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独連銀総裁「欧州景気にリスク」 利上げ見送りは容認/日経デジ
ドイツ政局 金融機関 ヨーロッパ 2019/6/7 18:00
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45830550X00C19A6MM8000/
【欧州総局=赤川省吾】欧州中央銀行(ECB)の次期総裁の有力候補であるドイツ連邦銀行のイェンス・ワイトマン総裁が日本経済新聞の取材に応じた。6日にECBが利上げ時期を半年先送りしたことについて「適切なものだった」と語り、容認したことを明らかにした。欧州景気の先行きには「大きなリスクがある」と発言。金融政策は現行の水準を当面続けるべきだとの考えをにじませた。
ECBは主要政策金利を0%にしている。6日の理事会で金利を据え置く期間を「少なくとも2020年上半期まで」と決めた。従来は「19年末まで」だった。これにより利上げは早くても20年夏以降となる。
ワイトマン氏は、インフレ抑制を重んじる金融引き締め派(タカ派)の論客として知られる。1年前までは「19年半ばの利上げ」に言及していたが、政策スタンスを大幅に後退させた。
利上げ先送りに反対しなかった理由についてワイトマン総裁は物価上昇率が鈍っていることをあげた。足元では次期ECB総裁の人選が山場を迎えている。自身が有力候補となっていることを踏まえ、現実主義者を演じる思惑もあるとみられる。
タカ派筆頭だったワイトマン氏ですら態度を軟化させたことで、ECBの金融政策の正常化は当面棚上げになる可能性が高い。今後は再び緩和にかじを切るのか、それとも様子見を続けるのかが焦点になりそうだ。
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