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日本は敗北の「定例化」を願うのか
―朝鮮中央通信社論評―
日本の軍事的海外進出が日増しに拡大されている。
「自衛隊」の頻繁な軍事活動でアジア太平洋地域は実に静かな日がないほどである。
この4月末、水陸機動団まで乗せて出航した海上「自衛隊」の最大級艦船いずもは5月初め、中国南海などで米国を含む3カ国の海軍と共同訓練を行い、中旬にはまた、フランス、オーストラリア、米国とインド洋で軍事演習を行った。
それにも満足せず日本は、太平洋上で米国とまたもや、共同軍事訓練を行おうとしている。このために米原子力空母ロナルド・レーガン打撃集団が5月22日、横須賀基地を発った。
日本の軍事作戦範囲は決して、地域にのみとどまるのではない。
先日、日本政府は国連平和維持活動(PKO)の美名の下で南スーダン駐屯「自衛隊」の派遣期間を1年もっと延長することを決定した。
4月には、「安全保障関連法」を口実にしてエジプトのシナイ半島に多国籍軍および監視団の一員として「自衛隊」の人員を派遣することによって国連がまとめる平和維持活動だけでなく、米国主導の多国籍軍事活動に武力を派遣できる名分と前例を全て確保した。
全世界を相手にする日本の軍事的行為は、「専守防衛」を根幹とする自国憲法と戦犯国、敗戦国としての日本の地位を規制した各国際協約に対する乱暴な違反で、「自衛隊」の海外進出を「定例化」し、ひいては海外膨張の野望をなんとしても実現しようとする日本反動層の危険きわまりない侵略政策のあらわれである。
日本の反動層は各種の名目の下で繰り広げられる「自衛隊」の慢性的な海外進出を通じて国際社会の警戒と懸念を緩め、しまいには海外派兵その自体を日常茶飯事と見なすようにして戦争国家、侵略武力の復活を容易にしようと謀っている。
5月30日付の南朝鮮紙「ハンギョレ」は、日本が過去の軍国主義侵略に対する反省もまともにしなかったまま軍事的役割を拡大しようとすることに強い懸念を表し、次のように報じた。
「日本の軍事大国化は中国浮上をけん制しようとする米国の戦略的意図とぴったり合いながら力を受けている状況である。しかし、これは中国の追加的な軍事力増強を招き、韓国の世論にも軍備増強の圧力を高めて北東アジアの軍備競争をあおり立てる可能性が高い。日本は『戦争可能の通常国家』になる前に過去侵略に対する骨を削る反省と謝罪を先にすべきである」
20世紀に日帝の軍靴に蹂躙されたアジア諸国の人民をはじめ国際社会は決して、「自衛隊」の無制限な海外進出を傍観しないであろう。
日本は、自分らの無謀な海外膨張の野望が恥ずべき第2の敗北の日を招きかねないということを熟考すべきである。
日本は、本当に敗北の「定例化」を願うのか。
[2019-06-07]
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