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2023年6月7日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/255090
難民申請が不認定になったアフリカ系男性(40)が強制送還される際の動画を、男性の代理人の大橋毅弁護士が、公表した。出入国在留管理庁(入管庁)の職員らが腕をねじるなどして男性が悲鳴を上げる状況などが映っている。(池尾伸一)
◆男性の口から泡…入管庁が撮影し裁判に提出
男性は2019年12月、茨城県・牛久の入管施設に収容中、難民不認定の異議申し立てが却下され、成田空港に送られた。
5日に公表された映像には、空港の待機室で職員が手錠のかけられた男性の両腕を後方にねじ上げた場面のほか、床にあおむけに寝かせられた男性の太ももの上に職員が座り体重をかけ、男性が悲鳴を上げる場面もあった。押さえ続けられた男性が口から泡を吹く様子も写っていた。男性はその後、飛行機に乗せられたが、声を上げたため機長の判断で降ろされたという。
男性は違法な強制送還だったなどとして21年2月、入管庁を相手に国家賠償訴訟を起こした。東京地裁は22年12月、男性の訴えを一部認めたものの、手荒い扱いは暴力行為と認定せず、男性は控訴している。映像は入管庁が撮影し、この裁判の証拠として地裁に提出した。
◆男性の弁護士「手荒な送還が日常化するおそれ」
審議中の入管難民法改正案では難民申請3回目以降の人は強制送還対象となり成立後は強制送還が増えるとみられる。大橋氏は「この男性の例のような手荒な送還が日常化するおそれがある」と懸念を表明した。入管庁は「訴訟中の案件なので何も申し上げられない」としている。
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