では停電が常態化している。

ロイター記者が最近、デルタアマクロ州を訪れたところ、CAMCの精米工場は未完成のままだった。コメが入っていたのは、10台あるサイロのうち1台だけで、一部の機械は動いていたが、処理されていたのはブラジル産のコメだった。近くの水田は休耕中で、食品工場は未完成だった。道路や橋も建設されていなかった。

<何も生産していない>

人口8万6000人のトゥクピタは、デルタアマクロ州の州都だ。南米最大級の河川の1つであるオリノコ川の支流マナモ川のほとりに位置し、かつては内陸の工場からカリブ海などの商人に物資を運ぶ船の停泊地だった。

政府は1965年、マナモ川にダムを建設。船は通れなくなり、淡水が後退して海水が内陸まで入り込むようになった。これにより土地がやせ、1999年にチャベス氏が大統領に就任したころには、農業はあまり行われなくなっていた。

「子供のころは、至るところでコメを育てていた」と、地元の農学者ロゲリオ・ロドリゲス氏は言う。「今は、何も作っていない」

2009年、チャベス氏と、当時、中国の国家副主席だった習近平氏は、2007年の開発合意で作った共同ファンドの拡張に合意した。

「中国に感謝しようじゃないか」。首都カラカスで行われた式典に習氏と共に臨んだチャベス氏は、こう述べた。そして、中国に「向こう500年」石油を供給すると約束しつつ、デルタアマクロ州の地図を指さした。

「習氏よ、見ろ」。チャベス氏はこう呼びかけ、同州を活性化させる計画を発表した。

CAMCのLuo Yan会長のほか、チャベス氏の側近で、PDVSAを率いて石油相も長年務めたラファエル・ラミレス氏も、式典に出席していた。この式典の直後から、開発計画への参入を目論む企業が押し寄せるようになった。

ラミレス氏のいとこで前出のサラザル氏は、絶好の立場にいた。

サラザル氏の父は、元共産ゲリラの文筆家で、後年は議員となりチャベス氏の盟友になった。その息子であるサラザル氏は、カラカスで経営していたコンサルティング会社で、血縁や議員とのコネを存分に利用した。PDVSAの本社近くに構えたオフィスから、ラミレス氏や他の政府高官との面会に頻繁に出かけていた、と周辺者は話す。

ラミレス氏は2014年に石油相を退任し、2017年までベネズエラの国連大使を務めた。その後、マドゥロ氏はラミレス氏が汚職を働いたとして公に批判している。だがラミレス氏はアンドラのケースでは起訴されておらず、ベネズエラでも刑事訴追はされていない。現在はベネズエラ国外に住み、反政府の立場を取る。

習氏が出席した式典が行われた当時、チャベス氏はPDVSAを、石油に関係ない事業を多数含む開発プロジェクトの拠点にしていた。PDVSAアグリコーラと呼ばれる部門が新設され、食糧増産に取り組んだ。

事業多角化により、PDVSAには、各種契約や、ベネズエラの開発銀行が管理する資金が集まるようになった。2010年までに、中国国家開発銀行(CDB)から320億ドル、チャベス氏が創立したインフラ整備ファンドから60億ドルが、ベネズエラの開発銀に振り込まれている。

サラザル氏は、強いコネを持つコンサルタントとして、ベネズエラでのビジネスを仲介するため、中国の企業幹部に近づいていった。毎月のように中国に出張し、CAMCなどの企業との橋渡しを頼むため、現地のベネズエラ当局者に金銭を支払い始めた。

「私の仕事は、会議や出張、プロモーションを通じて、契約に署名するよう説得することだった」と、サラザル氏はアンドラ当局の捜査官に述べている。

サラザル氏はアンドラ当局の事情聴取に対し、BPAをオフショア銀行として利用したのは、他の裕福なベネズエラ人が利用していたのを知っていたためだと述べた。ピレネー山脈の静かな谷間に位置するBPAは、高リスク国の顧客の資金を管理する機密性の高い金融機関として知られていた。

