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それは、演説内容が共産主義革命とはほど遠く、まるで浅沼社会党や土井社会党のような演説内容だからである。
その意味するところは、共産という党名と赤旗という機関紙名を捨ててくれ、そうでないと暴力革命と粛清が連想されて、日本共産党だけは違うと言われても、その看板を掲げている以上は信用できないという事で、一般社会の通念から言えば当然の受け止め方である。
無党派層六割というのは、やはり、細川が文藝春秋だかに寄稿した社会民主連合宣言だかを思い出すが、今で言えば立憲国民共産新選宣言という野党の名前を羅列した宣言だが、それも小沢新生党が自民党を割るという画期的な事があってこその日本新党ブームだが、あの頃以上に自民党がワルになり馬鹿になっていて、カウンターの民主党はトロイの木馬に分裂させられてしまっていて馬鹿を引き摺り降ろせる状況になく、出戻り石破も自民党を割る度胸はなく、当時以上に有権者が無党派層になるのも当然である。
コンビニみたいにセブンとファミマとローソンで寡占状態なら野党新党を作っても無駄だが、既存政党の支持率合計が四割では寡占とは言わず、無党派新党に政権交代してくれという悲痛な叫びが聞こえないようなら野党は政治家をやめるべきである。
そして、一番責任が重いのは立憲でも国民でもなく共産で、鰻の落語みたいに演説では蒲焼きのいい匂いをさせて歯切れよく自公を批判し、さぞやいい受け皿を用意してくれていると思いきや、人間を蒲焼きにする可能性を秘めた共産主義はいかがっすかー、ほっかほかですよー、さーいらっしゃい、百年前の恐ろしさですとやる訳だから、期待させといてラブホの前で帰っちゃうとか、ストリッパーが上着だけ脱いで楽屋に引っ込んじゃうみたいな裏切り方と言うか、鳥貴族のレジに怖いおにーさんがいてお会計はお気持ちだけで構いませんと財布置いてけみたいな顔で凄んでるみたいな不気味さと言うか、行きはよいよい帰りはギロチンみたいな感じで、とにかく支持させない気満々の看板を下げない訳である。
無党派層六割と言うのは、紛れもなく野党支持者で、本当だったら入れ食い状態なのにマーケティングもイノベーションも中途半端で、客が買いたがっているのに、買いたくないものばかり売ろうとしている訳で、それでも商人かー、洗濯屋ケンちゃん買いたい客がビニ本やヘアー写真集で満足する訳ないやろー、そのうんこみたいな党名とゲロみたいな機関紙名だけやめてくれ、ソフト路線なんかいいから、それだけやってくれたら大人買いでも爆買いでもサラ金でお金下ろしてきてでも買うと言ってるのだから、客のささやかな望みを叶えて、自分の時代錯誤な拘りを捨てて、いきなりトップに躍り出る事である。
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