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事故から8年経ってようやく使用済み核燃料の取出しがスタート。溶け落ちた核燃料に到達するには気の遠くなるような時間がかかるだろう。ああ、それなのに、ふざけたPRではしゃぐ原子力ムラの非道な人々!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-ae20ff.html
2019年4月16日 くろねこの短語
パリのノートルダム寺院が炎上中!! カシモドは大丈夫か、って誰にもわかんないか。 ・仏ノートルダム寺院で大規模火災 尖塔が崩壊 そんなことより、福島第一原発3号機の使用済み核燃料の取出しが始まったというので大はしゃぎしてるんだが、これってまだスタートラインにようやく立ったというだけのことなんだね。本命はその状況さえまださだかにつかめていない原子炉内に溶け落ちた核燃料(デブリ)なわけで、そこに到達するには想像を絶する難関が待ち受けている。 使用済み核燃料の取出しですら、うまくいっても数年かかると言われているほどで、これが核燃料(デブリ)の取出しなんてことになったらどのくらいのタイムスケールになるか検討もつかないのが現実なのだ。 ・プール核燃料、搬出開始 福島第一事故8年 3号機566体 ああ、それなのに、原子力村はポップなホームページ作って能天気に浮かれちゃって大顰蹙買ってるんだから、反省のカケラもない非道なひとたちだってことがよくわかる。 ・「あつまれ!げんしりょくむら」は炎上で閉鎖されたが…SNS拡散狙う原子力ムラの“ふざけたPR”は他にも そしてまた、原発事故でいまだに右往左往している国が原発輸出しようってんで、初老の小学生・ペテン総理が先頭に立ってセールスしまくってるんだからは恥ずかしいったらありゃあしない。先頭に立つなら汚染水だろう、ってなもんです。 プール核燃料、搬出開始 福島第一事故8年 3号機566体 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201904/CK2019041502000083.html 2019年4月15日 東京新聞 夕刊 燃料取扱機で持ち上げられる核燃料。モニター画面ではプール内に小さながれきが多く確認できる=15日、福島県大熊町の東京電力福島第一原発で(小川慎一撮影) 東京電力は十五日、福島第一原発3号機の原子炉建屋上部にある使用済み核燃料プールから、冷却保管中の核燃料の取り出しを始めた。事故から八年、炉心溶融(メルトダウン)を起こした1〜3号機でプールからの核燃料取り出しは初めて。現場は放射線量が高く人が長時間いることができない。ほとんどの作業が遠隔操作であるため、難航することが予想される。 3号機プールには、使用済みと未使用の核燃料計五百六十六体を保管。使用済み核燃料は長期間、強い放射線と熱を発するため、水中で冷やしている。東電は四月中に未使用の七体を取り出し、六月下旬から作業を本格化させる方針。核燃料は敷地内の共用プールに移す。取り出しを終えるまでに約二年かかる見込み。 作業は午前八時半すぎに開始。建屋から五百メートル離れた免震重要棟内の操作室で、作業員がモニターの画面を見ながら取り出し機器を操作した。燃料取扱機で核燃料を一体(長さ四・五メートル、十五センチ四方、重さ約二百五十キロ)ずつ持ち上げ、水中に置いた専用容器(重さ約四十六トン)に七体入れる。一体を入れるのに二、三時間かけ、この日は午後八時まで作業する。一体目は、一時間半ほどで容器に入れることができた。 その後、容器をクレーンで三十メートル下の一階に下ろし、トレーラーで共用プールに運び出す予定。 3号機の核燃料取り出しは当初、二〇一四年末にも始める計画だったが、高線量が作業の壁となった。外部に放射性物質が飛び散らないよう、建屋上部にドーム型カバーを設置。東電は昨年十一月に取り出しを始める計画を示したものの、クレーンなどの機器に不具合が相次ぎ、点検や部品交換のため延期していた。 4号機では、一四年末にプールから核燃料千五百三十五体を取り出し済み。地震発生時は定期検査で停止中で原子炉内に核燃料がなく、炉心溶融を免れた。水素爆発で建屋上部が吹き飛んだが線量は低く人が中で作業して一年程度で終えた。 ◆解説 福島第一原発3号機のプールからの核燃料取り出し作業は、同じく炉心溶融が起きた1、2号機の核燃料取り出しの行方を左右する。いずれも建屋内の放射線量が高く、人が中で長時間作業できず、遠隔操作で進めざるを得ないからだ。 3号機プール周辺の線量は毎時五四〇マイクロシーベルトで、二時間で一般人の年間被ばく線量限度に達するレベル。プールに残る細かな汚染がれきを、アーム型機器で取りながらの作業だ。クレーンなどでトラブルが起きれば、人が建屋内で修理しなければならない。これら未経験の作業をこなし、ノウハウを積む必要がある。 東電は1、2号機のプール内の核燃料取り出しを二〇二三年度に始める計画を立てたが、両号機は3号機よりも線量が高く厄介だ。 特に1号機は建屋最上階に大きながれきが積み重なり、原子炉格納容器上のコンクリート製の巨大なふたがずれ落ちている。ふたのずれを元に戻さなければ、3号機同様の取り出し機器は設置できない。 1号機は三百九十二体、2号機は六百十五体の核燃料がプールに残る。これらを高台の共用プールに移すことはリスク軽減のため不可欠。ただ3号機の作業次第では、1、2号機の取り出し計画の大幅な見直しが迫られる。 (小川慎一)
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