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《北部ベーリング海でフクイチ由来のセシウム137を検出=米国アラスカ州による調査で判明》←もはやフクイチは日本だけの問題でなく、世界事象である証左とそこから導かれる懸念
ベーリング海でフクシマ由来の放射性物質(セシウム137)を検出=米国アラスカ州による調査で判明
— Nemesisネメシス (@zodiac0088) 2019年3月20日
Water samples detect low levels of #Fukushima-related contaminationhttps://t.co/gtTzS5EtOl#福島 #原発 #放射能 #被曝
昨夜からの作業だったのですが、魑魅魍魎男さんが先に投稿されていますが、主張する点などが異なるため、あえて投稿させていただきます。
以下紫色部分は投稿者による意訳です。
Water samples detect low levels of Fukushima-related contamination UAF news and information
March 18, 2019
(北部ベーリング海で、フクイチ由来の低レベル汚染物質が採取される アラスカ大学フェアバンクス校ニュース 2019年3月18日)
A slightly elevated level of radioactive contamination connected to the Fukushima nuclear disaster has been detected in the northern Bering Sea. The level of cesium-137, a radioactive isotope, is extremely low and not considered a health concern, according to state epidemiologists.
(フクイチ原発事故と関連性のあると考えられる、基準より少し高めの放射性汚染物質が北部ベーリング海で採取された。 それは、疫学者らによると、健康に直ちに影響のないほどの量の放射性同位体セシウム137であるらしい。)
The sampling, conducted by residents of St. Lawrence Island, documents the Fukushima plume’s northern edge arriving in the Bering Sea for the first time, and shows levels of cesium-137 higher than they were before the 2011 nuclear power plant accident in Japan, Alaska Sea Grant agent Gay Sheffield said.
(今回のサンプリングはセント・ローレンス島の住民によって実施され、それが2011年の福島原子力発電所での事故以前より高い濃度のセシウム137で、フクイチ由来の汚染物質の北限がベーリング海にまで達している事が確認された、とアラスカ海洋調査員であるGay Sheffieldは述べている。)
Cesium-137 is one of the byproducts of nuclear fission and is traceable in the environment. Measurable amounts of radioactive substances have been present in the ocean, including the Bering Sea, for a long time. These come from both naturally occurring and man-made sources, such as nuclear weapons tests and accidental releases from nuclear reactors.
(セシウム137は核分裂による放射性核種の一つであり、環境中でその追跡が可能な物質である。 測定可能な量の放射性核種はベーリング海を含む海洋中に長期に亘って存在してきた。 これらは自然由来のものと、核実験や原子炉からの事故などによって発生した、人工由来のものとがある。)
In March 2011, a tsunami damaged Japan’s Fukushima Dai-ichi nuclear power plant, sending unprecedented levels of radioactive materials into the Pacific Ocean. St. Lawrence Island residents anticipated that Fukushima-related contamination would eventually reach the Bering Sea based on their knowledge of ocean currents.
(2011年3月、地震に伴う津波で大打撃を被った福島第一原子力発電所から今までとは比べ物にならない量の放射性物質が太平洋に放出された。 セント・ローレンス島の住民らはフクイチ由来の放射性汚染物質が海流にのって最終的にはベーリング海まで到達すると予測していた。)
“I knew that those Japanese currents would come to our waters and so that’s why I volunteered to do the testing,” said Eddie Ungott, a resident of Gambell.
(「私はその日本の汚染された海流がここにもやってくるのを知っていたから、ボランティアで海水のサンプルを採取したんだ。」と、島の集落の一つであるガンベルの住人、Eddie Ungottはそのように述べた。)
Ungott has been collecting seawater samples for several years off the coast of Gambell. He sends them to Sheffield in Nome who then ships them to the Woods Hole Oceanographic Institution in Massachusetts for analysis. During 2014, 2015 and 2017, the lab found very low levels of cesium-137, similar to those prior to the Fukushima nuclear accident. No testing was done in 2016 due to lack of funding.
