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出所:三菱マテリアル株式会社 金価格チヤート(1年)
[2437]金(きん)の値段が、激しく値上がり、高騰している。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2019-08-17 19:42:26
http://snsi.jp/bbs/page/1/
金(きん)の値段が、激しく上がっている。 NYでの 16日(金)の終値は、1オンス=1531ドル だった。
1オンスは、31.1035グラムだ。だから、これで割って、それに今のドル円の為替 106.35円を掛ける、と 5,235円だ。これは、1グラムでの、 日本国内の値段(中値、ミドル、卸しの値)だ。
小売りは、これに400円(8%の消費税と手数料)を足すので、5,700円ぐらいだ。 田中貴金属でも、これぐらいの値段のはずだ。 小売りで、史上最高値と、騒いでいるはずだ。
いよいよ、金(きん)が、最後の、個人資産の 守り道になってきた。 まだ、金を買っていない人は、こっれが、最後の金の買場(かいば)だと、思い知るべきだ。 私、副島隆彦が、この20年間、ずっと、「今こそ、金を買いなさい」と、言い続けてきた。
あと、1回、アメリカ政府が、今や、ボロ雑巾(ぞうきん)のようになりつつあり、米ドルの紙幣(紙切れ)を守るために、もう一度、金を、策略で、下落させるだろう。 ”金殺し” だ。 だが、その時が、最後の買場だ。
小売りで、5200円台まで、下がるか、私にも分からない。だが、そこら辺りが、金の最後の買い時だ。 これ以上は、私は、教えない。
この金(きん)に地金(じがね)の高騰は 6月の頭(初め)から、始まっていた。 トランプ大統領が、 ガーガーせっついて、FRBのパウエル議長を、虐(いじ)めて、金利(政策金利、FFレート)を下げろ、と脅(おど)すものだから。
FRB( Fed フェドともいう)が、利下げをする、する、で、ようやく7月31日に、パウエルが、泣きそうな顔で、0.25% 政策金利(短期金利)を下げた。 そうしたら、市場は、「それではダメだ」と、おねだりをして、333ドル(最大時478ドル)下げた。
そして、8月14日には、NYの株価は、さらに 800ドル下げた。その間に、金(きん)の値段が、スルスルと上昇した。
うしろに新聞記事を載せるが、中国が 米国債を、売り始めた。ただし、ジワジワとだ。そして、中国は、政府も、民間も、そろり、そろりと、金(きん)を、 米国債を売った資金で、金(きん)を買っている。
中国が売ったその 米国債を、 日本政府が、“裏金(うらがね)”で、また、買わされている。それで、うしろの日経の記事のとおり、「 米国債保有で日本が2年ぶり首位 6月、中国を抜き返す 」なのだ。あとで、じっくり読みなさい。 日本が、無理やり買わされている
米国債は、この記事にある、 1.1兆ドル(120兆円。ほとんどは、書き以下準備高として、公表されている) などという、 こんな、チッポケな金額ではない。この10倍ある。いや、20倍在る。
ということは、中国も、丁度、同じだけ米国債を持っている。いや、日本の倍は、持っている。世界中の華僑たち(中国人だが、外国籍の人たち)が持っているものもある。
金(きん)の値段は、現物の値段は、イギリスのロンドンLME(エル・エム・エー・ロンドン・メタル・エクスチェインジ)で決まる。このLMEは、かつての “ロスチャイルド家の黄金の間” そのものだ。この ロンドンLMEと、5年前から、組んでいるのが、上海黄金(おうごん)取引所だ。このふたつの貴金属市場 が、金(きん)の 現物市場 での、値段を決めている。 実際に扱う、金の量も、実態を伴って、ものすごい量だ。
アメリカのシカゴと、NYが、インチキで、握っている、金(きん)の、先物市場(さきものしじょう、フューチャー・マーケット future market )での、値決めを、もうすぐ、近いうちに、吹き飛ばすだろう。
現在は、まだ、CME (シー・エム・イー。シカゴ・マーカンタイル取引所。名誉会長のレオ・メラメッドは、まだ、生きているか。死んでいないか?) が、先物市場で、金の価格の値段の決定権、価格の支配を、ずっと、握ってきた。これが崩れつつある。
イギリスと組んだ中国が、現物市場から、巻き返して、NYのNYMEX(ナイメックス) と COMEX(コメックス)から、金の、価格決定権、管理権、を奪い取るつもりで、動いてきて、もうすぐ、それが実現する。 このNYのナイメックス と コメックスの金属、エネルギーの先物市場も、両方とも シカゴのCMEが、資本 を握っている。