アンドラ当局がベネズエラ政府に情報照会を行ったことを受け、ベネズエラの裁判所は2017年、汚職やマネーロンダリングなどの容疑でサラザル氏を逮捕するよう命じた。

サラザル氏のアンドラでの弁護士はロイターへのメールで、中国当局が資金の受け取り企業を決定しており、サラザル氏や仲介者に決定権はなかった、と述べた。

サラザル氏のコンサル会社は、「プロフェッショナル」で「テクニカル」なサービスを多くの中国企業に提供したが、「こうした企業で、実際に事業を受注できたのは、ほんの一握りだった」としている。

もう1人、サラザル氏を支援したと検察がみているのが、元ベネズエラの中国大使で、現在は英国大使を務めるロシオ・マネイロ氏だ。

マネイロ氏は、アンドラの捜査では起訴されていない。同氏の証言に関する検察の捜査書類も含めた様々な裁判所書類は、サラザル氏から受け取った資金や、同氏を中国企業に橋渡ししたことについて、マネイロ氏が「捜査対象だ」としている。

裁判所の書類に含まれていた銀行記録によると、サラザル氏は2010年、マネイロ氏名義の中国の銀行口座に「マネイロ氏が提供したサービス」の代金として3万ドルを送金している。

その後サラザル氏は、マネイロ氏の所有であることが照会書類で確認されたパナマ企業のBPA口座に、計1300万ドルを入金している。マネイロ氏は、弁護士などを通じ、サラザル氏を支援したことや、同氏から金銭を受け取ったことを否定した。

<ブリーフケース一杯の契約>

2010年の初めごろまでに、サラザル氏の働きは結実した。

前出のシノハイドロは同年3月、PDVSAとの間で、マラカイの町の近郊に発電所を建設する3億1600万ドルの契約を結んだ。

この契約で、シノハイドロは「契約を結ぶために有利な立場を得る」ことに尽力した対価として、サラザル氏に10%の手数料を支払うことになった。

捜査書類に含まれる銀行記録によると、同社はサラザル氏のBPA口座に4900万ドルを振り込み、PDVSAとの間で追加の発電所建設契約を確保した後で、さらに7200万ドルを入金している。

シノハイドロは最終的に4カ所の発電所を建設したが、契約で定められた仕様を満たすものは1つもなかった。例えば、マラカイ近郊の発電所は、最大382メガワットの電力を発電する予定だったが、実際には多くても140メガワットしか発電できていないと、ベネズエラ国有電力会社の元幹部ホセ・アキラル氏は言う。

サラザル氏のコンサル会社は間もなく、年間1億ドル以上を稼ぐようになったと、同氏や複数の部下が証言している。

「(サラザル氏は)ブリーフケース一杯の契約を抱えていた」と、やはり起訴された部下の1人はアンドラの捜査官に話している。「契約を結べるところならどことでも結んだ。中には、プロジェクトを一切実行に移さない企業もあった」

カネが流れ込むにつれ、サラザル氏の金遣いは派手になった。ホテル滞在に数万ドルを遣い、贈り物に数百万ドルをつぎこんだ。

カラカスの宝石商で、高級時計メーカーのロレックスやカルティエの時計83本を100万ドルで購入したことが、捜査書類に含まれた請求書から明かになった。BPAに宛てたメールで、サラザル氏側は時計は「親戚や友人への贈り物」だったとしている。

2010年4月、アンドラ当局はサラザル氏の捜査を始めた。フランスの捜査当局が、サラザル氏がその当時行った送金について、アンドラ側に問い合わせを行ったのだ。それによると、サラザル氏は自身のBPA口座から、「サービスへのチップ」として、パリのホテル従業員に9万9980ドルを送金していた。何のサービスかは明らかになっていない。

同年5月には、コメプロジェクトの交渉が始まった。

その月、前出のサラザル氏の部下がCAMCの副社長とカラカスで面会したことが、両者が署名した契約書で判明している。この契約書は、同社がライスプロジェクトを勝ち取ることをサラザル氏が支援することに対し、同プロジェクトの契約額の10%を支払うことになっている。

数カ月のうちに、PDVSAアグリコーラは、ライスプロジェクトを2億ドル相当と見積もった上で、CAMCに事業を発注した。

CAMC側は、さらなるプロジェクトの契約締結に向けて、サラザル氏との間でもう一つ合意文書に署名した。銀行記録によると、CAMCはその6月、サラザル氏のBPA口座への総額1億1200万ドルの送金の第1弾を実施した。

