http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/283.html
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「“焼き場に立つ少年”をさがして」 (NHK 2019/8/9)
https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2019/08/0809.html
原爆が投下されてから74年となる長崎で、改めて注目されている写真があります。
被爆後の長崎で、アメリカの従軍カメラマンが撮影したモノクロ写真「焼き場に立つ少年」です。少年が背負っているのは亡くなった弟。その火葬の順番を待つ姿を捉えたものです。
ことし11月に来日予定のローマ法王が「戦争がもたらすもの」というメッセージを添えて、おととし、世界中に発信。改めて注目されているのです。
■ 長崎投下から74年 “焼き場に立つ少年”をさがして
少年は誰なのか、74年たった今もわかっていません。その後、少年はどんな人生を歩んだのか。あの少年に会ったことがあると、今もさがし続ける男性がいます。
長崎市に住む、村岡正則さん(85歳)です。この1年半あまり、写真の少年につながる手がかりをさがし続けています。ローマ法王の発言をきっかけに、被爆当時の記憶が呼び覚まされたからです。
74年前のきょう。当時、小学6年生だった村岡さんは、爆心地から1.5キロ離れた自宅で母親とともに被爆しました。やけどを負った母親を支え、命からがら逃げ惑いました。ようやくたどり着いた避難先で出会ったのが、赤子を背負った、あの写真の少年だったといいます。
少年はその後、母親を見つけることができたのか。自分と同じ年ごろだったあの少年が、忘れられません。
村岡さんは「母親と一緒に私も逃げて、難民生活をしていったけれど、そんな苦労を(少年も)しただろうなと思うんですね。自分もそうだから、ひしひしと感じるんです。そういうことで、どうしても捜したい」と言います。
自らの記憶を頼りに、少年をさがす村岡さん。有力な手がかりがない中、ようやく少年の同級生だったという男性に会うことが出来ました。
男性によると、少年の名前は「あきひろ」くん。戦後、母親の実家がある諌早市に移住した可能性があるといいます。
新たな手がかりを得て、諌早市内で調査を始めた村岡さん。市内の小学校を探し回る中、ある学校にたどり着きました。
村岡さんと同い年にあたる、昭和21年の卒業生の中に、「あきひろ」という名前の子どもが見つかったのです。
学校には、昔の卒業写真も残されていることがわかりました。写真の少年と見比べることができれば、大きな手がかりとなります。
期待をいだき、写真集をめくる村岡さん。しかし、被爆直後の混乱からか、昭和21年の卒業写真はありませんでした。
被爆から74年。当時を知る人が少なくなる中、写真そのものから、少年に近づく情報を得ることはできないか。私たちが取り組んだのが、写真のカラー化です。
これまでNHKでは、最新のデジタル技術を使い、数多くのモノクロ映像のカラー化を行ってきました。カラー化するために画像を分析していくと、少年の体に、ある異変が起きていたことがわかりました。
黒い瞳の部分の横に、さらにグレーのかかった部分があることが分かったのです。これが何を意味しているのか。
48年にわたり広島などで被爆者医療に携わってきた、医師の齋藤紀さんは、目のグレーの部分は、出血したあとだと考えられると言います。
写真を詳しく見てみると、鼻には詰め物をしています。このことからも、出血しやすい状態にあったとうかがえます。
少年は、一定量の放射線を浴びたことで、骨髄が傷つき、体中が出血しやすくなっていた可能性があるといいます。少年がなんらかの形で被爆した可能性が浮かび上がってきました。
74年たった今もなお、私たちに戦争の悲劇を訴えかけている「焼き場に立つ少年」。当時の体験を語れる被爆者が少なくなっているからこそ、村岡さんは、この写真への思いを強くしています。「(少年は)写真で平和を訴えてくれている。立派だ。あっぱれだ。と呼びかけたい」といいます。
残念ながら、村岡さんが出会った少年が「焼き場に立つ少年」だという確かな証拠は、まだありません。写真の少年は誰なのか、謎は残されたままです。
しかし、74年前、長崎市民の多くが、写真の少年と同じように悲惨な経験をしたことは確かです。
だからこそ、多くの人たちが、この写真の少年に思いを寄せ、平和への祈りを新たにしているのだと思います。
-------(引用ここまで)-------------------------------------
有名な「焼き場に立つ少年」も白目に出血があり、鼻血を出していたというのは驚きです。
典型的な被ばく症状であり、全く同じ被害が福島原発事故後の日本人にも生じています。
日本が危険で高コストの原子力発電に執着する理由は、隠れて核兵器製造を行なうためです。
核兵器にきっぱりとさよならを告げない限り、この先何度でも原発は爆発し、
日本の国土は放射能汚染だらけになり、国民はバタバタと死んでいくでしょう。
この少年の写真が何を意味するのか、日本人はよく考えるべきでしょう。
(関連情報)
「『焼き場に立つ少年』の写真、ローマ法王が配布を指示(CNN)」 (阿修羅・赤かぶ 2018/1/2)
http://www.asyura2.com/17/senkyo237/msg/806.html
「白目の出血が増えている」
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/280.html
「被ばくで鼻血が起きるのは常識だが国民に知られると困る 政府は御用学者、
工作員を使って必死に否定し続ける」 (拙稿 2019/2/5)
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/855.html
「相変わらず鼻血、それも大量の鼻血に悩む人が多い 大量の放射性微粒子が舞っている証拠だ」
(拙稿 2019/4/20)
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/412.html
「チェルノ強制移住地域の子供も、鼻血、激しい咳、吐血、吐き気、めまい、失神、動悸、
心臓痛、頭痛などに悩んだ」 (拙稿 2016/8/26)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/362.html
「福島の鼻血『内部被ばくか』 神戸の医師 学会で発表(とある原発の溶融貫通(メルトスルー))」
(阿修羅・赤かぶ 2014/7/14)
http://www.asyura2.com/14/genpatu39/msg/324.html
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