http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/241.html
Tweet |
イスラエルから武器が流れているウクライナで影響力を強めているネオ・ナチ
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201807090000/
2018.07.10 櫻井ジャーナル
ウクライナでは2014年2月のクーデタ以来、ネオ・ナチの影響力は減少するどころか強まっている。中でも名の知られているアゾフの元へは昨年(2017年)11月にアメリカの視察団が訪れ、兵站や関係強化について話し合ったと伝えられている。このネオ・ナチ集団はシオニストの富豪で、ウクライナ、イスラエル、キプロスの三重国籍のイゴール・コロモイスキーがパトロンだったことで知られている。イスラエルから武器が供給されていることをアゾフ側も隠していない。
Азов-урок | Відеоогляд штурмової гвинтівки "Форт-221", пістолет-кулемета "Форт-224".
クルミアの制圧に失敗したクーデター政権は東部のドンバス(ドネツクやルガンスク)と南部のオデッサを押さえようとする。そうした中、CIA長官だったジョン・ブレナンが2014年4月12日にキエフを秘密訪問、22日にはジョー・バイデン副大統領もキエフを訪れた。それにタイミングを合わせるようにしてクーデター政権の閣僚はオデッサの工作について話し合っている。その会議にコロモイスキーも参加していた。参加者のひとり、アンドレイ・パルビーは数日後に数十着の防弾チョッキをオデッサのネオ・ナチの下へ運んだ。そして5月2日、オデッサで反クーデター派の住民がネオ・ナチのグループに虐殺されている。
その翌年、2015年5月30日にオデッサの知事に就任したミハイル・サーカシビリは2008年1月から13年11月までジョージアの大統領を務めている。大統領に就任して7カ月後の8月7日にサーカシビリは南オセチアを奇襲攻撃する。南オセチアを支配していた分離独立派に対して対話を訴えてから約8時間後のことだ。
奇襲したジョージア軍はロシア軍の反撃で惨敗する。その結果を見て無謀だったという人もいたが、ジョージア側からすると、十分に準備して行った攻撃だった。2001年からイスラエルから武器/兵器の供給を受け、軍事訓練も受けていた。
ジョージア軍を訓練していたのはイスラエル軍のガル・ヒルシュ准将(予備役)が経営する「防衛の盾」で、予備役の将校2名の指揮下、数百名の元兵士が教官としてグルジアに入っていた。しかも、イスラエル軍の機密文書が使われていたとする証言もある。軍事訓練の責任者はヒルシュのほか、やはりイスラエルの退役将軍であるイースラエル・ジブで、両者とも2006年のレバノン侵攻に参加している。イスラエルから供給された装備には無人飛行機、暗視装置、防空システム、砲弾、ロケット、電子システムなどが含まれていた。
当時、ジョージア政府にはヘブライ語を流暢に話す閣僚がふたりいた。ひとりは奇襲攻撃の責任者とも言える国防大臣のダビト・ケゼラシビリであり、もうひとりは南オセチア問題で交渉を担当しているテムル・ヤコバシビリだ。
ジョージアのパンキシ渓谷はチェチェンの反ロシア勢力が拠点として使っている場所。CIAは戦闘員を育成、ロシアに揺さぶりをかける重要な国だった。チェチェンでの活動だけでなく、そこからシリアへ戦闘員が派遣されていたとも言われている。ジョージア軍による奇襲攻撃は対ロシア戦争の予行演習で、その演習が大失敗に終わったという見方もできる。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。