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若田部副総裁、低金利やマイナス金利長期化望まない−「出口」急がず 利下げと超長期金利の低下防止の両立困難、量拡大の公約が足かせ 
http://www.asyura2.com/19/hasan133/msg/294.html
投稿者 鰤 日時 2019 年 10 月 04 日 14:20:27: CYdJ4nBd/ys76 6dw
 

若田部副総裁、低金利やマイナス金利長期化望まない−「出口」急がず
Katherine Greifeld
2019年10月4日 7:34 JST
大規模金融緩和を終わらせる「出口」に急いでいるという意味でない
長期にわたりいつまでも低金利を維持することは望んでいない
日本銀行の若田部昌澄副総裁は3日、ニューヨークでの講演後の質疑応答で、低金利やマイナス金利の長期化は望まないと語った。

  追加緩和に前向きなリフレ派として知られる若田部副総裁はジャパンソサエティーでの講演後、理想をいえば2%の物価目標を達成し、現在のマイナス金利政策をできるだけ早くやめたいが、それは大規模な金融緩和を終わらせる「出口」に急いでいるという意味ではないと発言。長期にわたりいつまでも低金利を維持することは望んでいないと述べた。

  若田部氏はまた、危機対応時の政策協調について、財政政策当局と金融政策当局が協力して状況に対処する必要があると指摘した。

関連記事
若田部副総裁:金融緩和そのものが、成長力の強化に貢献できる
relates to 若田部副総裁、低金利やマイナス金利長期化望まない−「出口」急がず
原題:BOJ’s Wakatabe Wants to Get Out of Negative Rates as Soon as Can(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-10-03/PYTH97T0G1L101?srnd=cojp-v2


利下げと超長期金利の低下防止の両立困難、量拡大の公約が足かせ
日高正裕、Chikako Mogi
2019年10月4日 8:59 JST
超長期債市場は国内だけでなく海外からの投資資金で需給逼迫
日銀は政策枠組みの「弾力運用」に踏み切る内容示すー三菱モルガン
日本銀行の黒田東彦総裁が9月に利回り曲線の傾斜化誘導を示唆する発言をしたのを受けて、マイナス金利の深掘りと同時に超長期金利の低下防止策が打ち出されるとの観測が市場に台頭している。ただ、金利低下を抑えるには国債購入を減らすしかなく、両立は難しいとみられている。物価目標達成のために資金供給を拡大させるという日銀の公約が制約となるからだ。

  日銀の超長期債の買入額は月4500億円と、マイナス金利を導入した2016年2月当時の月2兆2000億円程度から大きく減っているが、超長期物の取引の中心である20年金利は足元で0.2%前後と当時の4分の1程度の水準にとどまっている。世界経済の下振れリスクの高まりや日銀の国債保有額増大で金利低下圧力が強まっていることが背景だ。

BOJ to Review Prices and Economy After Standing Pat for Now
Haruhiko KurodaPhotographer: Akio Kon/Bloomberg
  日銀は前月末に公表した10月の長期国債買い入れ方針で、残存25年超の下限をゼロとし、場合によってはオペを見送る可能性を示唆した。野村証券の中島武信シニア金利ストラテジストは、買い入れをゼロにしても超長期金利の上昇余地は「限定的」とみる。

  日銀には物価上昇率が安定的に2%を超えるまでマネタリーベース拡大方針を継続するというオーバーシュート型コミットメントの公約がある。

  BNPパリバ証券の河野龍太郎チーフエコノミストは、世界的な金利低下圧力が高まると、需給の逼迫(ひっぱく)を和らげて超長期債利回りの低下を抑制する手法とマネー拡大の公約の共存が「徐々に難しくなってしまう」と指摘する。

  超長期債市場では、運用難の生命保険会社や年金など国内投資家だけではなく、海外からも利回りを求めた投資家の資金が流入しているため、需給の逼迫した状態が続いている。世界的に金利が再び低下基調を強める中で、黒田総裁の思い通りに国内の利回り曲線が傾斜化へ進むのは難しいと指摘する市場関係者は多い。

  日銀が10月に開催する金融政策決定会合を巡っては、JPモルガン証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SMBC日興証券、東海東京証券などはマイナス金利の深掘りを予想している。

  市場では、長期・超長期金利の過度な低下の防止、地域金融機関への収益悪化への対応など政策の持続性を高めるための副作用対策も同時に打ち出すとみられている。三菱UFJモルガン・スタンレー証の六車治美シニアマーケットエコノミストは、オーバーシュート型コミットメントについても「弾力運用」に踏み切る内容を示すと予想している。 
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-10-03/PYQEVJT0AFB601?srnd=cojp-v2


 

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コメント
1. 2019年10月04日 15:34:11 : OO6Zlan35k : L3FGSWVCZWxFS3c=[200] 報告

>現在のマイナス金利政策をできるだけ早くやめたいが、それは大規模な金融緩和を終わらせる「出口」に急いでいるという意味ではないと発言。長期にわたりいつまでも低金利を維持することは望んでいない

やはり、海外中銀の緩和姿勢を考えれば

当面、円高圧力は続くということだな

2. 2019年10月06日 00:19:39 : Y39wSRqLeI : MFlwZjNYV1RCZ2c=[49] 報告
利下げと超長期金利の低下防止の両立困難、量拡大の公約が足かせ 

量的緩和が足かせ?

足かせなら

撤回させ、処分させればよ

黒田の面子の為に、国を潰す馬鹿はいない。


BNPパリバ証券の河野龍太郎チーフエコノミストは、世界的な金利低下圧力が高まると、需給の逼迫(ひっぱく)を和らげて超長期債利回りの低下を抑制する手法とマネー拡大の公約の共存が「徐々に難しくなってしまう」と指摘する。
――――
世界的に金利が再び低下基調を強める中で、黒田総裁の思い通りに国内の利回り曲線が傾斜化へ進むのは難しいと指摘する市場関係者は多い。


黒田マイナス金利で低金利基調の仕掛け人

黒田が利上げに転じれば、転じてこそ、イールドカーブは傾斜する。

3. 2019年10月06日 00:50:05 : 7gRum63M8U : TFhKLlg4Lk1VOGM=[17] 報告
出口は急がず

出口は急いでこそ出口
急がなければ、早急に負債再燃バブルを仕掛けられ
付けが回ってくる。

日高正裕、
ただ、金利低下を抑えるには国債購入を減らすしかなく、両立は難しいとみられている。物価目標達成のために資金供給を拡大させるという日銀の公約が制約となるからだ。

マイナス金利で資金供給を増やすから物価が値崩れする。
利上げすれば、利上げしてこそインフレ目標達成となる。

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