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アメリカ人のお金事情 収入の半分は家賃、残りも保険や医療費に消える トトメス5世
画像引用:https://www.performancemagazine.org/wp-content/uploads/EMS-USA-Ambulance.jpg
アメリカ人のお金事情
アメリカは2009年から10年間も好景気が続いているが、国民全員がお金もちではありません。
むしろアメリカでは超富裕層に対して資産ゼロ、預金もゼロというゼロゼロ世帯が増加しています。
経済紙フォーブスによるとアメリカ世帯の34%が貯蓄ゼロ、69%が1000ドル未満でした。
預金は銀行などの現金資産だけですが貯蓄には株や土地などを含むので、これがゼロの人はまったくお金が無いことになります。
ING調査では欧州でも約30%が貯蓄ゼロ、日本も金融広報中央委員会の調査で30.9%が金融資産ゼロなのでアメリカだけが酷い訳ではなかった。
ただ日本の調査では「普通預金」「現金や貴金属」「事業資産」を除くので、本当の貯蓄ゼロ世帯は20%以下の可能性が高いでしょう。
アメリカでは仕事をしている人の約21%が全く貯金がなく、もちろん仕事をしていない人も貯金がない。
どうしてこれほどお金が無いかの分析では、ローンの支払い、医療費や保険料、住居費の高騰が挙げられている。
アメリカでは全国平均すると年収の4倍で住居が買えるが、NYやLAなど主要都市では10倍を超えている。
日本の東京都心のタワーマンションがやっと10倍くらいなので、米大都市はそれより遥かに高い。
これほど住居費が高騰すると収入の半分が家賃に消えるようになり、NYでは年収700万の人が家賃に年350万も払う。
NYの平均家賃はなんと33万円でサンフランシスコは37万円、人気の主要都市はどこもこんな感じです。
住居費、医療費、ローン支払い
住居費の次に高いのは医療費と保険費で、この2つはセットになっています。
アメリカの医療費の高さは知られていて、入院すると1泊100万円から500万円も取られるので、大手術でも入院しない人が居ます。
アメリカでは破産原因トップが医療費、しかも大半は医療保険に加入していたのに医療費で破産しています。
ちなみにアメリカは救急車や救急ヘリの類も有料で1キロ1万円ほどなので、ヘリで100キロ搬送されると1万ドルは請求されます。
なので救急車が来ても有料か無料か尋ね、有料なら「乗車拒否」する人も居ます。
次に高いのは学生ローンで、アメリカの有名大学を卒業するには授業料だけで2000万円もかかります。
アメリカでは自動車がないと就職もできないので自動車や駐車場にもお金がかかり、子供が生まれたら養育費もかかります。
アメリカ人の収入の半分は家賃に消え、残りの半分も保険や車などに消えていきます。
わずかな貯蓄も1回入院しただけで数百万円請求されるから、お金がない人が多いのです。
盲腸にでもなろうものなら即刻、百数十万のカネが必要、バカ高い家賃の支払いをいやがって正職を持ちながらホームレスとなり、出勤前には会員となっているスポーツジムのシャワーを浴びるといったような生活が大部分の米国中流の実情だ。 引用にある米国好景気は、租税の支払いをタックスヘブンで回避し、相続税も血族財団を設立して逃れている富裕層にとってのみのストーリーであって、五千万人を超える人々がフード・チケットに頼っている米一般大衆にはおとぎ話に過ぎない。 そしてその波はそのまま、非正規が四割をとうに超えている日本でも、すぐそこまで迫っている。
日本にももうその兆候は現れている、米国の貧困
《米国の子供たちの63%以上が資産貧困》《世界の経済格差2019年版統計で明らかになる「富の移動」》💢狂気世界に怒💢
《「ホームレス大国アメリカ」の現実 世界覇権どころではない国内の疲弊》現代欠陥金融制度がもたらした当然の帰結は今持って継続中
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