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年金改正で繰り上げ受給時の減額率引き下げへ 5年で60万円増額
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191204-00000004-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 12/4(水) 16:00配信 週刊ポスト2019年12月13日号
年金の制度改正で「繰り上げ受給」に変化も
働きながら年金をもらう「在職老齢年金」の制度が来年から改正される見込みだが、同制度は年齢で2つに分かれている。65歳以上の「高在老」(高齢者在職老齢年金)は月給と年金の合計収入が47万円を超えると年金カットが行なわれる。基準が高いため、実際に、年金カットされているのは給料が比較的多い層で全体の1.5%にとどまる。
一方、65歳未満の「低在老」(低所得者在職老齢年金)は年金カットの基準が合計収入28万円と厳しいため、2割近い人が年金を減らされている。
今回の厚生労働省の改正では「高在老」の基準は据え置き、そのかわりに低在老の年金カットの基準を「47万円」に引き上げる方針となった。
実は、この制度改正は、「年金のもらい方」の発想を転換させる強烈なインパクトを持つ。現在は65歳までの雇用延長期間に働きながら年金をもらう「繰り上げ受給」を選ぶと、給料が低くても年金を大きくカットされるが、その基準が緩和されることで、新制度では「60歳繰り上げ」を選んだ場合の65歳までの年金総額が現在より大きく増えるからだ。
年金減額率が下がる
今回の年金改正では「繰り上げ」を選んだ場合に次の2つの“特典”が受けられるようになる。
■特典1:年金額が現在よりアップする
■特典2:働きながら受給しても年金カットされない
ここでは特典1の年金アップについて見てみよう。
年金の「繰り上げ」は受給開始年齢を1か月単位で選ぶことができる。そのかわりに65歳より1か月早くもらうごとに年金額が0.5%ずつ減額されていく仕組みだ。
厚労省の標準モデルの「夫の年金」に相当する月額16万円のケースで計算すると、「64歳受給」を選べば約15万円(6%減)、「63歳受給」なら約14万円(12%減)、5年間繰り上げて60歳から受給開始すると最大の30%減額されて年金額は約11万円に下がる。長く受給できる分、金額が減らされるのである。
だが、厚労省は社会保障審議会年金部会に提出した資料で、この繰り上げ時の年金減額率を引き下げる(1か月0.4%に縮小)ことを盛り込んでいる。
実施されれば、モデルケースで60歳繰り上げ受給を選んだ場合の年金額は現在の月額約11万円から、改正後は約12万円へと1万円アップする。5年間で約60万円もの増額だ。
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