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日本人の9割は「生産性」を勘違いしている(衆知)
http://www.asyura2.com/19/hasan131/msg/470.html
投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 3 月 12 日 01:53:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

日本人の9割は「生産性」を勘違いしている
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190311-00010003-php_t-bus_all
PHP Online 衆知(THE21) 3/11(月) 18:02配信


「あらゆるものを取り巻く環境が複雑性を増し、将来の予測が困難な状態」=VUCAの時代をどう生き抜くか?

「非合理的な仕事」を職場からなくすコツとは?

 現代社会は、「VUCA(ブーカ)時代」と呼ばれている。VUCAとは、「あらゆるものを取り巻く環境が複雑性を増し、将来の予測が困難な状態」を指す言葉で、近年ビジネスシーンでも話題になっているキーワードの1つだ。

 今回は、そんな先の見えない時代に生き残るための仕事術をまとめた『本当は大切なのに誰も教えてくれない VUCA時代の仕事のキホン』を上梓した河野英太郎氏に、「限られた時間で成果を出す」ためのスキルについて、解説していただいた。


生産性を高めるには2種類の方法が考えられるが……

生産性の向上には「2種類ある」

私たち現代のビジネスパーソンは、「VUCAの時代」=明確な答えがない環境に置かれています。

 VUCAが仕事に与える影響の最たるものは、「ビジネスサイクルの短縮」です。

 かつてのように、長い時間をかけて優れた成果を出そうとしても、その間に「優れた成果」の定義が変わることすらある時代になってしまいました。その結果、どの企業も短い時間で優れた成果を出すために、「生産性を上げろ!」と一様に叫んでいます。

 しかし、重要なのは、ここで求められている生産性向上の解釈です。

「生産性」を、投入した時間分の成果、と定義すると、その向上には、次の2種類の解釈ができます。

1.分子を増やす(時間を固定して、より多くの成果を上げる)
  例:一定の時間をかけて10の成果だったものを、12の成果に上げる

2.分母を減らす(成果を固定して、より少ない時間で達成する)
  例:一定の成果を出すのに10時間かかっていたものを、8時間で達成する

 この2つの解釈は、結論は同じでも、我々の心理面に与える影響は大きく違います。
 実は、1の考え方では、生産性の向上につながりにくいのです。

 多くのビジネスパーソンは毎日必死に働いています。その状況にさらにムチ打つように、成果を何十%上げろ、と言っても、モチベーションは上がりません。結果的に残業や社員のストレスにつながるのがオチです。

 一方、生産性の高い職場やビジネスパーソンは、必ず2の考え方で働いています。

 同じ作業を終えるのに、どうすればより早く済ませられるか、を考えるわけです。シンプルに考えて、このほうがよりモチベーションも湧くというものです。

 幸いにも、それまでより短い時間で成果が達成できれば、余った時間をプラスアルファに回すことができます。

 その結果、同じ時間でより高い成果を出すことも、自然と可能になります。

 ですから、まず皆さんに知っていただきたいのは、「ある成果を今までよりも短い時間で達成する」ための工夫が、生産性の向上につながるという事実です。

目的に対して、合理的かどうかを考える

 では、どうすれば、成果あたりの投入時間を減らせるでしょうか。

 そのためには、一つひとつの仕事が目的に対して合理的かどうかを考えること。

 そして、非合理的な仕事を極限まで排除することが大切です。

 普段、当たり前のようにやっていることも、外部の目を通して見たり、冷静に考えてみたりすると、実際には非合理的なことをたくさんしているものです。

 私は今までのキャリアのなかで、多くの会社・組織に所属してきました。また、仕事のやり方も、お客様先に常駐することが多かったので、多種多様な組織を見ています。

 そのなかで見てきた「非合理的な仕事」の例は、枚挙にいとまがありません。

 たとえば、どこの部署にもあるのが、前任者から引き継がれてきた必要性の低い仕事。

 何の疑いもなく続けているが、今ではもうやる意義がなかったり、最小限の労力で済むようなことはたくさんあるものです。

まず「なくしたい仕事」を挙げてみる

 目的と照らし合わせて、非合理的な仕事を見つけるためには、まず「なくしたい仕事」をリスト化することから始めるのをおすすめします。

 実現できるかどうかはともかく、「この仕事がなくせたら良いのに」という仕事を、常日頃からピックアップして、リスト化しておくのです。

 特に管理部門は仕事が増えがち。私も管理部門にいたときは、大胆な「なくしたい仕事リスト」をつくって、パソコンのデスクトップに保存していました。

 人は、新しいことは気軽に始めても、今までやっていたことをやめるのは意外と苦手。

 このような仕事のリストをつくると、日頃から、仕事一つひとつに対して、「やらずに済ませられないか?」「将来的にはなくせないか?」という意識を持てるようになります。

サクサク話が進む「ある一言」とは?

 もちろん、ただ、やみくもに仕事をなくせば良いかというと、そうではありません。
 仕事をなくしてみたら、思わぬところで影響が出てトラブルになることもあります。

 そういったことを回避するためには、「これ、なくしてみたらどうなると思う?」と人に話してみると良いでしょう。

 そうすると、「実は昔、なくそうとしたんだけど……」と、思いもよらない「なくせなかった理由」が出てくるかもしれません。

 その場合は、本当になくすべきかどうか、具体的に話し合えば良いでしょう。

 その反対に、「考えてもみなかったよ、早速なくしてみようか」と、そのひと言がきっかけで話が進み出すことも、十分にあり得る話です。

 このように、きっかけさえあれば、人は案外簡単にやめることができます。むしろ、恐れるべきは、きっかけを失くして、延々とやる必要のない仕事を続けてしまうこと。

 こうした事態を回避するためにも、まずはひと言、気づきを誰かに話してみるようにしましょう。そうすれば、ただ漫然と続けるだけの日々よりも、長期的に見れば良い結果になるでしょう。

 なくしたい仕事に気づくことが、生産性を上げるための第一歩なのです。

河野英太郎(日本アイ・ビー・エム部長)


 

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コメント
1. 2019年3月12日 19:09:07 : ICe8OGrnXw : ZHE1bnUuS0lNZUE=[10] 報告
マスゴミの 煽りに乗って 勘違い
2. 2019年3月13日 17:34:04 : 1OKot0rQ3I : dlpSTlJZLk41QkU=[2] 報告
そんなに生産性改善に効果があるなら自社に適用すればいいだけ。
3. 2019年3月13日 18:03:34 : z0SQdjEyNM : WUxPTXhZaFdKYWM=[30] 報告
生産性を上げると無理に新しい仕事を作らない限り不要な人間が増える。

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