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中露韓主導で緊張緩和へ動く朝鮮半島で米大統領は何を目指すのか?(1/2)(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/19/kokusai25/msg/517.html
投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 2 月 27 日 00:49:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

中露韓主導で緊張緩和へ動く朝鮮半島で米大統領は何を目指すのか?(1/2)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201902260001/
2019.02.26 櫻井ジャーナル


 アメリカのドナルド・トランプ大統領と朝鮮の金正恩労働党委員長は2月27日と28日にベトナムのハノイで会談する予定だという。すでに金委員長はベトナムへ入り、トランプ大統領も26日中にハノイ入りすると見られている。

 朝鮮半島の問題では緊張を緩和させて経済を発展させようと望んでいるロシア、中国、韓国が主導権を握り、朝鮮を引き込むことに成功した。アメリカ中心の支配システムを揺るがしている中国やロシアに対抗、主導権を奪還しようとしているのがトランプ政権だ。アメリカの支配層には軍事的な緊張を高めたいと考えている勢力が少なくない。

 米朝両首脳は昨年(2018年)6月12日にシンガポールで会談、韓国の文在寅大統領と金正恩委員長が4月27日に合意した「朝鮮半島の非核化」を確認したのだが、その後、アメリカ大統領は朝鮮半島の非核化を朝鮮の一方的な核兵器放棄に替えてしまい、朝鮮側の反発を招いた。アメリカ支配層は朝鮮半島の制圧を狙っているのであり、必然的な展開だった。

 しかし、朝鮮を引き込むことに成功した中国、ロシア、韓国は東アジアでの緊張を緩和を望んでいる。朝鮮とアメリカとの首脳会談は望むところだろう。そして今年の元旦、金委員長はトランプ大統領といつでも会う用意があると発言、トランプ大統領は金委員長と再会談する準備はできていると応じた。

 朝鮮半島の情勢を動かしている最大の要因はおそらくロシアの戦略にある。高速鉄道やエネルギー資源を運ぶパイプラインでロシア、中国、そして朝鮮半島をつなごうとしているのだ。この計画で最大のネックだったのが朝鮮だった。

 そこで、​​2011年夏にロシアのドミトリ・メドベージェフ首相はシベリアで金正日総書記、つまり金正恩の父親と会談、朝鮮がロシアに負っている債務の90%(約100億ドル)を帳消しにし、10億ドルの投資をすることで合意している。

 ところが、金正日は2011年12月に急死してしまう。その直後、韓国の情報機関であるNIS(国家情報院)の元世勲院長(2009年〜13年)は暗殺説を唱えていた。

 2011年12月17日に列車で移動中に車内で急性心筋梗塞を起こして死亡したと朝鮮の国営メディアは19日に伝えているが、元院長によると、総書記が乗った列車はそのとき、平壌の竜城駅に停車中だった。

 NISは金の動向を15日まで確認しているが、その後は行方をつかめなくなったともいう。22日に総書記は何らかの予定が入っていて、韓国側もそのために追跡していたともしている。

 長期にわたり、金正日が暗殺のターゲットになっていた可能性もある。例えば、2004年4月に危うく龍川(リョンチョン)の大爆発に巻き込まれるところだったと噂されている。爆発の2週間前にインターネットのイスラエル系サイトで北京訪問の際の金正日暗殺が話題になっていたようだ。一応、貨車から漏れた硝酸アンモニウムに引火したことが原因だとされている。

 朝鮮は2006年に核実験を実施、国連の安全保障理事会では制裁決議が採択された。日本政府が主導したと決議だと言われている。その後も朝鮮側はミサイル発射や核兵器の爆破実験を盛んに行うが、これはアメリカ支配層にとって好都合だった。

 イスラエルの元情報機関幹部によると、1980年代、アメリカ政府がイランへ武器を密輸していた当時、そのイランへ売る旧式ミサイルをイスラエルは朝鮮で調達している。(つづく)




 

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コメント
1. 2019年2月27日 19:28:04 : o4ZxWSpuaU : cmp4OUZBQlJQcUU=[101] 報告
なぜ「北」と 思いもよらぬ 裏事情

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