http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/401.html
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(福島原発事故1週間後に陸自ヘリが撮影した画像[1])
3号機燃料取り出しが話題になっているが、東電は燃料取り出しに着手する前に、
燃料プール内部全景画像と何体爆発で吹き飛んだかを公表すべきだ。
福島原発事故1週間後に陸自ヘリが撮影した動画には、最上階の瓦礫の中に
バラバラになった燃料棒が散乱している様子が映っている[1]。
爆発により燃料集合体が使用済み燃料プールから飛び出した動かぬ証拠である。
燃料プールには35トンもある燃料交換機が落下して、燃料およびラックを損傷させた[2]。
おそらくその衝撃で即発臨界爆発が起き、燃料集合体をいくつかプール外へ吹く飛ばしたのだろう。
東電が公表した燃料プールの動画でも、底にあるはずの燃料集合体のハンドルが水面近くで
見つかっている[3]。底で爆発があって浮き上がった証拠である。
米NRCの報告書にも、燃料の破片は1マイル先まで飛散、3-4号機の間に落ちたものは
ブルドーザーで処理したとある[4]。
地元では燃料が吹き飛んだことはみな知っており、広野町の町議さんも認めている[5]。
宇宙服のような厳重な装備をした人が何かを回収していたという目撃証言もある[6]。
これだけの証拠、証言があるのだから、もう逃げられない。
東電は観念して真実を白状すべだ。
目隠しの養生板を取り払って燃料プール内部の全景画像を公開し、燃料集合体566体のうち
何体が外へ吹き飛んだのか、ラックと燃料の損傷の程度はどれぐらいか公表すべきである。
燃料交換機の落下と爆発で、燃料もラックも変形しており、全燃料を取り出すことは不可能である。
燃料の一部は破片となってプールの底に沈んでいるはずである。
作業を誤まれば、燃料を押しつぶしてまた爆発が起きる可能性もある。
燃料取り出しは危険極まりない作業である。
東電が考えているほど国民は愚かではない。
東電がウソをついていることは国民はみな知っている。ごまかせると思ったら大まちがいだ。
正直に真実を公表すべきだろう。
(関連情報)
[1] 「これが3号機燃料プールから飛び出した燃料棒 事故1週間後の陸自ヘリが撮影」 (拙稿 2015/12/19)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/518.html
[2] 「3号機の爆発原因を再検証 最も単純で真実に近い説明をしよう」 (拙稿 2017/2/8)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/464.html
[3] 「福島3号保管核燃料棒一束しか確認出来ず」 (Youtube・A.ガンダーセン 2011/7/3)
http://www.youtube.com/watch?v=aDbYj0rcyH8
[4] "RST Assessment of Fukushima Daiichi Units" (NRC page 10 2011/3/26)
http://cryptome.org/0003/daiichi-assess.pdf
[5] 「福島の政治家がついに決死の大暴露! 『政府は現実をことごとく隠す』 『復興は原発セールスのため』
(TOCANA)」 (拙稿 2018/4/13)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/633.html
[6] 「空から使用済み核燃料が降ってきた!!」 (拙稿 2015/4/7)
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/495.html
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