デルタアマクロ州では、プロジェクトが着工した。

2012年までに、CAMCはベネズエラの開発銀から契約の半分にあたる1億ドルを受け取った。同社は、掘削機や蒸気ローラーなどの重機を中国から持ち込んだ。

だが、工事の進捗は遅かった。

掘削機が1台、泥にとらわれて動けなくなったまま放置された。中国人の現場監督はほとんどスペイン語が話せず、現地作業員との意思疎通に苦労したと、プロジェクトに関わったエンジニアは証言する。

同年11月、アンドラの裁判所は、マネーロンダリングの疑いでサラザル氏と前出の部下、他のベネズエラ人6人のBPA口座を凍結した。2013年には、検察当局がサラザル氏らの1年がかりの聴取に乗り出した。2015年3月、アンドラ政府はBPAを管理下に置いた。

最近では1バレル100ドルを超えている原油価格は、同年は半分以下に落ち込んでおり、ベネズエラ経済は大打撃を受けた。

CAMCは、ライスプロジェクトに派遣していた社員ら40人を引き揚げたと、関係者は話す。地元住民は、CAMCが打ち捨てていったスクラップなどを略奪し、仕事を失った従業員は残ったケーブルや電球などを売り払ったと、元マネージャーらは言う。

それでも、マドゥロ氏はこの未完成案件をなんとかしようと試みた。

今年2月、カストロ農業生産土地相は、「ウゴ・チャベス」工場」の開所を宣言し、ベネズエラと中国の国旗で飾られた米袋の前でテープカットを行った。CAMC側の出席者はいなかったと、式典に出席した人は話す。

1時間あたり18トンのコメを処理できる機械の代わりに、従業員が手作業で輸入米を袋詰めしている。

「ここで育てられているコメは1グラムもない」と、地元住民のマリアノ・モンティヤさん(47)は言う。低地で何とか穀物を栽培してしのいでいるという。

チャベス氏の当初の計画は「革命的なアイデアに思えた」と、モンティヤさんは言う。「でも今や、われわれは飢えている」

(翻訳:山口香子、編集:下郡美紀)


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記事中で、ヨーロッパのアンドラとするところ、アフリカ?のアンゴラとなってる
ところがありますので、注意してお読みください。
 

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コメント
1. 2019年7月01日 07:51:19 : 8wueEQ4oWE : S2Q5bDFTL3U5OTI=[55] 報告
かつて南米一の富裕国が、共産政権になってから大貧国に転落。食糧難でゴミ箱をあさる若者たちの映像をみて、何故ここに至ったかを知りたかったので、本稿に感謝です。

ところで1憶ドルは約110億円だと思います。

2. 2019年7月01日 12:23:36 : 0CObNGDC2k : V0dmeUNNajZ2SjI=[4] 報告
ロイター通信も最近は信頼度が日本のマスゴミ並みにモラルと記者魂が下がってると思うし、信用できんな。
3. 2019年7月01日 18:25:12 : LiAK8mOVpk : V2FhZTZ2MG5HWm8=[279] 報告
>これがベネズエラ国家破綻のきっかけか
よく言うぜ腐れロイター。
ベネズエラの国民が豊かに成れないのはアメリカの原因が大きいだろう。
国民が飢えや病気で苦しんでいるにも関わらずそれを手助けするための援助もせずに,正当な根拠もなくベネズエラの国家資産を凍結したり、ベネズエラの通貨が暴落するような圧力を掛けたり、インチキ大統領を祭り上げたり、中国に比べたらアメリカの悪さが際立つのにこの辺のリポートはしないんですね、腐れロイター。

中国はベネズエラに多額の貸し付けが有るにも関わらずベネズエラの国民の生活を支えるために大量の食糧や薬品などの支援物資を正規の国際手続きを踏んで行っていますよ、アメリカがやっているのはベネズエラを転覆するためのクーデータの機材を満載した怪しい不正な物資援助をしているだけだろ、糞アメリカ、ついでにイギリスはベネズエラが預けていた本物の金を勝手に没収しよなどいつもこいつも泥棒連中ばっかりだアメリカとその仲間達。