(Ungottは過去数年間、ガンベルの沿岸で海水のサンプリングを行っていた。 そして彼は採取した海水サンプルをアラスカのノームのSheffieldへ送り、それをさらに彼女は分析のためにマサチューセッツ州ウッズ・ホールに所在する海洋研究施設に送付していた。 その間、2014年から2017年まではフクイチ事故以前と変わらないほど微量のセシウム137しか発見されなかった。 但し2016年は資金不足のため解析は一時中断されていた。)
The 2018 results, however, showed the presence of cesium-137 at levels slightly higher than before accident.
(だが2018年のサンプル解析結果は、事故以前より高い濃度のセシウム137が検出された。)
“It’s a small uptick but it’s enough to confirm it is Fukushima-related, and what the island residents have anticipated since 2011,” said Sheffield.
(確かにそれはさほどの違いではなかったが、その増加が間違いなくフクイチ由来のものであるのを確認するには充分で、2011年のフクイチ事故以降にセント・ローレンス島の住民が懸念していた通りの検出結果だった。)
The level of cesium-137 measured in the 2018 seawater sample was found to be 2.4 becquerels per cubic meter (Bq/m3). That’s above pre-accident levels, but still thousands of times lower than what the EPA considers unsafe for drinking.
(その2018年のセシウム137の検出結果は1立方メートルあたり2.4ベクレルだった。 それはフクイチ事故以前よりは高いが、EPA〈米国環境保護庁〉が飲用に適さないほど危険なレベルよりもなお、数千倍低い値である。)
Historically, cesium-137 levels in the Pacific Ocean were below 2.0 Bq/m3. The EPA considers drinking water containing levels of cesium-137 up to 7,400 Bq/m3 to be safe for human consumption.
(過去太平洋のセシウム137は立方メートル当たり2ベクレルであった。 米国環境保護庁は同立方メートル当たり7400ベクレルまでは人の飲用としては安全であるとしている。)
While the Bering Sea test results are not indicating a health concern, Ungott said he hopes more testing will be carried out.
(今回までのベーリング海における検出結果は、健康に対して憂慮されるような数値ではなかったが、ローレンス島の住人Ungottは今後も海水の解析が継続されることを望んでいると言っていた。)
“We need to know if our marine mammals that we hunt are catching some of this stuff or not,” he said.
(また彼は「ここで獲れる海洋哺乳類についても同様の調査がなされるべきだろう。」とも述べている。)
Funding for the testing came from the Alaska Native Tribal Health Consortium, Alaska Sea Grant and Norton Sound Economic Development Corp. Organizations involved in sampling and testing include Native Village of Gambell, Native Village of Savoonga, Woods Hole Oceanographic Institution, State of Alaska Section of Epidemiology, Norton Sound Regional Health Corp. and Alaska Sea Grant. More details are available in the bulletin Results of seawater monitoring for cesium-137 and cesium-134 near Saint Lawrence Island, produced by Alaska Sea Grant. A story about the testing was published recently in the Nome Nugget.
