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大塚家具・久美子社長、中国系新オーナーから最後通告で崖っぷち…久美子派幹部が一斉退任
https://biz-journal.jp/2019/03/post_27134.html
2019.03.19 文=編集部 Business Journal
有明本社ショールーム(「Wikipedia」より)
大塚家具は3月11日、現在の取締役7人のうち5人を入れ替えるを発表した。3月31日に開催する株主総会で正式に決める。
大塚久美子社長は続投するが、久美子氏が外部から連れてきた取締役5人は揃って退任。大塚家具を事実上買収して“新しいオーナー”になる、中国系企業で越境EC(電子商取引)を手掛けるハイラインズの陳海波(ちんかいは)社長の意向を反映した役員人事となった。
ポイントは、久美子氏を支えてきた外部から招聘した取締役たちが全員、退くこと。いずれも久美子氏のブレーンたちだ。
宮本惠司取締役は百貨店の三越出身でナンバー2の社長補佐を務めてきた。
阿久津聡社外取締役は、久美子氏の母校である一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授で、久美子氏が社長就任した際の功労者のひとりだ。
瀬戸伸正常勤取締役(監査等委員)は秋田木工社長。長沢美智子社外取締役(監査等委員)は東京丸の内法律事務所の弁護士で、久美子氏が父親の大塚勝久氏とのプロキシーファイト(委任状争奪戦)で勝利したときに“軍師”を務めた。“久美子政権”を誕生させたキーパーソンである。
三冨正博社外取締役(監査等委員)は、かつてアメリカにあった大手会計事務所、アーサー・アンダーセン出身の公認会計士。
社内取締役は、久美子氏と佐野春生取締役専務執行役員の2人が留任する。佐野氏は久美子氏の実妹の夫。大塚ファミリーの一員だ。
新任取締役は5人。内訳は社内取締役が2人、社外取締役が3人である。社内取締役は上野一郎執行役員と狛裕樹経営企画室長の2人が昇格する。
社外取締役は、今回の資本支援をとりまとめ“事実上のオーナー”となるハイラインズ社長の陳氏をはじめ、元トヨタ自動車理事の田中満雄氏、元住友商事副社長の佐々木新一氏の3人が就く。
陳氏はメディアでのインタビューで、「取締役が(久美子氏の)アドバイザーとして機能していない」と指摘し、交代を求めていた。久美子氏の続投は認めるが、「赤字を継続すれば続投はできなくなる」と釘を刺した。
大塚家具の役員の大幅交代は、陳氏の意向を如実に反映したものだ。監査法人もEY新日本監査法人から開花監査法人に交代する。株主総会後の大塚家具の新体制は、陳氏主導で進むことになる。
(文=編集部)
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— biz-journal (@biz_journal) 2019年3月18日
創業者を追い出し、内部留保を使い切り、挙句の果てに実質的に中国企業に身売り。
— 小林 高志 (@caffe58) 2019年3月20日
ここまで優秀な経営者は、あまりいない。
大塚家具・久美子社長、中国系新オーナーから最後通告で崖っぷち…久美子派幹部が一斉退任 https://t.co/XHstK979ZO
久美子社長、ブザマだな。こうなる前に父親に頭を下げられなかったのか。
— 桜花 (@ohka0327) 2019年3月20日
大塚家具を事実上買収した中国系企業ハイラインズの陳海波社長の意向を反映した役員人事となった。
陳氏は、久美子氏の続投は認めるが、「赤字を継続すれば続投はできなくなる」と釘を刺した。https://t.co/muYQLcD25N
本当に残念過ぎる。
— nick (@gasnickj) 2019年3月19日
ユーザーだっただけに。
陳海波氏も大塚家具に手を出してたとは…。
どうしてくれるんだこのチグハグ感。
大塚家具・久美子社長、中国系新オーナーから最後通告で崖っぷち…久美子派幹部が一斉退任 https://t.co/QWso3giXq4 @biz_journalより
あっという間に中国に買収されて、旧取締役は役立たず扱い。これでは社長の座を追われるのも時間の問題でしょうね。https://t.co/su3ulpjhli
— ゆき (@hawk_yuki) 2019年3月19日
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