4. 怪傑[511] ifaMhg 2019年7月01日 21:04:49 : GzEttkxdXo : bTlwQy5NSVIuazY=[33] 報告
>>3
 >中国はベネズエラに多額の貸し付けが有るにも関わらずベネズエラの国民の生活を
 >支えるために大量の食糧や薬品などの支援物資を正規の国際手続きを踏んで行って
 >いますよ

ベネズエラのディエゴ・サラザルという、ゴーンのやったことはお遊びに見えてしまう稀代まれな大悪徳売国奴とつるんで、ベネズエラを破綻させてしまった見せかけの罪滅ぼしってとこだろうな。中国だし

5. 2019年7月01日 23:56:04 : 709G7OeDTA : UjRDQ25UZ29IeEE=[11] 報告
>>1

南米一の富裕国であったならそもそもチャベス政権はできていないだろ。
当時の報道を思い出せよ(見ていない?)。
貧困層のバラックが所狭しと並んでいたぞ(笑。
それが南米一の富裕国? 笑わせるぜ。

>>4

その程度では破綻はしないわ。

おまえもイラク戦争時はまともだったが、
最近はアングロサクソンの手先になりさがったか(笑

>>2

https://www.democracynow.org/2019/5/1/economist_jeffrey_sachs_us_sanctions_have?fbclid=IwAR3T3oDYwN6hn92adFlQvETx7l4eDdUUSG-202CVrVToLBeEnZBj3_NL9rQ

Jeffreyサックス: まあ, それは経済的に行き詰まっていない. ベネズエラでの完全な経済崩壊, 大惨事です. トランプがオフィスに来る前に, 確かに危機がありましたが, トランプ政権のアイデアは, 最初から, マドを打倒することになりました. それは仮説ではありません. トランプは, ラテンアメリカの大統領との議論に非常に明示的だった. 彼は"なぜ 米国 は 侵略 され ない のか"と尋ねた. 彼は既に2017. 年に言ったので, トランプ政権のアイデアは, 始めましょう. まあ, ラテン語の指導者は"いいえ, それ は 良い 考え では あり ません"と言った. 私たちは軍事的な行動を望んでいない."だから, アメリカ政府はベネズエラ経済を首にしようとしています

2017年の制裁から始まったのは, 基本的には, 国際的な資本市場にアクセスして, 石油会社がローンを改造している国 それはベネズエラをハイパーインフレーションに入れた. これは完全な崩壊だった. 石油の収益は激減した. 食べ物や薬を買うために使われる収益は崩壊した. それは, 社会的, 人道的危機が制御不能になってしまった時です. そして, この年には, このアイデアを持って, 非常にナイーブで, 非常に愚かで, 私の見解では, この自称大統領が, アメリカとのすべての振り付けをしている, 非常に密接で, さらにきつく制裁を加えることができます. , 本質的には, その収益とベネズエラ政府の資産を没収している.

6. 2019年7月02日 01:43:58 : Rwmt8pKi82 : NVpzbC5GeFlZZ28=[1] 報告
>>2

昔からそうですよ。

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-187073.html

ウォーターゲート事件を暴露するのを助けた元ワシントン・ポスト記者で、有名ジャーナリストのカール・バーンスタインが、1977年にローリング・ストーン誌に「CIAとメディア:アメリカの最も強力なニュース・メディアが、どのように中央情報局と緊密に働いたのか、チャーチ委員会がなぜそれを隠蔽したのか。」という題名の重要な特集記事を書いた。

 バーンスタインは、過去25年で、400人以上のアメリカ人ジャーナリストが「密かに中央情報局の仕事をして」いたことを明らかにするCIA文書を入手したのだ。

 バーンスタインはこう書いている。

 諜報機関と「こうしたジャーナリストの一部との」関係は暗黙だった。一部はあけすけだった。協力と忖度と重複があった。ジャーナリストは単なる諜報情報の収集から、共産主義国家のスパイへの秘密仲人まで、ありとあらゆるサービスを提供した。記者はCIAとノートを共有した。編集者たちはスタッフを共有した。ジャーナリストの中には、ピューリッツァー賞受賞者や著名記者がおり、彼ら自身、国家のための無任所大臣だと思っていた。大部分の人々はそれほど高位ではなかった。諜報機関との彼らの関係が彼らの仕事に役立つのに気付いた海外特派員たちが、機関の仕事を支援した。大胆な行為に興味を持っている地方通信員やフリーランスは、記事を提出するように、スパイ活動をしており、最も小さいカテゴリーとして、国外ジャーナリストのふりをしているCIA正規職員がいる。多くの場合、ジャーナリストたちは、アメリカの主要報道機関経営者の同意を得て、CIAのための仕事に関与していたことを、CIA文書は示している。」

