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コラム2019年11月10日 / 08:27 / 11時間前更新
中国の「富裕化・肥満化・老化」で稼ぐ世界的製薬企業
Robert Cyran
3 分で読む
[ニューヨーク 4日 ロイター BREAKINGVIEWS] - お金持ちになるのは嬉しいが、肥満と老化は避けたいものだ。しかし世界的な製薬企業にとっては3つそろうのが好ましく、急速に人口動態が変化する中国で順調に売り上げを伸ばしている。例えば米メルク(MRK.N)は第3・四半期の中国での売上高が前年同期比84%も伸びた。3つの要因に加え、製薬企業におおむね好意的な中国政府の政策方針も追い風となっており、少なくとも中国国内のライバル企業が台頭してくるまでこの潮流は続きそうだ。
米アムジェン(AMGN.O)が10月31日、中国のバイオテクノロジー企業、百済神州(ベイジーン)(6160.HK)の株式を27億ドルで取得すると発表したことは、中国市場における商機の大きさを浮き彫りにした。百済神州はアムジェンのバイオ医薬品を中国で商品化する。英アストラゼネカ(AZN.L)の中国の売上高は40%増えた。ファイザー(PFE.N)の新薬もほぼ同程度、売り上げを伸ばしている。スイスのノバルティス(NOVN.S)は2023年までに中国で50種類の新薬を認可申請する計画だ。
しかも現在、中国市場の拡大は著しい。調査会社IQVIAによると、昨年の医薬品販売高は1370億ドルで、米国に次ぎ世界第2位の市場だ。メルクの売上高の7%、アストラゼネカの20%を占めている。
人口動態でビジネスのすべてが決まるわけではないが、製薬業界にとって好影響はある。中国は急速に裕福になり、高齢化も進んでいる。2002年には65歳以上の人口が全体の7%にとどまっていたが、世界銀行の推計では2050年には26%を占める見通しだ。中国人は健康状態も悪化している。米医学雑誌アナルズ・オブ・インターナル・メディシンの調査によると、過去10年間で肥満の人の比率は3倍の14%に高まった。この結果、循環器系の疾患や糖尿病、がんの患者が増えた。
中国政府はグローバルな製薬企業に概して好意的だ。デロイトによると、多国籍企業が昨年得た新薬の認可は40件と、2016年の3件から増えた。これは売り上げ増につながる。
一部には陰りもある。中国の消費者は伝統的に国内製のジェネリック医薬品を敬遠してきたが、国内製品の質向上に向けた取り締まりなどにより、一部グローバル企業の古い医薬品の利益率は圧縮された。仏サノフィ(SASY.PA)は心臓疾患治療に使われる「プラビックス」と高血圧症薬「アプロベル」の売上高が来年50%減少する可能性があるとしている。とはいえ、より高価な処方薬は堅調だ。
中国は科学者を多数輩出しており、規制によって国内企業の研究・開発支出を後押ししている。国内の巨大製薬企業が確固とした地位を築くには長年を要しそうだ。しかし主要産業で国内企業を育成してきた中国政府の実績を考えれば、グローバル企業は今のうちにわが世の春をおう歌するべきだろう。
●背景となるニュース
*アムジェンは10月31日、中国のバイオテクノロジー企業、百済神州(ベイジーン)の株式20.5%を27億ドルで取得し、中国での事業を拡大すると発表した。
*百済神州はアムジェンの抗がん剤3種類を中国で商品化することで合意した。アムジェンの抗がん剤開発にも協力する。
*サノフィは10月31日、中国での売上高が前年同期比14%増えたと発表した。医薬品とワクチンがけん引役となった。メルクは同29日、中国での売上高が前年同期比84%増加したと発表した。
(筆者は「Reuters Breakingviews」のコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています)
https://jp.reuters.com/article/china-drug-firms-breakingviews-idJPKBN1XF0FA
アリババ「独身の日」セール、過去最高の昨年上回る−16時間経過
Lulu Yilun Chen
2019年11月11日 6:29 JST 更新日時 2019年11月11日 19:04 JST
• 世界の投資家が注目するアリババの取扱高、昨年は2150億元
• 参加ユーザーはロシアなども含め5億人に達する見込み
中国で「独身の日」と呼ばれ、年間最大の電子商取引セール展開の11日、アリババ・グループ・ホールディングの取扱高は当初16時間で過去最高だった昨年の2150億元(約3兆3440億円)を超えた。
