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「スポーツをする子どもにも大人にも「重大なケガ」が増えている“恐ろしい理由”」
(Business Journal 2019/8/14)
https://biz-journal.jp/2019/08/post_113792.html
このところたて続けに、スポーツを習っている子どもを持つお母様からの相談ごとがあり、いずれもその子どもがケガのためにスポーツを続けられなくなったというものでした。詳しく話を聞いてみると、共通して思い当たることがあり、個人的なアドバイス、提案をさせていただいています。
思えば、相撲や野球、サッカーなどのプロの選手たちのなかにも、「ケガは当たり前」みたいな風潮もあり、大した問題とは思っておらず、さらには甘くみているようにさえ見えます。もちろん、プロスポーツはすべて、ある意味で格闘技といってもよく、相手を倒すか、自分が倒されるか、ぎりぎりのところで闘っているわけで、ケガを恐れていたのでは一流になれないという側面もあり、そこがまた魅力だともいえるので、難しいところではあります。
野球やサッカーのみならず、マラソン、駅伝、テニス、バドミントン、バレー、バスケ、ボクシング、フェンシング、陸上競技など年がら年中、ありとあらゆるスポーツをテレビで中継し、それにまた夢中になる人たちが多く、スポーツに気を取られている間に、大事な法案がいともたやすく国会を通過していたなどという、笑ってもいられない状況になっていることも気になります。ちなみに、筆者は基本的にスポーツ観戦をしません。時折、福岡に滞在している時に福岡ソフトバンクホークスの試合を観に行ったりはしますが、それは現監督が友人だからという理由があってのことです。また、相撲も観に行くことがありますが、それは知り合いが親しくしている部屋の力士を応援に行っているのです。
相撲は単なるスポーツではありませんが、それは本題とはあまり関係がないので、ここでは考えないことにして、力士のケガは後を絶ちません。しかも、ケガをする場合、以前よりも重大なケガをするケースが多くなっているようで、一発で力士生命が断たれるというようなことも頻繁にあります。相撲のみならずスポーツ全般にいえることですが、ケガによって選手生命さえ危ぶまれるような事態にまでなってしまうのは、関節のケガです。
野球をやっている子供たちは、よく肘を故障しますが、肘をケガしたこどもたちに、ゆっくりとした投球フォームをやらせてみると、素人の筆者でさえわかるような、間違った体の使い方をしていることがとても多いのです。これは、少年野球などの指導に携わっている人たちの、教えるレベルの問題です。ただひたすら野球が好きで、ボランティアで少年野球の監督やコーチを引き受けている人、というのがけっこういらっしゃるんです。
これは筆者の友人のプロ野球関係者が嘆いていたことですが、少年野球の指導者の方は、とても真面目で一生懸命で、子供たちのためにという一途な思いでやっている方が多いのですが、教え方が間違っているために体を壊してしまう子供がたくさんいます。きちんとした指導者の下で、トレーニングをしていたらもっと上達したかもしれない子供が、体を壊してスポーツを続けられなくなっているケースも少なくないのです。
十分に体の各部位をトレーニングして、必要な筋肉が発達した後と、その前とでは、当然やるべきことが違います。そのことを理解せず、いきなり試合をさせて100%の力で体を使うように仕向けたら、体は壊れるに決まっています。スポーツはすべて、プロとアマの最も大きな差は、フォームです。相撲でも野球でもサッカーでも、そのほかのスポーツでも、プロとして活躍できるのは、フォームがしっかりしている選手だけです。子供のスポーツは、その人のフォームをつくり上げていくためのプロセスにすぎません。そしてそのフォームは、すぐには完成しません。指導者は、まずそのことをわかっていないといけません。
だから、喫緊の課題として、指導者のレベルアップを図るということは、重要だと思います。もうひとつ重要なのは、食事の問題です。これも、友人のプロ野球関係者が嘆いていたことですが、プロ球団には管理栄養士がいるのですが、その管理栄養士はスポンサーである製薬会社から派遣されてきていたりして、その会社が販売しているサプリメントを、これでもかというほど飲ませていたりするケースが多いのです。それは、本当に選手のためになっているのだろうかと、筆者は疑いの眼差しを向けてしまいます。
■ 故障を減らすために摂るべき栄養素
それはともかくとして、関節などの故障を未然に防ぐためには、ある特定の栄養素をきちんと継続的に摂取しておかなければなりません。それは「ムコ多糖類」と呼ばれるもので、ヒアルロン酸やコンドロイチンなどは、このムコ多糖類の一種です。ムコ多糖類を多く含んでいるのは、なんといっても魚の目玉の周りです。ドロドロ、ネバネバとした部分がムコ多糖類です。ほかにも、スッポンや魚の煮こごリ、鶏がら、豚足などにも多く含まれ、植物性のものであれば、山芋、オクラ、納豆などや、昆布、わかめ、もずく、といった海藻類に含まれるヌメリ成分も、ムコ多糖類の範疇に入れられています。
食事で、このようなものをたっぷり食べていれば、関節の潤滑液が不足することもなく、したがって関節のケガも少なくなるということになります。最近の子供たちの食事内容を見ると、ムコ多糖類が少ないことがわかります。