 ABCや、NBC、AP、UPI、ロイター、ニューズウィーク、ハースト新聞、マイアミ・ヘラルド、サタディ・イブニング・ポストやニューヨーク・ヘラルド・トリビューンを含め、事実上すべての主要アメリカ放送局がCIAに協力したとバーンスタインが明らかにした。

 だが「CIA当局者によれば、これらの関係で遥かに貴重なものは、ニューヨーク・タイムズ、CBSとタイム社だった。」と彼は付け加えた。

 こうした幾重もの、国による操作や、検閲や、直接ニュース・メディアへの工作は、彼らは独立していると主張するが、ニューヨーク・タイムズや他のマスコミが、政府や、少なくともアメリカ国家安全保障体制のための事実上の広報官として効果的に働いていることを示している。

7. 2019年7月02日 01:44:17 : Rwmt8pKi82 : NVpzbC5GeFlZZ28=[2] 報告
ドイツ新聞フランクフルト・アルゲマイネ・ツァイトゥング編集者ウド・ウルフコッテは著書、Gekaufte Journalisten(買収されたジャーナリスト)でヨーロッパの主要ジャーナリストは、CIAの影響から自由ではないことを説明した。英語版、Journalists For Hire: How The CIA Buys The Newsは発禁になった。少数のコピーが隠滅から逃れるのに成功した。現在、二冊がアマゾンで、910.99ドルで、一冊が1,994.99ドルで入手可能だ。

 私がしばしば報じているように、「欧米民主主義国家」では真実は抑制され、管理された言説に置き換えられている。欧米の大半の人々は、安全保障体制と支配層の狙いに気が付かない。あらゆる職業や地位の人々がそれと知らずに、こうしたものを流布している。彼らに真実を知らせようとする人々は、通常「陰謀論者」として切って捨てられる。選挙民が本当のことを知らされないままであれば、民主政治があり得ないのは明らかだ。

8. 怪傑[512] ifaMhg 2019年7月02日 02:06:02 : GzEttkxdXo : bTlwQy5NSVIuazY=[34] 報告
>>7
 >私がしばしば報じているように、「欧米民主主義国家」では真実は抑制され、
 >管理された言説に置き換えられている。

中国ではその情報すら抑制され、Googleはおろか、百度とかの検索でも
自由に検索できないようだね。

ウイグル人やチベット族は酷く中国に抑圧されて、ウイグル族は100万人も
強制収容されて、女子はしばしば性的暴行の被害を受けていると、中国系メディア
の、大紀元ですら報じているんだから、実態はもっとひどく、収容者から臓器の
取り出しが行われているという情報も漏れている。

9. 2019年7月02日 08:31:21 : EgSO7jbycQ : Wi54M3NIRGNQWmc=[7] 報告
>>8
>ウイグル人やチベット族は酷く中国に抑圧されて、
>ウイグル族は100万人も強制収容されて

ウイグルはチベットよりも遥かに過激だからな
ウイグル騒乱時のウイグル人なんか
薄汚い過激派テロリストと何ら遜色がなかった
シリア内戦に参戦しているのもそいつら
中国から教育を施されて当然でしょ

>中国系メディアの、大紀元ですら

「ですら」ってなに?宗教法人だから
差し詰め創価学会とか統一教会とか
オウム真理教のようなもので
メディアと呼べる代物でもないぜ?
馬鹿じゃねーの

10. 2019年7月02日 08:37:08 : EgSO7jbycQ : Wi54M3NIRGNQWmc=[8] 報告
>薄汚い過激派テロリストと何ら遜色がなかった

