プラスチックごみの輸出規制(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/425.html
投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 5 月 18 日 13:45:45: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
プラスチックごみの輸出規制
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51771286.html
2019年05月18日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ
プラスチックごみの輸出が規制されることになったと報じられています。
NHKが報じています。
リサイクルに向かない汚れたプラスチックごみの輸出入を規制する新たな国際ルールが10日定められ、国をまたいだごみの移動が一段と厳しく制限されることになりました。こうしたなか、中国が去年からプラスチックごみの輸入を禁止したことによる影響が広がっています。世界で廃プラスチックの輸出量トップのアメリカと2番目の日本は去年、輸出の総量がおよそ30%減り、その分、各自治体で抱える量が増え、対応に苦慮するケースが相次いでいます。
アメリカのリサイクル業者の業界団体によりますと、アメリカはこの10年間、廃プラスチックの輸出量が世界で最も多く、2016年には194万トン、2017年には167万トンを輸出し、このうち30%から40%が中国向けでした。
ところが中国政府が国内の環境汚染を理由に、去年1月から主に生活由来の廃プラスチックの輸入を禁止した結果、アメリカからの輸出量全体は去年、107万トンと前年より36%減りました。
中国向けの輸出だけを見ると89%の減少で、全体に占める中国向けの割合は5%にまで減りました。
また、廃プラスチックの輸出量が世界で2番目に多い日本もアメリカと似た状況となっています。JETRO=日本貿易振興機構によりますと、日本は2016年は153万トン、2017年は143万トンを輸出し、それぞれ52%が中国向けでしたが、去年は101万トンと前年より30%減り、中国向けが占める割合は5%にまで低下しました。
アメリカも日本も中国向けが減った一方で、タイやマレーシアなどへの輸出が増えていますが、こうした東南アジアの国々も輸入規制を強めています。
このためアメリカや日本では輸出が減った分、各自治体が廃プラスチックを抱え込み、その扱いに苦慮するケースが相次いでいます。
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ゴミの問題というのは、ときとして人間の本性を暴き出してしまいますね。
自分たちでどうしようもできないから開発途上国にゴミを輸出し、処理を依頼する。
問題は、ゴミを受け取った側がそれをきちんと処理できるかです。
山のなかに大量に放置されているだけなのかも知れません。
そして、日本を含む先進国側はそれを承知のうえで、ゴミの輸出を続けてきた、と。
国内の産業廃棄物の処理にも似たようなことがよく起こります。
ちゃんと処理しなければいけないのに、山のなかなどに放置したままになっているようなケースが時折報じられることがあります。
廃棄物の処理を依頼する企業側、或いは、廃棄物の処理を監督する役所も、そういう悪質なケースがあることを知りながら放置している、と。
要するに、問題を先送りしてきただけなのです。
そして、今、真面目に対応することが求められているのだ、と。
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