中国のみならず、ロシアやアルゼンチンなども含め参加ユーザーは5億人に達したと推定される。アリババは今年の独身の日にも「天猫ダブルイレブン」ショッピングフェスティバルを上海で開催。テイラー・スウィフトなどの有名歌手が独身の日を盛り上げる出演者に含まれた。
最初の1時間で1000億元を超える
独身の日のセールは、中国の経済成長が鈍化し成長率が6%を割り込む恐れがある中、同国の消費者がどの程度の購買意欲を持っているのか世界の投資家から注目を集めている。
フロスト・アンド・サリバンのアジア太平洋ICT(情報通信技術)責任者、リチャード・ウォン氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「アリババは恐らく貿易戦争の影響を回避して、さらに事業を好転させることができるだろう」と指摘。「支出に関する現在のセンチメントと信頼感はなお比較的強い」と説明した。
Online Shopping
Alibaba's Nov. 11 sales have surpassed the busiest U.S. online spree
Sources: Alibaba, Adobe Analytics
U.S. data covers period from Thanksgiving through Cyber Monday
原題:Alibaba Singles’ Day Set to Challenge $31 Billion Sales Record(抜粋)
Alibaba Surpasses $31 Billion Singles’ Day Sales Record (1)
香港株急落、抗議活動激化で−下落の香港ドルは需給逼迫の兆し
Bloomberg News
2019年11月11日 13:08 JST 更新日時 2019年11月11日 21:12 JST
• ハンセン指数、2.6%安−MSCI香港指数は2.9%下げた
• 香港ドルの3カ月物フォワードポイントは一時76に上昇
11日の香港株式相場は急落し、ハンセン指数が8月上旬以来の大きな下げとなった。この日午前の警官による発砲で抗議参加者が負傷した後、抗議活動は一段と激化した。
ハンセン指数は前週末比2.6%安の26926.55で引けた。香港上場の中国本土銘柄から成るハンセン中国企業株(H株)指数は2.5%安。MSCI香港指数は2.9%下げた。
西湾河の路上(11月11日)
写真家:ジャスティン・チン/ブルームバーグ
香港ドルは0.04%安の1米ドル=7.8334香港ドル。
一方で、香港ドルの3カ月物フォワードポイントは一時76と、2016年以来の高水準に上昇した。今年8月半ばに付けた取引時間中のピーク(46.09)を大きく上回り、外国為替市場で香港ドルの需給が逼迫(ひっぱく)する見込みであることを示唆している。
中環で警察の催涙ガスから逃れるためモール内に身を隠す人々(11月11日)
写真家:ニコール・トゥング/ブルームバーグ
関連記事
58兆円規模の香港株上昇に変調の兆し−警察のデモ参加者発砲などで
原題:Hong Kong’s $530 Billion Stock Rally Buckles as Protests Worsen、Hong Kong Dollar Forward Points Surge to Highest Since 2016 (1)(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-11/Q0S64QDWRGG001
香港の暴力が激化、発砲や催涙ガス−自身に火を付ける男性の動画も
Natalie Lung、Iain Marlow
2019年11月11日 9:25 JST 更新日時 2019年11月11日 21:14 JST
• 地下鉄駅の外で警官が発砲、撃たれた男性は集中治療室で治療中
• 優先課題は暴力を終わらせ香港を正常に戻すこと−行政長官が会見
香港では11日、6月に抗議活動が始まって以来、最も激しい暴力が吹き荒れた。繁華街の機能はまひし、交通網は分断され、男性2人が重体となっている。
8日に死者が出たことに怒りが収まらないデモ参加者は11日朝、通勤の妨害に動き、この日の混乱が始まった。地下鉄駅の外で警察が参加者に発砲し、撃たれた男性は現在、集中治療室で治療を受けている。
発砲事件を受けて抗議活動家は香港の主要ショッピング地区の1つである中環での「フラッシュモブ」的な集会を呼び掛け。警察は催涙ガスを使って排除に当たった。
ほぼ同じ時間にガソリンをかぶって自らに火を付けた男性の動画も流れた。中国紙、環球時報の胡錫進編集長は、男性が「過激な活動に抗議した」とコメント。病院当局によると、この男性は重篤な状態にあり、そのほか約50人が負傷しているという。
デモ参加者が警官に撃たれた現場(11月11日)