という表現改め「野良犬」という表現に変更。
どいつもこいつもルサンチマンという具合で
日本のネトウヨならば毛嫌いするのが普通だと思うけどな。
それとも何か。ルサンチマン同士シンパシーを感じるのかw

11. 2019年7月02日 08:41:20 : EgSO7jbycQ : Wi54M3NIRGNQWmc=[9] 報告
>中国ではその情報すら抑制され、Googleはおろか、
>百度とかの検索でも自由に検索できないようだね。

嘘の情報で溢れているからね。トランプも滅茶苦茶
苦言を呈しているだろう?ああいうのが溢れると
逆に社会にとって害悪なわけだ。民主主義の弱点。

だから専門性あるプロが検閲して
何も知らない馬鹿な国民が正しい情報を
振れるようにしなければならないわけだ。

というとエリート主義に思われるかもしれないが
人を学歴とか金とか身形とかで峻別(時に侮蔑)して
語るお前らも例外でないことを忘れるなよ?

12. 2019年7月02日 08:45:24 : EgSO7jbycQ : Wi54M3NIRGNQWmc=[10] 報告
>>5

>その程度では破綻はしないわ。
>おまえもイラク戦争時はまともだったが、
>最近はアングロサクソンの手先になりさがったか(笑

え?お前等此処にどんだけいんの?枯れ葉すぎだろ・・・・
人員入れ替えもせずか・・・そりゃアクセス数が
少なくなるわけだ・・・右も左もクズばかり
特に右なんてミンチにされても
良いレベルのクズしかないな

13. 2019年7月02日 15:58:20 : 1PQi7uAv3M : UGs1SWdNWnR5a3c=[8] 報告
> だがラミレス氏はアンドラのケースでは起訴されておらず、ベネズエラでも刑事訴追はされていない。現在はベネズエラ国外に住み、反政府の立場を取る。

嘘。

ラミレス氏は、ベネズエラの石油産業に関する、重要情報を売って、対価を受け取っていた。

ラミレス氏は、国連大使を解任され、取り調べのために、本国召還命令を受けたけれど、逃亡して、行方をくらました。(米国内で保護されていると推測される。)

ベネズエラ検察によって、国際手配されている。

> Venezuelan Attorney General Tarek William Saab placed an International Criminal Police Organization (Interpol) red alert for Ramirez’s capture on charges of embezzlement, money laundering, and association.

> Ex-Oil Czar Threatens Venezuelan Government Following Interpol Capture Order

https://venezuelanalysis.com/news/13626

14. 2019年7月02日 16:11:05 : 1PQi7uAv3M : UGs1SWdNWnR5a3c=[9] 報告
経済危機の発端は、多分、米国の意を受けた、OPEC諸国、特にサウジアラビアの石油増産によって、石油価格が暴落したことだ。

この時は、サウジが、競争相手である米国のシェルオイル産業を潰す目的で、増産を行ったと、偽情報が流れた。(狙いは、ロシアとベネズエラの石油だった。)

更に、国連特別報告者が指摘するように、危機の度合いを強めたのは、米国の150に及ぶ国際法に反する経済・金融制裁と富裕層による売り惜しみだ。

> US Sanctions on Venezuela Illegal Under UN, OAS and US Law

https://www.telesurenglish.net/analysis/US-Sanctions-on-Venezuela-Illegal-Under-UN-OAS-and-US-Law-20190605-0031.html

15. 2019年7月02日 17:54:39 : 1PQi7uAv3M : UGs1SWdNWnR5a3c=[10] 報告
> 頓挫したこの開発計画

本当か?

その前に、記事の誤り「1億ドル(約1100億円)」を指摘する。

1億ドルは、108億円だ。

CAMCは、2019年1月22日に、受注した農業複合施設の引き渡しを終え、地方開発局から、受領書受け取った。

> CAMC-built agricultural complex handed over in Venezuela

http://www.sinomach.com.cn/en/MediaCenter/News/201901/t20190131_203570.html

計画では、契約額は、1億9391万ドルで、36キロの道路建設と修復、2万トン収納の穀物倉、日産70トンの精米工場、10メガワットの発電所建設が含まれていた。

100人の雇用を生み出し、新たに2千ヘクタールの農地が加わることによって、食料不足や輸送インフラの改善に資する。

養鶏所やオリノコ川から揚水ポンプ場も建設された。

> The project, which has a contract value of $193.91 million, included the construction and restoration of a 36-kilometer road, a granary with a storage capacity of 20,000 tons, a rice processing plant with daily production capacity of 70 tons, and a 10MW power station.

