http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/365.html
Tweet |
石油の取り引きで米政府に従っていないインドがロシアからS-400を購入
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201810140000/
2018.10.15 櫻井ジャーナル
インドのナレンドラ・モディ首相はアメリカやイスラエルと親密な関係を築いてきたと見られているが、そのインド政府がロシアから防空システムS-400を購入する。5システムを54億ドルで買う契約だという。受け渡しは2020年のようだ。
この契約をアメリカ政府は反対していたが、それを押し切っての取り引き。ソ連時代、インドはソ連と緊密な関係にあったが、その関係が復活しつつあるのかもしれない。
中国とは今でも対立関係にあるようだが、インドも中国もBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)に含まれ、協力関係にもある。インドの立場は微妙で、S-400の技術がアメリカ側へ流れることも否定できない。
S-400が実戦配備されたのは2007年。シリア軍が供給され、イスラエル政府が反発しているS-300の最初のタイプは1978年から使われている。イスラエル軍はアメリカからF-35の追加供給を受けてS-300を破壊するとしているが、S-400はF-35を撃墜できるとされている。
F-35の空中戦能力がF-16より劣ることは確認されているが、ステルス性能も宣伝されているほどではないとする情報がある。すでにF-35はシリアを攻撃するために使われたことがあるのだが、その際に1967年から実戦配備されている旧式のS-200に損傷を受けた疑いがあるのだ。
S-300の場合、イスラエル軍はギリシャ軍から提供を受け、アメリカ軍はベラルーシ経由で部品を入手して弱点を研究済みだと言われているが、それは1999年に導入されたS-300 PMU-1。シリア軍が受け取ったシステムはそれを改良したS-300 PMU-2だと言われているので、その弱点も修正されている可能性が高い。
F-35は先月(2018年9月)、アメリカのサウスカロライナ州で墜落した影響で今は飛行できない状況にある。イスラエル軍も飛ばしていない。事故の原因を調べているというが、何らかの改良をしているかもしれない。
調査終了後にF-35は飛行を再開、イスラエル軍はシリア攻撃に使うのだろうが、シリアの防空部隊司令部はロシアから自動化されたコントロール・システムを受け取り、攻撃してきた敵の航空機は衛星ナビゲーション、搭載されたレーダー、通信システムをECM(電子対抗手段)でジャミングされるともされている。もしF-35がS-300に撃墜されてしまうと、この高額戦闘機はそのまま表舞台から去ることになりかねない。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。