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「与野党相乗り」が大敗、川越市長選の衝撃…初当選の元裁判官、森田初恵さんが語った勝因とは
2025年1月28日 07時42分 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/382218
26日投開票された埼玉県の川越市長選は、政党の支援を受けずに初めての選挙に挑んだ元裁判官の森田初恵さん(42)が優勢とされた与野党相乗り候補を破った。「市民が選んだ市長だ」。深夜の事務所を支援者の歓喜が包んだ。
◆YouTube、SNSでも精力的に発信
「既成政党の枠を超え、幅広い市民の支持を得ることができた」。当選確実の報を受けマイクを向けられた森田さんは、選挙戦を振り返った。
東京家裁、さいたま地裁の判事を務め、被害者家族の苦悩や加害者の孤立と向き合ってきた。「誰かが問題を起こす前に事前に支援の手を差し伸べたい」と、出身地の川越市で行政トップとなることを志した。
市長選出馬の準備のため昨年夏に退官してから、地元の政治家や自治会長へのあいさつ回りを重ねた。駅頭での演説やYouTubeなどSNSでの発信も精力的に行い、地域への浸透を図った。
◆公約に「学校給食費の完全無償化」
7歳を筆頭に3人の子どもがいる。「これまでの市長と全く同じことはできない。新しい市長スタイルを認めてほしい」。同じく子育て中で、告示日に応援を受けた和光市の柴崎光子市長から市長職との両立についてのアドバイスをもらっている。
市長選の4人の候補者の中で唯一、公約に小中学校給食費の完全無償化を掲げた。若い世代の声援が日増しに大きく聞こえるようになり「選挙戦終盤には家を出てきてくれたり、会いたいと待っていてくれたりする人が現れた」。
自民、立憲民主、国民民主の3党から推薦を受けた山根史子さん(40)には、野田聖子、枝野幸男、玉木雄一郎各衆院議員ら大物が続々と応援に駆け付けた。自民党派閥の裏金問題を巡り、与野党が応酬を繰り広げた昨秋の衆院選が記憶に新しい中での呉越同舟には、有権者の戸惑いが広がった。
◆「守りたいのは既成政党の利益ではない」
森田さんは「私が守りたいのは既成政党の利益ではない。特定の利権でもない」と、市民派のイメージを前面に出して対抗した。結果、次点の山根さんには7000票もの差をつけた。「自民の決定に強い反発があり、多くの人がこちらに来てくれた実感がある」と分析する。
市制施行から103年で初めての女性市長となる。
引用ここまで。(ここ以下は有料記事のため)
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