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油断禁物…高校授業料無償化でも必要な費用を算出してみた
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/250876
2019/03/31 日刊ゲンダイ 帰宅部ならいいが、部活をやればその分も…(C)日刊ゲンダイ まもなく新学期が始まる。子供の学費で悩んでいる親は、少なくないだろう。進学先が私立ならなおさらだが、2020年度から就学支援が拡充され、私立高校の授業料も対象に。全国平均額の年間約39万円を上限に補助する方針。年収590万円までの世帯が対象といわれる。 それが「高校授業料無償化」のあらましだが、「無償化」に引きずられ過ぎると大ヤケドするかもしれない。特に公立と私立では、出費がかなり違うことは要注意だろう。情報サイト「高校授業料無償化 最新情報」の運営担当者が言う。 「支給されるのはあくまでも授業料の部分のみ。高校でいえば、私立と公立とでは授業料だけでなく入学金や設備費、修学旅行積立金などで差がありますから、授業料が実質無償化されても、私立の方が高くつくのは変わりません」 まず入試の時点でもかなり違う。公立の受験料はおよそ2000円だが、私立はその10倍の2万円ほど。入学金も同様で、公立はおよそ5500円で済むが、私立は20万円以上かかる高校も珍しくない。 「加えて、私立の場合は電子辞書やiPadなどのタブレット端末の購入・利用料がかかるところもあります。制服も公立より高かったり、靴や靴下、バッグを指定されていたりということもあって、入学金と合わせて初期費用は40万円ほど必要です。一方で、公立は、合計でも20万円を切るのが一般的です」 入学後、授業料以外の出費としては、全日制私立と公立で次のような差がある(文科省「平成28年度子供の学習費調査」)。 修学旅行・遠足・見学費 公立:3万4892円 私立:5万4096円 学校納付金等(施設整備資金、学級費、PTA会費や寄付金等) 公立:4万9762円 私立:22万8864円 通学関係費(通学のための交通費や制服など通学用品の購入費) 公立:7万9157円 私立:10万9048円 教材費や部活動費にはそれほど大きな開きはなかったが、この3項目だけでも合計20万円以上の差がある。その現実を入学後に知ったら、親は大変だろう。実質無償化となる授業料の支給についても、注意点があるという。 「現在も国の就学支援金と各都道府県の授業料軽減制度はありますが、支給されるのは学校に支払った後。それ相応の金額を用意することは必要です」 また、いずれにしても授業料が支給されるのは年収590万円以下の世帯に限られる。ギリギリ上回ってしまう家庭では出費は苦しいままだが、裏ワザもあるそうだ。 「所得制限の基準は、市町村民税所得割額と道府県民税所得割額の合算額になります。所得から社会保険料や生命保険料、住宅ローンや寄付などの控除を引いて計算されるわけですが、ふるさと納税は寄付に入りますから、これを利用して市町村民税所得割額の控除額を増やす手があります。ただし、道府県民税所得割額の方には影響しないので、よく計算してください」 政府は、ふるさと納税への規制を強化しているだけに、使うなら早いうちか。
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