(翻訳省略)
私はずっとフクイチ発放射能禍が世界事象に進展すると訴え続けてきたが、この考えはなかなか受け入れられなかったように思われる。 だが今回このようなレポートを得て’残念ながら’菅、野田そして安倍政権と日本政府は’それがアンダーコントロールである’としてきたのは完全な詭弁であり、それどころかチェルノブイリを大きく上回る世界の重要問題であるのが浮き彫りになったのではないのだろうか。
そして上記レポートから憂慮される点がいくつかあるのではないのだろうか。
それはまず第一にあげられるのは、以前とは比較にならない量の放射性核種が既に太平洋に拡散してしまっているとレポートが断定している点。
今まさに東電と日本政府は、満杯状態になった”六十数核種をとりのぞいただけのトリチウムを含む未だに汚染状態”の見せかけのフィルタリング水(詳しくは最新福一内画像多数❗️《311から8年フクシマは史上最悪の原子力災害・収束に数十年数百億ドルを要する》←それも無理っしょ❗️投稿者無責任意訳を参照下さい。)の、非常に近い将来の海洋投棄を真剣に考えているのにだ。 もしそれが実行に移されるようなことになれば、今後更なる汚染の世界拡散が予想できるだろう。 それは汚染の北限がなどという事態でなく、世界の海洋を巻き込むのは容易に予測できる。 なぜなら海流は深層部分も含めて世界を駆け巡っているのだから。
日本政府の愚かな決定が将来、トモダチ作戦訴訟なんて次元でなく、世界の非難と被害の補償を求められるのは火を見るより明らかだろう。
そして次にくる懸念はやはり政府による情報操作の甲斐もあって今の所、功を奏している日本国民のフクイチ事象に対するあまりの関心のなさなのではないのだろうか。
引用英語記事で、アラスカ州のセント・ローレンス島とあるがこの島は、住人たった千三百人足らずの小島でしかないのにもかかわらず、”住民らはフクイチ由来の放射性汚染物質が海流にのって最終的にはベーリング海まで到達すると予測していた。”とか、”「私はその日本の汚染された海流がここにもやってくるのを知っていたから、ボランティアで海水のサンプルを採取したんだ。」”といって、2014年以降海水サンプルの採取と研究者への送付を続けている。
翻って我が一億三千万日本民族のそれについての総体的な関心の低さには、改めて嘆息するしかない。 そのノリは、あたかも、”ダッテー、アベッチもーフクイチはアンダーコントロールでー、問題ないっていってるしー、まわりを見ても別に何かが起こってるって感じじゃないじゃん”っていう感じでしょうか。 同じボランティアでも、来年のオリンピックにボランティアで参加するどころの事態ではないというのに…。
以前にも政府による情報操作に関してはここ、阿修羅掲示板のような場末のネット掲示板(管理人さんシュミマシエン)にまで及んでおり(フクイチの地中で起こっているいる可能性の一つや来たるべき日本や世界の終末を情報操作によって煙に巻こうとする愚か者たち)、忖度マスコミ・学界・企業群まで取り込んだ、これほど悪質な犯罪行為は将来、断罪されるべきであろう。
そして第三番目の心配時は、まさかそこにまでアベ忖度がって言うくらいの仰天レベル、EPA米国環境保護庁は、飲用に際し7400ベクレルまでは安全であるという判断基準。
とてもではないがそのような高いレベルの汚染された水など、口にしたくもないし、にもあるが、空中や水中で〜ベクレルといっても、そこに生息する生物の体内では控えめに見積もっても、その値の数百〜千倍の濃縮があるのは常識である。 政府関連組織の見立てでは7400ベクレル以下であるからそこで捕れた海中生物も安全であるといった話は全く持って論理的ではない。
それと関連して同じくローレンス島の住人が言及している”「ここで獲れる海洋哺乳類についても同様の調査がなされるべきだろう。」”についても、フクイチ以前と以後で明らかな違いがみられるのが、海洋哺乳類や魚介類の大量死であり、それ以後は、世界各国でそういった現象が数多く報告されている。
一部の研究ではそれが海水の温暖化によるものと考えられるとしているが、そうでないのではなかろうか。 近年の太陽黒点の減少傾向の継続や、2012年以降、体積も面積も増え続けている極洋部の氷を見てもそれが原因であると考察されづらいのでは?
間違いなくフクイチは人類全体が憂慮しなければいけない問題なのだ。
フクイチは世界事象
≪放射能フリー空間の地球が発狂:画像多数≫大自然のしっぺ返しが全生物個体と環境に対して始まり、本当の終末が近づいている!
2016年9月10月11月の地球の大量死の記録 : 報道ベースに関してのほぼ完全版
原子力エンジニア: 福島は“世界史上最悪の産業上の大惨事… 想像出来る限りの地獄… 机上で論理破綻を見抜けなかったツケ
世界の放射能汚染図を見ながら、一人のブロガーとして6年間を振り返る。追記アリ(追加)《抜粋》 と さらなる闇と終わり
引用部以外はオリジナル
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