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1%の利下げを求めるトランプ大統領
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2019年05月01日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ
令和の時代になりました。 令和の時代になり、最初に国賓で招くのが米国のトランプ大統領ですが… 私は、繰り返し述べているように、こんな男を国賓で招くことに大反対です。 だって、人種間の対立を煽るようなことをしたり… 難民の親子を平気で引き離したり… 理由もないのに兵役を逃れたり… 大統領選を勝ち抜くために、ロシアと共謀したり… 大金持ちだと自慢する一方で、納税資料の公開を拒否したり… 気候変動は、中国の作り話だと主張したり… 限度を越しているのです。 しかし、幾らおかしな大統領だとは思っても、令和が始まったばかりの今、トランプ大統領を国賓で招くことに難癖をつける訳にもいかないということで…TBSの番組は、トランプ大統領はいろんな意味で世界から注目されているので、そのトランプ大統領が日本を国賓として訪れるならば、日本のことが世界に注目される…なんて訳の分からない解説をしていました。 おかしいでしょう? でも、国賓として招くことが今更撤回できないのならば… 国賓として招くトランプという男がどういう男なのかということをマスメディアは徹底的に報じる必要があると思うのです。 違いますか? 良い面も悪い面も、或いは大統領になって1万回以上の嘘をついたという事実も、ちゃんと報道せんかい、と言いたい! で、そのトランプですが、連銀に対して1%ほど金利を下げろと言っているようです。 日経の記事です。
無知とは怖いものですね。 確かに連銀がこの時期利下げに踏み切れば、さらに景気を良くする効果があると言えるでしょう。 いや、景気を良くするというよりも、加熱されることが心配されるのです。 だって、米国の失業率は、3.8%と歴史的な低さにあり、また、2019年第一四半期の実質経済成長率も、3.2%と順調なのです。 但し、その一方で、インフレ率(総合)は、前年同月比でみて1.9%とインフレが心配される水準に近づいていると言っていいでしょう。 このようなときに、さらに景気を過熱したら元も子もありません。 でしょう? インフレが起きたら否が応でも利上げを加速し景気に冷や水をかけることが必要となるからです。 だから、重要なことは、景気が過熱することなく、ソフトランディングを図るようにすることで、そのためにはむしろなだらかな利上げが必要とされるのです。 トランプは、将来のことよりも、2020年の大統領選のことしか頭にないのではないでしょうか? トランプと仲がいいことばどうして自慢話になるのかと思う方、クリックをお願い致します。それに、本当に仲がいいのなら、一緒に写真に写るとき、赤い絨毯の上に乗るな、ストップなんて言われないと思いますが。 ↓↓↓ 人気blogランキング ※リンク省略
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