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シリア内戦で3か国(土露イ)首脳会議 アサド政権の総攻撃めぐり議論/nhk
2018年9月7日 21時36分シリア内戦
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180907/k10011617631000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_018
内戦が続くシリアをめぐり、ロシアとイラン、それにトルコの3か国による首脳会議が7日、イランの首都テヘランで始まり、ロウハニ大統領は反政府勢力に対して近く総攻撃する必要性を強調しました。これに対しトルコは総攻撃に反対の立場で、協議の行方が注目されます。
シリアの内戦では、優位に立つアサド政権が反政府勢力の最後の主要な拠点の北西部イドリブ県とその周辺を近く総攻撃するとの見方が強まっています。
こうした中、アサド政権の後ろ盾のロシアのプーチン大統領とイランのロウハニ大統領、それに反政府勢力を支援するトルコのエルドアン大統領は、7日、イランの首都テヘランに集まり、先ほどから首脳会議が始まっています。
会議の冒頭、ロウハニ大統領は「イドリブ県での戦闘は、シリアに安定を取り戻すために欠かせない任務だ」と述べ、総攻撃を行う必要性を強調しました。
これに対しトルコのエルドアン大統領は「総攻撃が行われれば、破滅的な結果を招く」と述べ、強く反対しました。
ロシア軍は今月4日、イドリブ県を空爆するなど、ロシアとイランはアサド政権を軍事面でも支援する姿勢を鮮明にしています。
総攻撃が行われれば、市民を巻き込んで多くの死傷者が出ることが懸念されていて、アメリカなどが強く反対しているほか、国連も戦闘の回避に向けた外交交渉に期待を示していて、協議の行方が注目されます。
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