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「3.20」に株価急落の恐れ 市場が警戒する2つの懸念材料
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/248766
2019/03/06 日刊ゲンダイ
3月下旬は要注意。パウエルFRB議長(左)は何を語る?(C)ロイター
3月20日に気をつけろ――。株高に沸く兜町で、警戒を強める声が聞こえ始めている。
「この日はFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催され、FRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長が会見を行う予定です。そこでどんな発言が飛び出すか。内容によっては株価は急落します」(市場関係者)
パウエル議長が「追加利上げ」に言及せず、「金融緩和」の方向性をにおわせた途端に、金融市場は大荒れになる恐れがあるという。
■自動車株に危険シグナル
「金融緩和はドル安(円高)をもたらします。日本株にはマイナス要因なので、日経平均がガクンと落ちる危険性は高いといえます。実は、すでに為替を警戒した動きが表面化してきました。円高でダメージを受ける自動車株がさえないのです」(株式アナリストの黒岩泰氏)
4日、日経平均(終値)は前営業日比219円35銭高の2万1822円と好調だった。ところが、トヨタ自動車は60円安、ホンダは41円安、スズキは222円安と大幅下落。日産自動車も0.8円安だった。
市場の懸念はもうひとつある。米中貿易戦争の行方だ。
「3月中にも合意する見通しという報道が相次いでいます。トランプ大統領は、18年に中国へ課した制裁関税を撤廃するかもしれないとの見方も流れています。あまりに楽観論が多いように思います。“物別れ”に終わった場合の揺り戻しを警戒すべきでしょう」(第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏)
20日のFOMCを無事通過しても、今度は米中貿易戦争が市場を直撃しかねないのだ。さらに3月下旬から4月にかけ、日米貿易交渉も本格的に始まる見込みだ。
「日米交渉で為替問題が取り上げられ、円高方向に振れると、株価を直撃します。10連休となるゴールデンウイーク明けが心配です。日経平均の2万円割れもあるでしょう」(黒岩泰氏)
市場の強気ムードに惑わされないほうがよさそうだ。
「日米交渉で為替問題が取り上げられ、円高方向に振れると、株価を直撃します。10連休となるゴールデンウイーク明けが心配です。日経平均の2万円割れもあるでしょう」(黒岩泰氏)
— piyo (@piyopikopichi) 2019年3月6日
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日刊ゲンダイ3/6:「3.20」に株価急落の恐れ 市場が警戒する2つの懸念材料
— 日本共和国設立委員会 (@whoswhoaz) 2019年3月5日
FRBパウエル議長が会見を行う予定。そこで「金融緩和」の方向性をにおわせた途端に、金融市場は大荒れになる恐れがある
米中貿易戦争が“物別れ”に終わった場合の揺り戻しを警戒すべき
すでに、自動車株が冴えない
市場が警戒【自動車株に危険シグナル】3月20日 株価急落に備えろ GW明け日経平均2万円割れも パウエル議長が「追加利上げ」に言及せず、「金融緩和」の方向性をにおわせた途端に、金融市場は大荒れになる恐れがあるという(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/OEQoH8RdOh
— KK (@Trapelus) 2019年3月5日
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