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シリアにあるロシア軍基地に対する武装集団からの攻撃で停戦が終わる可能性(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/771.html
投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 8 月 09 日 10:18:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

シリアにあるロシア軍基地に対する武装集団からの攻撃で停戦が終わる可能性
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201908070001/
2019.08.08 櫻井ジャーナル


 シリアの地中海側、ラタキアにあるロシア軍のフメイミム空軍基地をアル・カイダ系武装グループが非武装地帯からロケット弾で攻撃、基地には届かなかったものの、周辺の住宅に被害が出たようだ。こうした武装勢力は戦闘を漸減させるために設定された地域から撤退しないと宣言、それに対して政府軍とロシア軍は停戦合意に違反する行為が続くなら攻撃を再開するとしている。

 現在、シリア政府軍と戦っている部隊は当初、統一されていた。アメリカ、サウジアラビア、イスラエルの3国同盟、イギリスとフランスのサイクス・ピコ協定コンビ、アメリカ、イギリス、フランスと軍事的に結びついているカタール、オスマン帝国の復活を妄想していたトルコなどがシリア侵略に参加、サラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)を中心とする戦闘員が傭兵として投入されてきた。

 2011年3月に侵略を始めてから傭兵部隊はアメリカ/NATOの偵察衛星や哨戒機からの情報で政府軍の動きを把握、そうした情報を持たない政府軍を劣勢に立っていた。そうした情況を撃劇に変化させたのが2015年9月のロシア軍介入。シリア政府の要請に基づくものだ。戦闘の過程でロシア軍の強さを明らかにすることにもなった。

 その結果、ダーイッシュ(IS、ISIS、ISIL、イスラム国などとも表記)の支配地域は急速に縮小、その過程でトルコはロシアへ接近する。カタールも侵略勢力と一線を画している。

 現在、傭兵部隊がいるのはシリア西部のイドリブ、シリアのダマスカスとイラクのバグダッドを結ぶ幹線の途中にある要衝のアル・タンフ。ここにはアメリカ軍が基地を勝手に建設、イギリス軍の特殊部隊も駐留し、傭兵の訓練も行われていると伝えられている。

 ロシア軍が介入するまでダーイッシュ(IS、ISIS、ISIL、イスラム国などとも表記)が支配していたユーフラテス川の北側の地域はアメリカ軍がクルド軍を使って占領している。トルコがアメリカから離れた最大の理由は戦争が長引いてトルコ経済が苦境に陥ったことにあるが、アメリカがクルドと手を組んだことも理由のひとつだ。アメリカ軍はデリゾールいを含むユーフラテス川沿いの地帯を死守する姿勢を見せているが、その理由は油田にある。

 侵略勢力とは傭兵の雇い主でもあり、雇い主の分裂は傭兵部隊の分裂につながった。イドリブにはトルコとの関係の強い戦闘集団がいるのだが、撤退する様子は見せていない。クルド軍との戦闘を想定しているのかもしれないが、情況によってはイドリブに対する本格的な攻撃が始まるかもしれない。

 一方、クルド側にもシリア政府との話し合いを進めている勢力もあると言われ、イラクと同じようにクルドがシリア政府軍と手を組む可能性もある。




 

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コメント
1. 赤かぶ[24828] kNSCqYLU 2019年8月09日 10:19:19 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[14894] 報告


2. 2019年8月09日 12:26:27 : hqm9Ejz6U6 : YzB0T0lrWWJzeVE=[106] 報告
アメリカはこの地域の原油はほとんど輸入していない。しかし中東にはアメリカの死活的利益がかかっている。

この地域の原油がドル以外の通貨で取引され産出国が自由にどこの国にも売買できるようになれば、ドルの信頼は大きく揺らぐ。膨大な対外赤字を抱えるドルを持っている必要はなくなる。ついでに言えば売ることもできない米国債を持っているメリットはほとんどなくなる。

イラクのフセインがリビアのカダフィがなぜ殺されたか。エジプトのアサドはなぜ用済みにされたのか、考えてみればわかることだ。

3. 2019年8月09日 18:36:11 : x7Gfk2o2Hc : WEx0N0FFeWdibjY=[5] 報告
どっちにしたってアサド家の大統領世襲を脱して、民主的な選挙で政権交代できるように
ならないと一時的に収まっても、しばらくしたらまた火をふくだろう。
4. 2019年8月09日 19:00:44 : ZRH8q0wbnY : b1VRZ3pqNmk0Wkk=[424] 報告
仲間割れ 百も承知か 黒幕は
5. 2019年8月11日 02:09:11 : OQu6UvjDjI : SkFIaVFYMjdQcGs=[5] 報告
あれ、まだやってるのか?
つうか、トルコはいい加減シリアから手を引けよ。
反政府軍やテロリストに協力する意味はなんだ?いまだにわからない。
欧米と同じで油田を取ろうとか、どうせそんなドロボウ根性なんだろうけどさw
オスマントルコの復活?
妄想もたいがいにせいwww
6. 2019年8月12日 06:47:29 : bWrccIYFKU : LzBDdlh0OFVuZG8=[3] 報告
ユーラシアー欧州ーアフリカ経済圏を分断するために、米政府CIAーイスラエルー英諜報機関はかねてよりバルト海から中東ペルシャ湾周辺地域で分断するテロを育成し、内乱を引き起こしてきた。
 エストニアーポーランドーウクライナーアルバニアーギリシャートルコ、南オセチアーシリアーイランーアフガニスタンはその標的でそれぞれに経済混乱に陥れたり、反政府勢力を育成し、テロの資金援助や軍事訓練を行っている。幹部の子弟を米国留学させCIA工作員がリクルートして帰国させている。
 シリアに傀儡政権を作るためにイラクの残党を米英が再訓練しISISなどと名乗らせてシリアに送り込んだ。英諜報とイスラエルが後方支援していたがロシア軍に歯が立たずに終わっている。もともと、米イスラエル諜報機関が育成していたISISなどはイスラム教徒からすればコーランの教えに反するテロ集団なので中東諸国からは相手にされていない。当然、停戦協定など国際会議に出る資格もない。
 現在アル・タンフにアメリカ軍が基地を勝手に建設し、イギリス軍の特殊部隊も駐留し、テロ傭兵の訓練を行って再起を図っている。
 米はトルコで軍事クーデターに失敗し関係が悪化している。
7. 2019年8月12日 22:20:52 : P4AiXqYElU : alVqMTJnRDFXQ00=[1] 報告
>>3
そうしたゴタクはリビアで民主的な選挙が実現してからほざけ
どアホが

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