It created nearly 100 jobs and increased 2,000 hectares of farmland, efficiently relieving a food shortage and improving the transport infrastructure in the area.

the newly built chicken run in the Orinoco River Delta.

the newly built pump station in the Orinoco River Delta.

http://www.sinomach.com.cn/en/MediaCenter/News/201901/t20190131_203570.html


ロイターの偽記事には、ふいたー。

16. 2019年7月02日 19:59:34 : 1PQi7uAv3M : UGs1SWdNWnR5a3c=[11] 報告
今年3月に、ベネズエラで起きた、大規模停電の原因は、国の8割の電力をまかなっていた、シモン・ボリバル水力発電所が、ダウンしたことが原因であるが、発電機は、日立、ウェスティングハウス、三菱製他だ。

設計建設は、日立があたった。

挙げられている6つの水力発電所に、シノハイドロ関連を思わせるものはない。

> T/G supplier: Hitachi, Westinghouse, Mitsubishi Electric, Canadian General Electric
EPC: Hitachi Plant Technologies Ltd

https://archive.is/20130103122544/http://www.industcards.com/hydro-venezuela.htm#selection-117.1-119.36

> シノハイドロは最終的に4カ所の発電所を建設したが、契約で定められた仕様を満たすものは1つもなかった。


これも本当か?

ベネズエラは、水力で、電力の大部分を供給している。

ほとんどの火力発電所は、休止状態だ。

シノハイドロが建設した4つの発電所とは、どこのことか?

> List of Power Plants in Venezuela

http://www.findpower.com/library/list-of-power-plants-in-venezuela--46.html

17. 2019年7月02日 20:38:01 : 1PQi7uAv3M : UGs1SWdNWnR5a3c=[12] 報告
元記事には、2015年に、米財務省が、アンドラ(政府)に、圧力をかけたとある。

「指摘した」は、問題がある訳だと思う。

財務省の報告書の中で、BPAは、ロシア、中国、ベネズエラからのマネーロンダリングに、便宜を図ったとあることからも、米国の思惑が透けて見える。

ロイターが手に入れたアンドラ政府の調査資料は、米国のリークだ。

> In 2015, the U.S. Treasury Department began pressuring Andorra over alleged money laundering. In a report at the time, the Treasury wrote that BPA facilitated laundering of money from Russia, China and Venezuela.

https://af.reuters.com/article/worldNews/idAFKCN1SD1CW?feedType=RSS&feedName=worldNews


> アンドラ政府は、米国がBPAがマネーロンダリングに関わっていると指摘したことを受け、同行を2015年に管理下に置いた。

18. 怪傑[513] ifaMhg 2019年7月02日 22:26:16 : GzEttkxdXo : bTlwQy5NSVIuazY=[36] 報告
>>15
 >記事の誤り「1億ドル(約1100億円)」を指摘する。

記事の書き間違いでも、10憶ドル(1100憶円)のほうが可能性が高そうだ。

>>16
 >設計建設は、日立があたった。

発電所なんて、設計どうり発電機を20基なら20基ちゃんと
発電機を設置しないと、設計どうりの発電量など行えるわけが
ない。これも契約の10%ぐらいの賄賂の金を取られた影響の一つ
なのだろうな。それでも動いたでけでも良い方だろう。

>>17
>アンドラ政府は、米国がBPAがマネーロンダリングに関わっていると指摘し
 >たことを受け、同行を2015年に管理下に置いた。

ここの原文の日本語訳はこうなってる。
  ↓   ↓   ↓

2015年、米国財務省はアンドラにマネーロンダリングの疑いで圧力をかけ始めました。当時の報告では、財務省は、BPAがロシア、中国、ベネズエラからの資金の洗濯を促進したと書いています。
その3月、アンドラ政府がBPAを引き継ぎました。


 >>17は米財務省を悪者にしたいのかな??。

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