衝撃的な動画は香港情勢がさらに悪化する懸念を引き起こした。11日の香港株は約3カ月で最大の下落。一部の銀行は営業時間を短縮した。
香港政府は11日午後の声明で、「冷静かつ合理的」になるよう呼び掛けた。林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は同日の記者会見で、暴力によって目的を達することはできないと抗議活動家らに警告。警察の行動についての独立調査や普通選挙権を求める要求に対して「それは実現しないとここで明言する」と述べ、「優先課題は暴力を終わらせ香港を正常に戻すことだ」と表明した。
警察は催涙ガスを使用
警察に応戦する抗議参加者
原題:Hong Kong Violence Escalates With Bullets, Tear Gas, Man on Fire(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-11/Q0S3E16JIJUO01
9月の英物品貿易、125億4100万ポンドの赤字=国民統計局☆差替【11/11 20:13】
【ロンドン時事】英国民統計局が11日発表した9月の物品貿易収支は、125億4100万ポンドの赤字となった。輸出の伸びが輸入の伸びを下回り、赤字幅は3カ月連続で拡大した。ロイター通信の市場予想で見込まれていた100億ポンドの赤字も上回った。
9月の収支は、輸出が前月比1.2%増の298億5400万ポンド、輸入が5.1%増の423億9500万ポンド。8月分は108億2500万ポンドの赤字に修正された。
物品貿易のうち、欧州連合(EU)向けの輸出は47.6%、EUからの輸入は53.6%を占め、英国がEUから離脱すると、英経済に大きな影響を及ぼすことが改めて浮き彫りとなった。
情報提供:株式会社時事通信社株式会社時事通信社
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7〜9月期の英GDP速報値、前期比0.3%増=景気後退を回避☆差替【11/11 20:11】
【ロンドン時事】英国民統計局が11日発表した2019年7〜9月期の実質GDP(国内総生産)は、0.2%のマイナス成長に落ち込んだ4〜6月期からの反動で前期比0.3%増となり、景気後退入りを回避した。
ただ、ロイター通信の市場予想(0.4%増)をやや下回った。
GDPを生産面でみると、農林漁業が前期比0.2%減、鉱業は1.7%減。一方、建設業は0.6%増、輸送・通信業が0.6%増、企業向けサービス・金融業が0.3%増となった。
一方、前年同期比では1.0%増と、10年1〜3月期(0.8%増)以来9年半ぶりの低調な伸びを記録した。
https://fx.dmm.com/market/news/?pageId=no201911111353
欧州市場の主要指標11時半 ポンド上げ幅拡大 欧州株は全面安
2019/11/11 20:54
【NQNロンドン】11日午前のロンドン外国為替市場で、英ポンドは対ドルで上げ幅を拡大した。英国時間11時半時点では、前週末の16時時点に比べ0.0030ドルのポンド高・ドル安の1ポンド=1.2820〜30ドル。
目立ったポンド買いの材料は見当たらないものの、10時半以降にポンド買い・ドル売りが強まった。
ユーロは対ドルで横ばい圏。前週末と同水準の1ユーロ=1.1020〜30ドル。
円は対ドルで続伸。20銭円高・ドル安の1ドル=108円90銭〜109円ちょうどで推移している。
欧州株安を背景に「低リスク通貨」とされる円買いが優勢。もっとも11日は米国市場が祝日で休場となるなか値幅は狭い。
英株価指数のFTSE100種総合株価指数は11時半時点で、前週末の終値に比べ1.33%安。アジア株安が欧州市場にも波及している。香港情勢の悪化懸念や米中貿易協議の先行き不透明感から資源株や金融株など中国関連銘柄の売りが目立つ。スポーツ関連小売りのJDスポーツ・ファッションと決算発表を受けて情報・出版のインフォーマは上昇。
欧州各国の主要株式相場は総じて下落。
ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は1バレル61.69ドル付近に下落。前週末終値比で1%超下げている。リスク回避の売りが広がった。ロンドン地金市場協会(LBMA)の金価格は1トロイオンスドル1464.70前後に上昇。投資家のリスク回避姿勢で安全資産とされる金には買いが入った。ロンドン金属取引所(LME)で銅先物相場は1%近く下げている。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASGR11H3Z_R11C19A1000000/
債券市場に警告シグナル、タームプレミアムが急上昇−売り続く兆候か