食べものでもうひとつ重要なのは、クロムというミネラルです。クロムに関しては以前、糖尿病の話を書いた時に出てきましたので、憶えておいでの方もいらっしゃるかと思います。その時の話は、クロムが細胞膜のドアのカギを開ける役割を果たしてくれて初めて、ブドウ糖が細胞内に入れる。だから、クロムが不足するような食事内容だと、必然的にブドウ糖が細胞内に入れる確率が低くなり、血液中にブドウ糖がダブつくような状態となり、結果的に糖尿病に近づくことになる、ということでした。
クロムの体の中での働きはそれだけではなく、インスリンと協力関係を構築して、脂肪の代謝や、たんぱく質の代謝にもかかわっています。血中のコレステロールの値を下げ、体の脂肪を減らす役割を果たし、筋肉を発達させることに関与しているのです。まさに八面六臂の大活躍といったところです。
これは実際にアメリカで行われた実験によって証明されたことですが、クロムの摂取量が理想に近いと筋肉がよく発達する、ということがわかっています。ただし、理想の値よりも多く摂ったからといって、どんどん筋肉が発達するわけではありません。だから、やたらとサプリメントを摂取すればいいということではないのです。
そしてクロムには大敵がいます。それは砂糖です。砂糖を取ってしまうとクロムが浪費され、体外に排泄されてしまうのです。だから筆者は、料理に砂糖を入れてはいけないということを厳しくお伝えしているわけです。
クロムの体内での作用については未解明の部分も多く、今後の研究を待たなければなりませんが、現在わかっていることだけでも、私たちの生活や子供たちの健康に役立つことがたくさんあると思います。クロムを多く含む食品は、未精製の米をはじめとする穀物、同じく未精製の大豆をはじめとする豆類、あおさやひじき、昆布などの海藻類、そばやアマランスなどの擬穀物類、アーモンドやかぼちゃの種などのナッツ類、種子類にも比較的多く含まれています。また牡蠣、エビ、うなぎ、鯖などの魚介類にも含まれています。
子どもがスポーツを習っているお母様方にぜひ理解いただきたいのは、料理に砂糖を使わないこと。上記のようなムコ多糖類やクロムを豊富に含む良質な食材を選び、最適な料理法でお食事を作って、食べさせてあげることです。その時に参考にしていただきたいのが「オプティマルフードピラミッド」です。オプティマルフードピラミッドのオプティマルは「最適」という意味ですから。これは子供たちにお食事をつくって食べさせてあげているお母様だけでなく、パフォーマンスを上げたい、元気でいたい、自分の才能を発揮したいと考えているすべての方にも、実践していただきたいと思います。
(文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事)
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こういう記事が掲載されるということは、よほど深刻なケガが子どもにも大人にも
増えているということです。
その理由として、スポーツのフォームなどの指導の誤りや栄養の偏りが挙げられていますが、
これらは以前からの問題であり、ここ数年、急に深刻なケガが増えていることを説明できません。
本当の理由は放射能被ばくでしょう。
ストロンチウムを含む放射性物質が骨や関節、筋肉に蓄積され、骨折やその他のケガを
生じさせているのです。
残念ながら、被ばくを回避しない限り、ますます深刻なケガが増えていくでしょう。
(関連情報)
「真っ直ぐ立てない子供たち「まるでゴリラ」…足指に“異変”も (産経ニュース)」 (拙稿 2015/5/17)
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/800.html
「“呪われた楽天”球場で異例おはらい (デイリースポーツ)」 (拙稿 2015/6/26)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/304.html
「多発する骨折 確実にもろくなっている日本人の骨 内部被ばくの影響は明らかだ」
(拙稿 2015/10/26)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/196.html
「大相撲は出血大サービス? 出血多発、返り血も浴びて、まるでプロレス流血戦」 (拙稿 2016/3/29)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/396.html
「『老化』する小中学生 つまづいて骨折 和式トイレでかがめない… (産経)」 (拙稿 2016/12/12)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/122.html
「プロレス界もケガや体調不良・病気が多発 屈強のレスラーも放射能被ばくには勝てない」
(拙稿 2017/4/27)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/820.html
「若い女性に「ロコモ症候群」が急増 2つのテストで「ロコモ度」診断 (AbemaTIMES)」
(拙稿 2017/5/17)
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/129.html
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