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参照先 : https://www.fnn.jp/posts/00417237CX/201905061928_CX_CX
“ブサかわ”大人気「わさお」 妻「つばき」が突然の死
「ブサかわ犬」として人気者となった、秋田犬「わさお」。
いつも一緒だった妻の「つばき」が、天国へと旅立った。
不細工だけど、かわいい。
「ブサかわ」で、一世を風靡(ふうび)した秋田犬のわさお。
その妻・つばきが5日夕方、死んでいたことがわかった。6歳だった。
つばきは、犬小屋でぐったりして、息遣いが荒くなっている状態で見つかり、すぐに動物病院に運ばれたが、5日午後5時すぎ、息を引き取ったという。
心臓の発作による、突然死とみられる。
2012年生まれの秋田犬「つばき」。
2年後、わさおのもとに「嫁入り」し、夫婦仲よく、観光客を出迎えていた。
もともと迷い犬だった、わさおを保護し、飼い主となったのが、青森・鰺ケ沢町でイカ焼き店を営む菊谷節子さん。
店の看板犬として話題になると、2011年には、世界遺産活動の特別大使“犬”「ワンバサダー」に任命された。
映画では、女優の薬師丸ひろ子さんと共演し、銀幕デビューも果たした。
しかし、飼い主の菊谷さんが肺炎で入院すると、体の毛が抜け、やせ細り、寂しげな表情に。
菊谷さんの息子・菊谷さん忠光さん「わさおも悲しかったんでしょうね」、「顔つきがちょっと変わって、毛も本当に、地肌が見えるくらい」
そんなわさおには家族が必要という、菊谷さんの親心のもと、お見合いが行われ、つばきがやってきた。
わさおとつばきと、長年活動を共にしてきた、わさおプロジェクト・工藤健代表「ただ単に仲が良いというよりも、もちろん仲は良いんだけど、お互いを理解しあっているというか」、「ある意味親友だったり、仲間だったり、2匹で1組みたいな」
2017年11月、菊谷さんが亡くなった際には...。
わさおプロジェクト・工藤健代表「母さん(菊谷さん)が亡くなった時に、わさおがさみしそうにしてると、つばきが、ピトッと寄り添うようにひっついて支えているというか、そういう光景が、すごく思い出されます」、「つばきは、わさおのことをわかって寄り添っていたと思います」
お見合いからおよそ5年間、わさおに寄り添い支えてきた、つばき。
あまりに突然の別れに、わさおとわさおを知る人たちの間に悲しみが広がっている。
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