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モスルIS解放から1年 復興遠く〜モスル近郊にはいまも避難民キャンプが点在し、120万人近くが避難生活/nhk
2018年7月10日 17時55分IS・テロ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180710/k10011526881000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_002
過激派組織IS=イスラミックステートのイラク最大の拠点だったモスルが解放されてから10日で1年がたちました。ISとの戦闘で多くの建物が破壊されたほか水道や電気も復旧していないことから、1年たっても故郷に戻れない国内避難民も多く復興が大きな課題となっています。
イラク第2の都市モスルは、4年前、過激派組織ISに制圧され、最大の拠点となりましたが、イラク軍がアメリカ主導の有志連合の支援も受けておととし10月に奪還作戦を開始し、去年7月10日にイラク政府が公式に勝利を宣言しました。
しかしISの3年にわたる支配と激しい戦闘の結果、特にISが最後まで抵抗したモスル西部の旧市街はがれきで覆われ、復興はほとんど進んでいません。
モスル近郊にはいまも避難民キャンプが点在し、IOM=国際移住機関によりますと、ことし5月末の時点でモスルのあるニナワ県から出たおよそ260万人の国内避難民のうち120万人近くが避難生活を続けているということです。
帰還できない理由としては自宅が破壊され、電気や水道なども復旧していないことや、周りに不発弾などが残っているおそれがあるほか、国際的な医療NGOは医療体制が崩れ、以前の3割程度しかない状況だと指摘しています。
イラク政府はモスルを含めISによって荒廃した地域の復興には、10兆円近い資金が必要だとして国際社会に支援を求めており、イラクでは復興が大きな課題となっています。
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