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(回答先: 《米国の子供たちの63%以上が資産貧困・世界の経済格差2019年版統計で明らかになる「富の移動」》💢狂気世界💢 投稿者 お天道様はお見通し 日時 2019 年 2 月 23 日 19:42:09)
止まらない世界債務の上昇基調 trendswatcher
Photo:worldfinance
IMFの最新データによると、先進国,新興国と低所得発展途上国190カ国の政府部門、家計部門、企業部門を含む「世界債務残高」は2017年末に名目で過去最高の184兆ドルに達した。これは世界債務残高対世界GDP比率でも最大の225%となる。
1950年から上昇を続けてきた世界債務残高は2009年にピークを達し、2010年には一時的に減少を見せた。しかし、2011年から再び拡大傾向に転じ、2017年には2009年と比べ世界債務残高対世界GDP比は11%も拡大した。リーマンショックによる世界金融危機前の2007年末に110兆ドルだった世界債務残高は2017年末には67%も増えて184兆ドルに達している。
Credit: IMF
2017年に最も債務残高が高かったのは米国、中国、日本、ドイツの先進国4カ国で、対GDP比では日本が最も高い395%であった。先進国の間では、政府債務は減少を見せたが、民間債務は上昇を示した。新興国の債務残高は拡大を続けているが、拡大規模は下がっている。低所得発展途上国の間では、債務危機レベルの国が多い。
最も高い債務残高対GDP比の10カ国
日本 395%
カナダ 304%
フランス 289%
英国 257%
米国 256%
中国 254%
イタリア 246%
オーストラリア 238%
韓国 231%
ドイツ 171%
1950年以降、民間債務残高は3倍に膨れ上がり、世界の債務残高の拡大要因となっている。特に中国や新興国の民間債務は大きく拡大している一方で、低所得発展途上国では民間債務は低く、政府債務が主となっている。
金融緩和政策が続いた影響で膨れ上がった世界の債務は、2018年第1四半期には更に63兆ドル増加、247兆ドルと過去最高を更新した。解決が不可能となった債務問題は世界の経済問題の基底であり、今後は金利の上昇、物価の上昇、通貨の下落、金融危機、財政の破綻危機のリスクが高まるばかりである。
どうやらお化粧をほどこすのは、日本政府だけのお家芸だけでなさそうだ。 各国債務などは、実際の債務とは程遠い甘い脚色がIMFによって施されていると言わざるを得ないと考えられるのではないのだろうか。 特に米国などは、オイルダラーや基軸通貨であることで世界の富を吸い上げてきたにもかかわらず、実質京ドル単位の天文学的な財政赤字を積み上げていると推測できる。(デフォルトがすでに決まった国 と ひどくなる経済粉飾 にみる経済の出鱈目)
その証拠は、現代貨幣システムでは、世界金融総残高≒世界金融総借入高であり、債務の総計が184兆ドルであれば、総残高もそれとほぼ同額でないと論理的でないからに他ならないから。
世界金融総残高≒世界金融総借入高等、現代金融制度の本質を知りたければ
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