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視点;米大統領の対イラン発言に明白な変化、脅迫から要請へ (Pars Today)
http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/490.html
投稿者 無段活用 日時 2019 年 5 月 28 日 20:35:39: 2iUYbJALJ4TtU lrOSaYqIl3A
 



http://parstoday.com/ja/news/world-i53446


視点;米大統領の対イラン発言に明白な変化、脅迫から要請へ


2019年05月27日20時19分



トランプ大統領


アメリカのトランプ大統領は、大統領選期間も、また大統領に就任した2017年1月以降も、一環してイランの弱体化と体制転換を目指してきました。


トランプ大統領は、イラン核合意離脱と核関連の対イラン制裁の復活宣言により、最大限の圧力行使政策という形でイランの経済を押しつぶそうとしています。この数週間も、米軍やその同盟国に対するイランの脅迫を口実に、トランプ大統領と政権内の好戦主義的なボルトン補佐官らは、イランへの軍事的脅迫という段階に突入しました。

こうした中、トランプ大統領は今回の日本訪問の中で、安倍首相に対しアメリカとイランの仲介役を要請し、アメリカはイランの体制転換を望んでいないと主張したのです。また、イランとの協議の展望を楽観的に見ているとも述べています。トランプ大統領は、「自分は、我々が合意に到達できる、そしてイランが経済分野で高い可能性を秘めていると考えている。我々は、イランの体制転換を求めていない。追求しているのはイランが核兵器を保有しないことだ」としました。



トランプ大統領と安倍首相の共同記者会見


IAEA国際原子力機関の14回に渡る報告書は、イランが核合意に定められた責務を完全に履行し、同国の核計画は平和目的で軍事目的への逸脱は一切ないと記しています。また、イランの体制転換の問題について、トランプ大統領は事実上、イランの体制転換を何度も要求してきたボルトン大統領補佐官のような過激派の政治家に現場を任せ、悪意に満ちた自らの意思を表明してきました。トランプ政権はイランの屈服や崩壊を求め、それ以外には何ら現実的な目的を有していないのです。

しかし、アメリカが最大限の圧力行使という形でイラン関連の目的を達成できず、さらにイランへの軍事的な脅迫すらも成果なく終わり、さらには制裁の効果も薄れていることから、トランプ大統領はイランとの協議要請という、ある種の立場変更に転じました。加えて安倍首相にテヘラン訪問を勧めアメリカとイランの仲介役を促すという行動にさえ出たのです。

読売新聞は、「トランプ大統領は安倍首相に対し、なるべく早い時期に(仲介のため)イランを訪問するよう求めた」と報じました。安倍首相は、トランプ大統領との共同記者会見で、イランとアメリカの仲介に向けて努力するとし、「日本は地域の平和と安全のため、いかなる努力も惜しまない」と語り、トランプ大統領はこの発言を歓迎しています。

アメリカが真にイランと交渉する意向があるなら、最大限の圧力行使政策や軍事的脅迫をやめ、平等な視点からイランに提案する必要があります。協議に当たってはいくつかのマナーもあり、その最も重要な点は相手に敬意を払うこと、脅迫的な発言や行動を慎み、責務を履行して信頼を構築する事です。トランプ大統領がイランとアメリカの関係の現状を打開したいならば、イランに対する経済的な圧力行使の停止という、現実的な方法を考える必要があります。

イランは、アメリカの軍事的脅迫を無意味とみなしています。経済制裁が存在する間はアメリカからの協議のオファーには現実性がないと考えているのです。


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タグ
イラン 包括的共同行動計画 トランプ氏 日本 イランと日本の関係 安倍総理大臣 協議




 

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コメント
1. 2019年5月29日 10:45:48 : LiAK8mOVpk : V2FhZTZ2MG5HWm8=[123] 報告
イランの発言はもっともだと思います。
アメリカの圧力に乗ってイランの経済制裁を維持した日本のままで、安倍首相がイランに乗り込んでも貴方は何をしにここへ来たのですか?と門前払いをされるのではないか?

という事は安部首相はイランへ行く事が出来ないと思う、いくらイランがアメリカを少し評価したところで現行の武力圧力や経済圧力を取り払わない限りはイランは対話の席には付かないだろう、代理人が行ってもまずは環境を整えろと言われてお仕舞ではないか?

2. 2019年5月29日 10:57:20 : LiAK8mOVpk : V2FhZTZ2MG5HWm8=[124] 報告
>>1です、続き。
アメリカとしてはイランの意見に従い、自主的に武力圧力や経済圧力を取り払えないのだろう、腐りきったアメリカのメンツで。

そこで妥協できる表現を使い日本の安部をイラン向かわせ、安倍の手柄にしてアメリカの武力圧力や経済圧力を取り払い、イランとの会話の窓口を作ろうとしているのかも知れない、その辺はイランとの阿吽の呼吸も無ければ成立しない、トランプは球を投げた後はその球をどう返すのか?が有るのかなとも思う。

3. 2019年5月29日 12:14:34 : LiAK8mOVpk : V2FhZTZ2MG5HWm8=[127] 報告
>>1,2ですが、連投すいません。
北朝鮮、シリアやイランなどの対応を見て、トランプ大統領はペンス、ポンペイオ、ボルトンを自由に泳がして圧力を掛けさせてアメリカの都合のいい様に条件を引き出そうとしていたのがコントロールが利かなくなったのではないだろうか?
どうもそんな気がする、トランプの読みが甘かったのか相手の方が上手だったのか?

parstoday.comから
http://parstoday.com/ja/news/world-i53469
シオニストロビーが、アメリカ大統領の対イラン協議申し入れを懸念
May 28, 2019 18:49
アメリカのトランプ大統領がイランに対し矛盾した立場表明を示していることから、アメリカ国内のシオニストロビー関係者の驚愕と懸念が高まっています。

4. 2019年5月29日 19:01:16 : D0QUl32qUN : OWczZmhIbUhDL3c=[1] 報告
「イラン行け!」 安倍にやらせる 火付け役
5. 2019年5月30日 09:06:13 : FGnOQRqLW9 : YS5jVE1jd2NjWS4=[10] 報告
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN1SU2FV.html
トランプ米政権、サウジなどへの武器売却承認 80億ドル規模
[ワシントン 24日 ロイター] - トランプ米大統領は、イランとの緊張で国家非常事態にあるとして、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、ヨルダンへの80億ドル規模の武器売却を承認した。
 議会はサウジなどへの武器売却を阻止してきたが、武器輸出管理法には、国家非常事態の場合は議会で審議しなくても大統領が武器売却を承認できると規定されている。


この通り緊張を高め周辺国に武器を大量に売り付けて儲けたから、トランプは無理
に危ない橋を渡る必要は薄いと考えたんだろう。
トランプは商売人だからな。

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