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ビジネス2019年3月13日 / 11:28 / 1時間前更新
春闘集中回答日、ベア前年割れ相次ぐ 消費拡大に黄信号
Reuters Staff
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[東京 13日 ロイター] - 2019年春季労使交渉(春闘)で、自動車や電機などの主要企業が13日、労働組合の賃金要求に対して一斉に回答した。基本給を底上げするベースアップ(ベア)は前年水準を割り込む企業が相次いでおり、賃金上昇を起点とした消費拡大に黄信号がともる結果となっている。安倍晋三首相の賃上げ要請に応える「官製春闘」が支えてきたアベノミクスは正念場を迎えている。
日立製作所(6501.T)やパナソニック(6752.T)、三菱電機(6503.T)、富士通(6702.T)など大手電機はベアに相当する賃金改善額について、前年を500円下回る月1000円で決着した。ベアは6年連続となったが、電機業界は中国経済の悪化で業績拡大にブレーキがかかっており、足元の不透明感を反映する結果となった。
トヨタ自動車(7203.T)の平均昇給額(期間従業員や再雇用者を含む全組合員)は前年を1000円下回る月1万1700円で妥結。ホンダ(7267.T)のベアは前年を300円下回る月1400円、日野自動車 (7205.T)の賃金改善は同200円下回る2000円で、それぞれ決着した。一方、日産自動車(7201.T)の賃金改善は3000円と前年と同水準となった。
金属労協に入っているこのほかのベア回答は、オークマ(6103.T)が2438円(前年1508円)、島津製作所(7701.T)が1000円(同1500円)、ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674.T)が1000円(同1100円)、NTN(6472.T)が1200円(同1100円)、日本精工(6471.T)が1200円プラス住宅手当(同1500円プラス住宅手当)、コマツ(6301.T)が2000円(同2000円)などとなっている。
足もとでは物流費や人件費の上昇に悲鳴を上げていた食品業界を中心に値上げの動きが相次いでおり、家計を直撃している。10月に消費税増税を控える中、賃上げの動きが鈍れば、財布のひもはさらに固くなりかねないリスクがある。
*内容を追加しました。
志田義寧
https://jp.reuters.com/article/wage-baseup-idJPKBN1QU07A
ビジネス2019年3月13日 / 10:28 / 3時間前更新
企業物価指数2月は前年比+0.8%、原油高で4カ月ぶり上昇幅拡大
Reuters Staff
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[東京 13日 ロイター] - 日銀が13日に発表した2月の企業物価指数(CGPI)速報によると、国内企業物価指数(2015年=100.0)は前年比でプラス0.8%となった。プラスは26カ月連続。昨年末の原油価格下落の影響を受けて、1月まで上昇幅は3カ月連続で縮小していたが、年明けから原油価格が下げ止まり・反発したことから、4カ月ぶりにプラス幅が拡大した。
ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値は前年比プラス0.7%だった。2月の指数は101.1。
前月比はプラス0.2%で、4カ月ぶりにプラスに転じた。
米中貿易協議進展の期待感や米国の利上げスタンスの転換、中国の景気対策などがあり「ひところに比べると市場参加者の悲観的な見方が和らぎ、各種の商品市況の下げ止まりや持ち直しにつながった」(幹部)と日銀はみている。また、年明けは為替相場がやや円安方向に振れたことも、企業物価の押し上げ要因となった。
原油市況の影響を受ける「石油・石炭製品」は、1月の前月比マイナス4.2%から2月はマイナス2.1%へとマイナス幅が縮小した。米中貿易摩擦の懸念から下落していた銅やアルミニウムなどの「非鉄金属」も前年比5.6%下落と、前月の7.4%下落から下落幅を縮小させた。
今後について日銀は「米中貿易摩擦を巡る不意透明感が強い状況は続くため、世界経済に与える影響に注意が必要な状況が続く」とし「商品市況だけでなく、実体経済の動向も重要なポイントになる」(幹部)とコメントしている。
公表744品目のうち、前年比で上昇したのは393品目、下落は276品目だった。上昇と下落の差は117品目で、前月から22品目減少した。
清水律子
https://jp.reuters.com/article/corp-goods-price-feb-idJPKBN1QU05B
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