Liz McCormick
2019年11月11日 14:08 JST
• 同様の事態、前回には金融危機後の時期以来で最大の債券売りに
• 景気悪化懸念の後退に伴い投資家は長期債保有への不安を深める
債券市場のある指標が突然、赤信号を発した。前回に赤が灯った時には世界金融危機後の時期以来で最大の債券売りにつながっていた。
その指標とはタームプレミアムで、米国債とドイツ国債の両方について前四半期の記録的低水準から反転上昇している。米国債タームプレミアムの3カ月での上昇は2016年後半以来の最大に向かっている。
8月までの安定した上昇から一転し、世界の債券相場は最近数週間に下落した。貿易紛争の緩和が世界経済への懸念を和らげたことが背景にある。タームプレミアムの反発は債券売りがさらに続くことを示唆する。短期債をロールオーバーする代わりに長期債を保有する投資家が求めるプレミアムの上昇トレンドは、始まったばかりだと投資家やストラテジストが指摘する。
10年物米国債利回りは7日に3カ月ぶり高水準となり、ドイツ国債利回りも7月半ば以来の高さとなった。フランスとベルギーではゼロを上回った。8日の日本国債利回りは5月以来の最高に達した。
景気悪化懸念の後退に伴い、安全資産からリスク資産への資金の流れが見込まれる中で投資家は長期債保有について不安を深めている。こうした傾向はすでに利回りを押し上げ、米連邦準備制度が利下げ停止を示唆していることと相まって、タームプレミアムが上昇。欧州でも緩和的な金融政策の中でインフレ見通しが上向きタームプレミアムへの上昇圧力になっている。
コーナーストーン・マクロのパートナー、ロベルト・ペルリ氏は、貿易問題や英国の欧州連合(EU)離脱を巡るリスクが和らいだため、「タームプレミアムは50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)程度上昇する余地がある。米金融当局は金利を据え置いており利上げの可能性はゼロなので投資家がリスクを取るインセンティブは大きい」と話した。
ニューヨーク連銀のモデルによると、10年物米国債のタームプレミアムは8月末から約42bp上昇し、3カ月で16年以来最大の上昇に向かっている。8月はマイナス1.29%という記録的な低さだったが、先週にはマイナス0.84%まで回復した。
原題:
This Red Alert Is Now Flashing on the Bond Trader’s Radar Screen(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-11/Q0SAWZT0AFB401?srnd=cojp-v2
投資の巨人ボンダーマン氏、ウォーレン氏支持−「富裕税」実現しない
Amanda L. Gordon (News)
2019年11月11日 15:48 JST
• 「トランプ氏かウォーレン氏かの選択ならどちらを選ぶかは明白」
• 「ウォール街は富裕税に関心ない。いずれにせよ実現しないだろう」
2020年米大統領選の民主党の公認指名を争うエリザベス・ウォーレン上院議員は、プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社を批判する急先鋒(せんぽう)だが、投資業界の巨人が支持しない理由にはならないようだ。
TPGキャピタルの共同創業者で資産家のデービッド・ボンダーマン氏は、既存のリストに掲載されている候補者の方が、トランプ大統領よりもうまくやるだろうと述べ、トランプ氏よりもウォーレン議員を選ぶ意向を示した。
ボンダーマン氏は9日午後、ロサンゼルスで開かれた会議でブルームバーグの質問に対し、「トランプ氏かウォーレン氏かという選択になれば、どちらを選ぶかは明白だと思う」と語った。
ボンダーマン氏は、ウォーレン氏が賢いとしながらも、提案の多くを実行できるとは考えていない。同氏は「そうは言っても、彼女は多くの点で魅力的な候補だ。ウォール街の同業者は2%の富裕税に関心を向けていない。いずれにせよ実現しないだろう」と発言した。
エリザベス・ウォーレン上院議員
写真家:ダニエル・アッカー/ブルームバーグ
デービッド・ボンダーマン氏
写真家:Vivek Prakash / Bloomberg
原題:Warren’s Private Equity Attacks Haven’t Stopped This Supporter(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-11/Q0SF9TT0G1L601?srnd=cojp-v2
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