http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/734.html
Tweet |
地裁で認められた労働者の権利が、控訴審で真逆。さらに企業側が「マスコミ暴露で名誉棄損だ」との主張まで認めるとは。
地裁と高裁で真逆の判決とは、沖縄での基地埋め立て訴訟や原発差し止め訴訟を思い出させる。
-------------------------------(ここから)
育休後の雇い止め、マタハラ認めず 原告女性が逆転敗訴
https://digital.asahi.com/articles/ASMCX51MHMCXUTIL01N.html?pn=5
新屋絵理 2019年11月28日21時17分
育児休業の取得後に正社員から契約社員にさせられたのは、妊娠や出産をめぐる嫌がらせ「マタニティーハラスメント」にあたるとして、東京都内の女性(38)が勤務先に慰謝料などを求めた訴訟の控訴審判決が28日、東京高裁であった。阿部潤裁判長はマタハラに当たらず、会社側に違法性はないと判断し、女性の請求の大半を棄却した。
育休取得後に雇い止め無効、マタハラ認定 賠償命ず判決
育休取得後に雇い止め 「マタハラで違法」と女性が提訴
昨年9月の一審・東京地裁判決はマタハラを認め、雇い止めも違法として会社側に110万円の支払いを命じていたが、女性側の逆転敗訴となった。一方、会社側からの訴えを受け、女性が記者会見などの発言で「マタハラ企業であるような印象を与えた」と名誉毀損(きそん)の成立を認め、女性に55万円の支払いを命じた。
判決によると、女性は教育関連会社「ジャパンビジネスラボ」(東京)で語学学校の講師だった。2013年に出産し、14年9月に育児休業を終了。保育園が見つからず、週3〜4日勤務の有期契約社員になった。その後、保育園が見つかったとして正社員復帰を求めたが会社側は応じず、1年後の契約満期で雇い止めされた。
高裁判決は、女性は会社が設定した正社員を含む多様な雇用形態から、十分に検討して自らの意思で契約社員を選んで復職したと認定。会社側が正社員として復帰させなかったことは違法でないとした。
ここから続き
また、一審がマタハラと認めた、男性上司の「俺は彼女が妊娠したら俺の稼ぎだけで食わせる」との発言について、高裁は女性が上司の妻のことを持ち出して発言を引き出したと指摘。「発言は適切ではないが、職場環境を害するものとはいえない」と判断した。
さらに、「保育園が決まったのに正社員にすることを渋った」などの女性のマスコミへの説明は事実に反すると指摘。会社との信頼関係を壊す背信行為であり、雇い止めに合理的な理由があったと結論づけた。
会社側に一部のプライバシー侵害があったと認めた一方、女性が記者会見を開き「子を産んで戻ってきたら、人格を否定された」などと述べた発言は「真実ではない」として、名誉毀損の成立を認定した。
双方は判決後に会見。女性は「仕事と子育ての両立支援を働きかける社会の動きに逆行する裁判所の判断。残念だ」と話し、上告する方針を明らかにした。
ジャパン社の杉村貴子社長は「女性のキャリアをつなぎたいと社内の勤務制度を作ってきた。これからも従業員と誠実に話し合いたい」と話した。(新屋絵理)
-------------------------------(ここまで)
まさか国側にマタハラを隠ぺいしたい事情でもあるまいか。
関連:
■「ブラック企業大賞」ノミネート9社が発表に!過労自殺、セクハラ…有名企業がズラリ(bizSPA!フレッシュ)
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/865.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 12 月 11 日 17:36:45: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民133掲示板 次へ 前へ
- マタハラ訴訟、原告女性が逆転敗訴 東京高裁「雇い止めに合理的理由」(録音して訴えることは違法?!) 戦争とはこういう物 2019/11/29 13:25:14
(1)
- 「マタニティハラスメント」訴えた裁判、判決で会社に女性への慰謝料命令(1年前、地裁は労働者権利認めたが...) 戦争とはこういう物 2019/11/29 13:43:58
(0)
- 「マタニティハラスメント」訴えた裁判、判決で会社に女性への慰謝料命令(1年前、地裁は労働者権利認めたが...) 戦争とはこういう物 2019/11/29 13:43:58
(0)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民133掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。