http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/776.html
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「大崎市 汚染牧草７月１５日から焼却開始 ２９００トンの処理には７年かかる見通し〈宮城〉」
(仙台放送ニュースチャンネル 20/06/29 20:58)
https://www.youtube.com/watch?v=LvuFxkXE_V0
放射性物質を含むいわゆる汚染牧草の焼却処分について、宮城県大崎市は７月１５日から本焼却を始めると明らかにしました。
これは、６月２９日の大崎市議会・一般質問の中の汚染牧草の焼却に関する質問に対して伊藤市長が答弁したものです。
議員
「最終処分場周辺の地元住民の皆さんに結果の周知が徹底されていたのか」
大崎市 伊藤康志 市長
「７月１５日から焼却処理を開始することをはじめ、今後のスケジュールを説明している。行政の責任において総合的に判断し決定する事案であると認識している」
福島第一原発事故に伴ういわゆる汚染牧草のうち、大崎市が処理する１キログラムあたり８０００ベクレル以下のものはおよそ６０００トンあり、農地へのすき込みなどを除いた焼却対象はおよそ２９００トンにのぼります。 市によりますと７月１５日から本焼却を始め、今年度は４０６トンを処理する予定で、２９００トンの処理には７年かかる見通しだということです。
-------(引用ここまで)------------------------------------
放射能汚染ゴミを燃やすと放射性物質はさらに微細化して広域に拡散されます。
放射性物質を満足に取り除けるフィルタは、まだ世界のどこにも存在しません。
だからチェルノブイリ事故の汚染地域では汚染ゴミは一切燃やさないし、
森林火災を最も恐れています。
数年前、原子炉専門家のA・ガンダーセン氏が福島の仮設焼却炉を見学して
腰を抜かしていましたが、汚染ゴミの焼却はそれだけ非常識だということです。
これは宮城だけの問題ではありません。
すでに大崎市の汚染ゴミは首都圏に持ち込まれて燃やされています。
汚染土の再利用もそうですが、日本は放射能汚染をさらに悪化させようとしています。
おそらく、最終的に日本を核のゴミ捨て場にする計画の一環でしょう。
それにしても、国民は汚染水の海への垂れ流しは猛烈に反対するのに、
汚染ゴミ焼却にはなぜこうも無頓着なのか。
全く理解できませんね。
（関連情報）
「原子炉専門家のA・ガンダーセン氏が飯舘村蕨平の仮設焼却炉を見学して驚愕！」
（拙稿 2016/4/11）
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/463.html
「大崎・水害稲わら、東京搬送始まる 年内に４０００トン焼却へ ／宮城 （毎日新聞）」
（拙稿 2020/2/8）
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/491.html
「これはひどい！ 宮城・丸森町の汚染ガレキ焼却 横浜市長が市議会・市民に内緒で
勝手に決めていた！」 （拙稿 2019/11/27）
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/287.html
「汚染廃棄物の焼却停止認めず 仙台高裁『放射性セシウム検出されず』 （産経）」
（拙稿 2019/7/22）
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/737.html
「なんと世界の焼却施設の7割は日本にある 焼却で放射性物質は超微粒子化
被ばく被害はさらに深刻になる」 （2016/4/3）
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/418.html
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