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年金検証のインチキ
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2019年08月28日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ
財政検証が公表されましたが… 根本大臣の弁。 「経済成長と労働参加が進めば、持続可能となるものと言えます」 では、今後の経済成長と労働参加等の見通しはどうなのか? 私は、全くインチキをやっているとしか思えません。 根本大臣は次のようにも言います。 「経済成長と労働参加が進むケースでは、所得代替率50%以上を確保できることが確認された。(年金制度は)おおむね100年、持続可能になる」 偽造、捏造、アベシンゾウの面目躍如と言いたい! この期に及んでまだ100年間大丈夫だなんて。 では、何故インチキなのか? 財政検証の基となる経済前提をみていましょう。 楽観ケースでは、どれだけ日銀がお札をばら撒いてもインフレがおきないのに、2024年以降インフレ率は2.0%に達することを前提としています。悲観ケースでも、1.1%の物価上昇が起きる、と。 次に実質賃金上昇率ですが… 楽観ケースでは、今後1.4%ほどまで上昇し、悲観ケースでも0.7%前後まで上昇する、と。 しかし、近年、実質賃金上昇率がどのように推移しているかと言えば… マイナスになることの方が多いのです。 全くおかしい。 さらに実質運用利回りですが、今後1%程度に上昇するとしています。 いいでしょうか? 今長期国債の利回りは、マイナスなのですよ。それにインフレ率を考慮すると、実質利回りは明らかにマイナス。 何を考えているのかと言いたい! さらに、経済成長率の予想の前提となる全要素生産性の上昇率ですが、楽観ケースで1.3%、そして悲観ケースでも0.8%にまで上昇するとしていますが… 2014年以降の全要素生産性の上昇率は、2014年が-0.2%、2015年が1.0%、2016年が0.0%、そして2017年が0.9%となっていることからすれば、極めて甘い見通しと言わざるを得ません。 悲観ケースでも甘いのです。 それなのに、楽観ケースで行けば、所得代替率は50%をキープできるだなんて! というよりも、所得代替率50%をキープできるように前提条件を逆算しただけではないかと言いたい! 本当に国民を舐めている、と。 これでも安倍政権を支持しますか? 財政検証はでっち上げと言うべきものだと感じた方、クリックをお願い致します。 ↓↓↓ 人気blogランキングへ ※リンク省略 |
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