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仏ルノーが経営統合に意欲 日産が抜けられないゴーン路線
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/250645
2019/03/29 日刊ゲンダイ
日産が仏企業になる?(左からスナール会長、西川社長、ゴーン容疑者)/(C)日刊ゲンダイ
仏ルノー、日産自動車、三菱自動車の3者連合が、新体制の設立を発表してから2週間。日産にとって頭を悩ますニュースが飛び込んできた。
27日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT、電子版)によると、ルノーは今後1年以内に日産との経営統合交渉を再開する意向だという。これでハッキリしたのは、「機能統合など外形的な統合にエネルギーを割くより本来すべきことを確認したい」――と語っていた日産の西川社長の思いが砕かれたことだ。ルノーのスナール会長が初代議長を務めるアライアンス・ボードが発足すると、さらに経営統合交渉の再開に拍車がかかるとみられる。
もともと、経営統合に難色を示していたのが、ゴーンだった。ルノーの会長兼CEOだったゴーンは、ルノーと日産の経営統合に反対していたが、昨年6月、フランス政府から退任圧力を受けて方針を転換。任期満了を迎える2022年までに、経営統合に乗り出すとみられていた。
皮肉にも、ゴーンがいなくなったことで、日産に対するルノーからの圧力がますます強まっているのだ。経済ジャーナリストの井上学氏がこう言う。
「ルノーにとって、日産との経営統合はずっと『既定路線』でした。ゴーン氏がいなくなったことで、動きが加速しています。ゴーン氏はルノー、日産、三菱自の3者連合の上に持ち株会社をつくることを構想していたので、経営統合について交渉する時、いろいろと条件闘争ができたでしょう。しかし、西川社長をはじめ、今の日産経営陣にフランス政府やルノーと交渉できる人がいるでしょうか。下手したら、日産が『ルノージャポン』になってしまうこともあり得るのではないか。ゴーン氏がいなくなっても、ルノーが日産の株を40%以上保有しているので、アライアンスにおける日産の扱いは何ら変わらないのです」
FTによると、ルノーは「できるだけ早く」日産との交渉を再開したがっているという。ゴーンという“重し”が外れた結果、動きが早まったことに加え、FTは、経営統合の後、ルノーが欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)との経営統合に乗り出す意向だとも報じている。このプランは、もともとゴーンが2〜3年前に提案していたが、フランス政府の反対を受けて頓挫したという。
「自動車業界の先行きが怪しくなってきているので、ルノーとしては、1台でも車を売りたい。弱小連合を吸収してでもグループを拡大したいということなのでしょう」(井上学氏)
ルノーに主導権を握られている限り、日産は結局、「ゴーン路線」から脱せられないのだ。
【ビジネス】経営統合に難色を示していたゴーン被告という“重し”が外れたことで、ルノーが日産との経営統合に意欲をあらわにしています。https://t.co/KAX1dmIE8H #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2019年3月28日
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— 起業ガイド (@Kigyou_Guide) 2019年3月29日
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— 猪倉 Wild Farm (@inokura) 2019年3月29日
皮肉にも、ゴーンがいなくなったことで、日産に対するルノーからの圧力がますます強まっている
【仏ルノー経営統合に意欲マンマン】日産 抜けられないゴーン路線 「ルノージャポン」になる可能性も これでハッキリしたのは、「機能統合など外形的な統合にエネルギーを割くより本来すべきことを確認したい」──と語っていた日産の西川社長の思いが砕かれたことだ(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/OkqeP2GdWu
— KK (@Trapelus) 2019年3月28日
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