もう一度ぐらい、悪足掻(わるあが)きで、ゴールドマン・サックス と FRB(Fed ) 自身 が、スパイダー・ゴールド・シェア を使って、レバレッジ(投資倍率)を、それこそ、300倍ぐらい掛けて、“金殺(きんごろ)し” を やるだろう。
そして、もう一度、1400ドル台まで、金価格を たたき落として、暴落させる。だが、それで、終わりだ。もう、それ以上の、これまで、ずっとやって来た、人工的な作為的な、金殺しの相場操縦(そうばそうじゅう) は、出来ない。アメリカの力は、弱っている。
だから、次の買い場は、その時だ。これまで、副島隆彦の書くことを信じないで、「ホントかなあ〜」と金を買わないで、ずっと、株や為替や債券で、投資(投機)をしてきた人たちも、今度こそ、金の 、最後の買い場だ、と慌てなさい。 もう、あとはないよ。
今、金(きん) の高値は、 1オンス(31.1グラム)で、Tオンス(31.1グラム)=1531ドルまで来た。小売りで、1グラム=5700円だ。 6月おわりの、 1250ドル から、急激な上げ相場に転じた。
これから、2019年の 年末に掛けて、乱高下したあと、さらに、1グラム=1700ドル台 までゆくだろう。 ドル円の為替も、100円ちょっとぐらいまで、円高=ドル安で、動くだろうが、今の 106円で、計算すると、 「 1700ドル ÷(割る) 31.1 × 掛ける) 106円 」で、5800円だ。こんなものだろう。
1オンス=2000ドルにまで行くと(前回の史上最高値が、1930ドルぐらいだった)、1グラム=6800円だ。これに、小売りは、400円( あるいは500円か?) 足すので、7200円だ。 T万円まで、は、もう少し先だ。だが、そうおう時代が来る。
いよいよ、中国がイギリスと組んで、アメリカの金融の支配支配力を、突き崩して行く。ドルの紙切れ化(1ドル100円割れ。80円、60円、40円 そして、20円、10円 になるだろう) への、道を、突き進んで行く。 私、副島隆彦が、20年間掛けて、主張し続け、切り開いて来た、この 大きな道、未来予測 を、もう、無視したり、唾棄したり、足蹴にするものはいない。 お前たちの負けだ。
世界金融、経済体制 (今の、ブレトンウッズ体制。金ドル体制 )の 動揺から、次の 世界体制 へ の 道標(みちしるべ、どうひょう)を 誰も、もう邪魔することは出来ない。 だから、トランプ以下、アメリカの白人上層部(支配層)と、下層の白人労働者階級までが、「今こそ、中国を叩きのめせ。そうしないと、アメリカの覇権(はけん、ヘジェモニー hegemony )が、終わる」と、発狂状態になっている。
どうやって、中国と、本当の戦争(warfare ウォーフェア)を始めるのだ?)-今日は、「アメリカの発狂状態」の話は書かない。 このアメリカの右翼の保守派の白人たちの、発狂 が、香港に飛び火して、香港の若者たちのヒステリー症状を引き起こしている。
それが、台湾にも、伝染、感染するように仕組んでいる。そして、日本の安倍政権が、7月1日から始めた、韓国叩き、「韓国、でけえ つら(顔)を、するんじゃねー」、「韓国、死ねー!」 の異常なヒステリー を、計画的に引き起こした。
トランプが、大阪G20 のあと、日本を離れて、翌日、金正恩に板門店に会いに行く、前に、「日本は、やります。そうしないと、サムスンから、半導体の最高技術が、北朝鮮や、中国に移転しますから」と、通報し、承認をもらった。 短慮の 経産省の連中の、安倍晋三への、お追従の、愚劣な政策だ。
それでも、地球は回転(レヴォルヴ)する。世界は変って行く。
金(きん)が、上がりだした。 いよいよ、これからだ。 日本の 金融や経済の 専門家、評論家たち全員も、 私、副島隆彦の 近(きん)未来予測を 無視して、自分の 頭(思考)を作ることはできない。
自分の資産を何とか守りたい、と、必死になっている人たちは、今度こそ、私の未来予言に、真剣に、耳を傾けなさい。 私に、今頃になって、泣きついてきて、 「 先生。どうも、もう、日本の金融市場は、おかしいです。大変なことになっているようです。このままでは、済まないです」と、血相を変えていても、何の対策にもならない。副島隆彦の真の読者たちだったら、今こそ、冷静沈着に、着々と、行動して下さい。
(以下、略)
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